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【脱失敗】ペットの流動食・おすすめ14選をペット栄養士が比較!

 

飼い主Aさん
うちの子が寝たきりになっちゃう可能性があるんだ。

流動食について調べておきたいんだけど、どんなふうに選べばいいんだろう?

 

最近ではペットの高齢化もあり、「流動食」を必要とするペットが増えています。

ということで今回は「犬と猫の流動食のおすすめ」を、以下の3つの状態別に紹介していきたいと思います。(犬も猫もあわせて紹介しています)

  1. 介護・術後・食欲不振のとき
  2. 腎臓ケアが必要なとき
  3. おなかのケアが必要なとき

 

流動食のタイプ

ひとくちに流動食といっても「液体タイプ」と「ペーストタイプ」があります。

ざっくりいうと以下のような感じです。

液体タイプ 

さらさらの状態。細いカテーテル(管)も通せる。

ペーストタイプ 

レバーペーストのイメージ。太いカテーテルや注射器(シリンジ)を通したり、スプーンであげられる。

 

もう少し詳しく解説してみます。

 

液体のメリット

液体の最大のメリットは細いカテーテルも通せるということです。

カテーテルとは注射器につける管のことで、点滴の管といった方が分かりやすいでしょうか。

カテーテルを通せる流動食であれば、どんな状態でも栄養補給ができます

 

また「食べ物を食べなくないけど水は飲める」という状態の場合、液体タイプを飲み水にたらして栄養補給をすることもできます。

 

ペーストのメリット

ペーストタイプは太いカテーテルなら通りますが、細いカテーテルだと通らないことがあります。

注射器(シリンジ)は通せることがほとんどです。(あるいは水を混ぜる、ミキサーを使うなどもあり)

またある程度の固形性があるため、指やスプーンですくって口の中に運べるのもメリットです。

 

またペーストタイプは、床にこぼれたときも処理しやすい、口のまわりが汚れにくいなどのメリットもあります。

 

飼い主Aさん
なるほど。まずは「液体」か「ペースト」かを選ぶのね。

その後、具体的な製品を選んでいけばいいんだね!

 

では具体的なおすすめの製品を紹介していきます。

  1. 介護・術後・食欲不振のとき
  2. 腎臓ケアをしたいとき
  3. おなかのケアをしたいとき

 

介護、術後、食欲不振のときのおすすめ流動食

介護が必要なシニアペット、手術後、食欲不振の際には「高カロリー・高栄養」が必要です。

生きていくために必要なエネルギーがいつもより必要になるからです。

高カロリー・高栄養の流動食は、現在たくさんの種類が発売されています。

 

※カテゴリーの最後にまとめ表も作っているので、そちらから見ていただいてもOKです!

 

液体タイプ

クリティカルリキッド

104kcal/100ml

 

1つ目はロイヤルカナンから発売されているクリティカルリキッドです。

犬猫兼用の液体流動食です。

記事内の液体の製品の中で、最もカロリーが高く、栄養補給に最適です。(粉末を溶くタイプを除く)

クリティカルリキッドは楽に強制給餌ができるよう、注射器から直接吸い取りができるキャップが付属されています。

 

 

開封後は48時間での使い切り、冷蔵保存が必要です。

その分やや割高ですが、利便性は液体タイプの中で最も高いです。

 

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ビオベテリナリー

犬用ビオベテリナリー 51.5kcal/100ml
猫用ビオベテリナリー 40kcal/100ml

 

ビオベテリナリーはの液体流動食で、犬用と猫用が分かれています。

使い切りできる30mlのパウチタイプのため、保存性が高く、使い切りもしやすいです。

カテーテルでの給与もできますが、そんなにカロリーは高くありません。

どちらかというと、飲ませることで食べるきっかけをつくるような意味が強い製品といえます。

嗜好性は高いので、液体を舐められる状態の犬猫に使うのもおすすめです。

 

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カロリーエースプラス

90kcal/100g

 

カロリーエースプラスはデビフペット株式会社から発売されている液体の流動食です。

犬用と猫用があります。

サイズとカロリー、どちらを比較しても「クリティカルリキッドとビオベテリナリーの中間」の位置づけになります。

価格も割安なので、少し失敗しても痛手は少ないです。

初めての流動食選びで迷いがある方は、カロリーエースプラスが使いやすいといえます。

 

 

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チューブダイエット・ハイカロリー

495kcal/100g(※水に溶く前の粉末の状態)

 

