うちの犬に「メディボール」を使ってみようかと思ってるんだ。
ただ、買う前にどんなものかざっくり知っておきたいな。
メディボールは、愛犬への投薬をサポートするおやつです。
ペット栄養管理士の筆者が、実際につかった感想も含めてレビューしてみます。
メディボールとは
メディボールは、Vet’s Laboシリーズの投薬補助おやつです。
犬用、猫用があります。
発売から5年以上が経過し、一般の動物病院でも取り扱われています。
(株)ジャパンペットコミュニケーションズが販売元になっていますが、この会社の特徴は以下の通りです。
- 自社で動物病院やショップも経営している
- ペットフード協会にも加盟している
企業情報
商号 | 株式会社ジャパンペットコミュニケーションズ |
所在地 | 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-2-5 ERVIC人形町 3F |
資本金 | 5,000万円 |
設立 | 2001年8月13日 |
代表取締役 | 髙橋 尚史 |
問合せ | https://jpc-co.jp/contact/ |
種類
記事公開時点で、メディボールは犬用が8種類、猫用が8種類販売されています。
犬用メディボールのラインナップ
- ささみ
- チーズ
- ビーフ
- さつまいも
- たら
- レバー
- ミルク
- ヤギミルク
猫用メディボールのラインナップ
- たら
- まぐろ
- サーモン
- かつお
- ほたてシチュー
- ヤギミルク
- チーズ
- ササミ
発売開始からどんどんラインナップが増えているので、今後も味のバリエーションが増えていく可能性があります。
あくまでおやつとしての栄養バランスになっているため、主食としてつかうのはやめましょう。
使い方
上述のように味のバリエーションも豊富なので、シンプルにおやつとして使うこともできます。
また柔らかい質感のため、ボールを押し広げることができ、そこに薬を入れて包み込むことで「投薬用のおやつ」として使うこともできます。
イメージ
「薬をそのままだと食べてくれない」「飲ませられない」ときに、重宝するおやつですね。
ただ直径サイズが1.5cmくらいとそこまで大きくなく、錠剤には使いやすいですが、粉薬を包むのにはあまり向いていません。
原材料
ラインナップが多いため、代表的な2種類の製品をピックアップして記載しました。
基本的には、【主要原料(味)】+【乳酸菌】+【添加物】の構成で作られています。
犬用ささみ味 | 鶏ササミ、小麦粉、乳酸菌、グリセリン、ソルビトール、植物油脂、ビタミンE、ソルビン酸K |
猫用まぐろ味 | 鶏ササミ、まぐろ、小麦粉、乳酸菌、グリセリン、ソルビトール、植物油脂、ビタミンE、ソルビン酸K |
添加物ですが、以下の用途で使われていると推測されます。
いずれも食品添加物として人間の食品にも一般的に使われています。
- グリセリン:保湿剤、増粘安定剤(しっとり感などの質感)
- ソルビトール:甘味料(甘味をつける)
- ビタミンE:酸化防止剤(油分の酸化を防ぐ)
- ソルビン酸K:保存料(細菌などの繁殖を防ぐ)
価格・購入場所
ネット通販やペットショップ、動物病院などで販売されています。
ネット通販を調査したところ、1袋購入でのメディボールの価格は以下のようになっていました。(記事公開時点)
Amazon | 591 円 |
楽天市場 | 618 円 |
Yahoo ショッピング | 600 円 |
公式サイト | 770 円 ※ |
※公式サイトのみ、送料別での価格
価格は日々変動しますので、気になる方はご自身でチェックしてみてください。
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メディボールを試してレビュー
筆者は愛犬に、毎日錠剤のおくすりを飲ませています。
そこで実際にメディボール(犬用チーズ味)を購入し、試してみました。
包装
袋にはジッパーがつき、かつ中に脱酸素剤が入っているので、保存がしやすいと感じました。
また袋自体が自立するのも、場所を取らなくてよかったです。
サイズ情報(袋)
たて | 17 cm |
よこ | 11 cm |
奥行 | 2.5 ㎝ |
重さ | 30 g |
※サイズはおおよその記載です。
1袋には15粒入っています。(粒サイズ:直径1.5cm)
粒は、プラスチックのトレイに、カバーをはめて保管するようになっています。
これは保存の観点からはいいのですが、あげるときに「ジッパーを開ける」「プラスチックトレーを取り出す」「カバーを開ける」を毎回繰り返すことになるので、地味に面倒です。(手軽さがない)
粒のにおい・質感
においは、袋の開口部に鼻をつけて、うっすら香る程度です。
表面はしっとりしていますが、上げた後の手のベタベタ感はありません。
指で軽く挟むだけで、形が変形します。
味
ふつうのおやつとして与えても、パクパク食べてくれます。
飽きることもないので、うちの犬にはあっていると感じています。
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まとめ
それでは最後に、本記事の内容をまとめてみます。
メディボールのまとめ
- 投薬おやつ or 普通のおやつとしても使いやすい。
- 味のバリエーションが豊富で、選ぶのも楽しい。
- 袋とトレーから毎回取り出す作業が、やや面倒。
- 投薬用おやつの中では価格が安く、お試ししやすい。
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本記事は以上となります。
なお、メディボール以外の投薬用おやつについては、以下の記事でまとめています。
気になる方は、ぜひこちらも参照してみてください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!