チューブダイエット・ハイカロリーは森乳サンワールドから発売されています。

犬猫兼用です。

チューブダイエットハイカロリーは粉末状で、ぬるま湯に溶いて流動状にする製品です。

なので水の量によってカロリーの濃度をある程度調整できます

また水の量で「ゆるめ」から「かため」まで固さを調整できるのが特徴です。

 

 

20gの個包装になっているので、保存もしやすいです。

 

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ワンちゃんの介護食

363kcal/100g(※水に溶く前の粉末の状態)

 

ワンちゃんの介護食も森乳サンワールドから発売されている粉末タイプです。

ぬるま湯に溶く手間はかかりますが、溶くお湯の量によってカロリーの濃度を変更できます

またある程度の固さの調節もできます。

 

上記のチューブダイエット・ハイカロリーよりもカロリーが低いので、そこまで痩せていない犬猫で使うのがおススメです。

 

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わんわんカロリー

40kcal/100g

 

わんわんカロリーはアース・ペット株式会社から発売されている、液体状の流動食です。

犬用のみです。

25gの個包装になっているため、使いやすさが高いです。

ただカロリーは低いので、どちらかというとおやつ的な使い方になります。

コーンスープ風味というものめずらしさから、食欲のきっかけづくりを可能性があります。

食欲がちょっと落ちている」「フードを食べる量にむらがあるので、たまにカロリー補給をしたい」といった時におすすめです。

 

 

では次に、ペーストタイプを紹介していきます。

 

ペーストタイプ

退院サポート

120kcal/100g

 

退院サポートはロイヤルカナンから発売されている、ペースト状の流動食です。

犬猫兼用です。

 

ペーストタイプの中でもっとも液体に近く、缶詰を振るとシャバシャバと音がします。

なので注射器はもちろん、カテーテルでの給与もしやすいです。

 

 

退院サポートについては、こちらの記事でもくわしく解説しています。

ロイヤルカナン・退院サポートの徹底レビュー。最安値の購入法も。

続きを見る

 

117kcal/100g

 

a/dはヒルズから発売されているペースト状の流動食です。

犬猫兼用です。

 

缶詰を開けた状態だとレバーペーストのような状態で、それをかき混ぜると液体性が強くなります

なので「手やスプーンですくってあげる時もあれば、注射器であげることもある」といった2つの使い方を想定するときにはa/dが最適です。

嗜好性も高いので、自力で食べられるケースもおすすめです。

 

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カロリーエース・ムースタイプ

    90kcal/100g

 

3つめに紹介した「カロリーエースプラス」のムースタイプです。

犬用と猫用があります。

 

ペーストタイプの中で、退院サポートやa/dに比べると、カロリーが2割~3割くらい落ちます。

なので退院サポートやa/dだと何らかの使えない理由があるときに使うのがおススメです。

あるいは容量が85gと小さいので、少量しか使えないという時にもアリですね。

 

 

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ここまでの製品をまとめると以下のようになります。

製品犬猫形状サイズカロリーポイント
クリティカルリキッド兼用液体200ml104kcal/100ml強制給餌がいちばん楽にできる
ビオベテリナリー液体30ml犬:51.5kcal/100ml
猫:40kcal/100ml
嗜好性高い
カロリーエースプラス液体85g90kcal/100gはじめて液体流動食を使う方におススメ
チューブダイエット兼用液体(粉末)20g×20包495kcal/100g粉末のため、カロリー濃度を調整できる
わんちゃんの介護食犬用液体(粉末)350g363kcal/100g粉末のため、カロリー濃度を調整できる
わんわんカロリー犬用液体25g40kcal/100gおやつ使いやとっぴんbンぐ使いがメイン
退院サポート兼用ペースト195g120kcal/100gペーストの中でいちばん液体に近い
a/d兼用ペースト156g117kcal/100gかきまぜると液体状になる
カロリーエースムースペースト65g90kcal/100g少量しか使いきれない時に

 

では次に、「腎臓ケア」の流動食を紹介していきます。

 

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腎臓ケアのおすすめ流動食

腎臓の健康維持のためには、カロリーを摂るとともに「タンパク・リン」を調整してあることも大切です。

ということで「高カロリー・低タンパク・低リン」のバランスになっている腎臓ケアの流動食を比較していきます。

 

液体タイプ

腎臓サポートリキッド

犬用 180kcal/100ml
猫用 105kcal/100ml

 

腎臓サポートリキッドは、ロイヤルカナンから発売されている、腎臓ケアの液体流動食です。

犬用と猫用があります。

公式サイトの記載

慢性腎臓病の猫に給与する目的で特別に調整された食事療法食(流動食)です。

この食事は、リンの含有量を制限し、タンパク質の含有量を調整しています。

 

クリティカルリキッドと同様に、注射器から直接吸い取れるキャップがついているので、強制給餌がとてもしやすい製品です。

特に腎不全の猫は鼻からカテーテルを入れることが多いので、使っている猫も多いです。

 

 

開封後は48時間での使い切り、冷蔵保存が必要です。

 

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キドナ

犬用 572kcal/100g
猫用 495kcal/100g

※どちらも水に溶く前の粉末の状態

 

キドナは森乳サンワールドから発売されている、腎臓ケアの流動食(粉末)です。

犬用と猫用があります。

公式サイトの記載

  1. 必須アミノ酸食事療法理論を応用し、特に腎疾患の猫に最適な栄養組成となっております。
  2. リンを制限してあります。
  3. たんぱく質を制限してあります。

※猫用キドナの一部を抜粋。

 

キドナは粉末状で、ぬるま湯で溶いて流動状にする製品です。

なのでぬるま湯の量によってカロリーの濃度をある程度調整できます。

またそれにより形状も「ゆるめ」から「かため」までの調整ができるので、カテーテルの太さで水の量を変えてもいいですね。

 

 

20gの個包装になっているので、保存もしやすいです。

 

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ペーストタイプ

k/d

109kcal/100g

 

k/dはヒルズから発売されているペーストタイプの缶詰です。

猫用のみです。

公式サイトの記載

リンやナトリウムなどを調整し、腎臓の健康と食事量の増加をサポートし、腎臓病の愛猫の生活の質(QOL)の向上に役立つことが科学的に証明された療法食です 。

 

液体ではないので、細いカテーテルには不向きですが、かき混ぜれば注射器であれば十分通ります

またスプーンや手から与えることもできます。

さらにチキンとツナの2種類の味があるので、味を変えて猫ちゃんを喜ばせることができます

 

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腎不全用の流動食のまとめは以下の通りです。

製品犬猫形状サイズカロリーポイント
腎臓サポートリキッド液体200ml犬:180kcal/100ml
猫:105kcal/100ml
強制給餌がいちばん楽にできる
キドナ

液体(粉末)20g×20包犬:572kcal/100g
猫:495kcal/100g
粉末で個包装のため、保存が楽
k/d猫用ペースト156g109kcal/100g注射器なら通る。チキン味とツナ味。

 

 

では最後に、おなかのケアが必要なときの流動食を紹介します。

 

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おなかのケアのおすすめ流動食

消化器の健康維持のためには、カロリーとともに「高消化性」「脂肪量の調整」が必要になることが多いです。

ここから「高カロリー・高消化性・低脂肪」のバランスになっている、おなかケアの流動食を比較していきます。

 

液体タイプ

消化器サポート低脂肪リキッド

105kcal/100ml

 

消化器サポート低脂肪リキッドは、ロイヤルカナンから発売されている、消化器ケアの液体流動食です。

犬用のみの製品です。

公式サイトの記載

高脂血症の犬や疾病回復期の犬に給与する目的で特別に調整された食事療法食(流動食)です。

この食事は、脂肪の含有量を低く調整しながら、必須脂肪酸や必要栄養素を強化しています。

 

注射器から直接吸い取れるキャップがついているので、強制給餌がとてもしやすい製品です。

超低脂肪で作られており、膵炎などの消化器病の時に使いやすい製品です。

 

 

 

チューブダイエット低脂肪

385kcal/100g

 

チューブダイエット低脂肪は森乳サンワールドから発売されている、消化器ケアの流動食(粉末)です。

犬用のみです。

公式サイトの記載

脂質を3.0%以上(実測値3.1%)に抑え、粗繊維を0とすることで膵炎の急性期等、積極的に低脂質、高消化を選択すべき消化器疾患症例に対応

※一部を抜粋

 

粉末状で、ぬるま湯で溶いて流動状にする製品です。

なのでぬるま湯の量によってカロリーの濃度を調整できます。

またそれにより形状も「ゆるめ」から「かため」までの調整ができます。

 

 

20gの個包装なので、保存のしやすさでは、「消化器サポート低脂肪リキッド」より使いやすいです。

 

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ペーストタイプ

ペーストタイプの消化器ケアの流動食は今のところありません

開発が待たれますね。

 

以上、犬猫用の流動食のまとめでした!皆様のお役に立つとうれしいです。

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