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フード 病気

【ペット栄養士が厳選!】犬の胆泥症ケアにおすすめのフード7選。

 

うちの犬が胆泥症になっちゃって・・・

治るのかな?どんなフードをあげればいいのかな?

できることしてあげたいんだけど・・・

 

上記のような不安や疑問について、ペット栄養管理士の筆者が解説させていただきます!

 

胆泥症とは

犬の体には「胆のう」という臓器があります。

そして胆のうの中には、「胆汁」という脂肪の消化を助ける酵素が貯まっています。

この胆汁が泥のように粘り気を増した状態を「胆泥症」といいます。

 

胆泥症は、超音波検査で発見されます。

また血液検査をすると、以下の項目が上昇していることもあります。

  • ALP
  • AST
  • GPT
  • GOT

 

参考

胆泥症は異常な所見だけれども、病気とまでは言えない、とされています。

「胆泥症を放置すると、胆のう粘液嚢腫になる」という説もありますが、因果関係は確実ではないです。

ただ胆泥の粘り気が強くなったり、量が多くなると「胆のう炎」になる可能性があるとされています。

 

胆泥症の原因

「なぜ胆汁が泥のようになるのか」については、明確な原因がまだ分かっていません。

ただし、以下のようなポイントが指摘されています。

  • 高齢犬に多い。
  • 高脂血症と関連がある。
  • クッシング症候群と関連がある。
  • 甲状腺機能低下症と関連がある。

 

これらは人間でいう、生活習慣病です。

なので胆泥症も「生活習慣病にちかいもの」という認識でいるとよいでしょう。

 

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胆泥症のときにできること

 

胆泥症になったときには、大きく3つを行うことが多いです。

  1. フードの変更
  2. 手術

 

順に解説していきます。

 

胆泥症の時には、ウルソデオキシコール酸(通称ウルソ)や、スパカールという薬を使うのが一般的です。

以下のようなポイントを期待して使います。

  • ウルソは、胆汁の分泌を増やす
  • スパカールは、胆汁の流れをよくする

どちらも100%効くとはいいきれませんが、副作用が少ないため、胆泥症の時によく使われます。

ちなみに「ウルソ」という名前は、「田辺のウルソ~♪」というCMで聞いたことがあるかもしれません。

胃もたれなどに使う人間用の胃腸薬ですが、正確には「胆汁を増やして脂肪の消化を助ける」という薬です。

田辺三菱製薬の「ウルソ」

 

※動物用のウルソが販売されていますので、田辺のウルソを犬に使うことはしないでください。

 

フード

薬と並行しておこなわれることがあるのが「食事療法(フードの変更)」です。

ただし必須ではなく、食事療法をすすめられないこともあります。

ただ食事療法は健康維持のベースにもなるため、やって損になることはありません。

ではどんな栄養バランスのものが求められるかというと、以下が結論になります。

  • 脂肪分が低い。
  • 消化率が高い。
  • カロリーが低い。

イラストはイメージです

 

上述のように、高脂血症などとの関連が指摘されており、脂質や肥満への配慮が必要になると考

ただし現在の体型が肥満でないのであれば、無理に低カロリーなものをにする必要はありません。

また当然ですが、これらのポイントはおやつにも当てはまります。

次のパートでは、上記の条件を満たすフードを7つ紹介していきます。(フードの紹介パートへジャンプする

 

手術

「胆泥症を放置すると胆のう粘液脳腫になる、という考え方は誤り」と書きました。

ただ場合によっては、「胆のうの摘出手術」をすすることがあります。しかし最新の研究では、「手術はやりすぎである」とも考えられています。

ただ程度が重い場合には、手術を検討しなければいけないケースもあります。

「基本的に手術は不要だが、胆泥が重度と診断された時に検討する」と考えておきましょう。

 

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【胆泥症に配慮したい方】おすすめフード7選

「低脂肪」「高消化性」「低カロリー(必要なケース)」のポイントを満たすフードを7つセレクトしました。

いずれも療法食です。

 

KA・肝臓用(自然の森製薬)

1㎏

 

KA・肝臓用(以下、KA)は、自然の森製薬(株)が製造している療法食です。

公式サイトには、以下のように記載されています。

肝臓疾患(高ALP、高ALT)、胆のう疾患(胆泥症)、肝臓癌等のために調合された特別療法食です。

本品は肝臓に起因する、または併発の可能性のある疾患にも配慮して難消化性たんぱく質、脂肪、銅、ナトリウムなどを制限高消化性たんぱく質、必須脂肪酸(オメガ3)、亜鉛、タウリン、鉄などを調整しました。

 

記事内で紹介する7つのフードでいちばん低脂肪になっています。

また上記の栄養バランスに加えて、アガリクスやハタビラタケなどの 89種類の和漢植物を使用した、独自のコンセプトです。

着色料や酸化防止剤も使われていません。

ポイントは以下の通りです。

ポイント

  • 脂肪分は、7つの中でいちばん低い
  • 「和漢植物」などの独自のコンセプト
  • オメガ―3脂肪酸など、脂肪の種類にもこだわり。

 

脂肪 4.5%
カロリー(/100g) 327kcal

 

粒は小さな円柱状です。

鹿肉、魚をミックスした味です。

和漢原料は生肉に練りこまれているため、漢方のニオイはしません。

 

粒のイメージ

上記のことより、他の療法食とはちがうコンセプトのフードを使いたい、という方におすすめです。

ただ1㎏サイズしかないので、大型犬には不向きです。

KAは大手サイトだと、楽天市場のみ販売されています。

 

ただし、楽天市場だと値段が高いです。一方、公式サイトだと最大40%安く購入できます。

公式サイトには、2種類の購入方法があります。

  1. 通常購入
  2. 定期購入

 

定期購入だと楽天市場や通常購入より、20%~40%安くなります

 

定期購入とはいえ、しばりはゆるいです。

  • 「1袋だけ頼む、1回でやめる」がOK
  • 最低購入回数の縛りがない
  • 送料無料(通常購入は送料かかる)

 

詳細はコチラ

 

消化器サポート低脂肪

1kg・3kg・8㎏

消化器サポート低脂肪は、ロイヤルカナンの療法食です。

公式サイトには、以下のように記載されています。

犬用消化器サポート低脂肪は、消化吸収不良による下痢や高脂血症の犬に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。

この食事は、脂肪や食物繊維の含有量を調整し、消化性の高い原材料を使用しています。

 

この記事で紹介しているフードの中でいちばん販売歴が長いです。

製品の重要なポイントは、以下の通りです。

ポイント

  • 脂肪分は、かなり低い
  • 消化率の高い原材料で、便の量が増えにくい
  • カロリーは低くないので、「そこまで太っていない子」に向いている

 

脂肪 7.0%
カロリー(/100g) 346kcal

 

粒は四角い形で、やや大きめです。

チキン味です。

粒のサイズが、小型犬にはネックになるかもしれません。また原産国が韓国になったことを不安視する方も少なからずいるようです。

粒のイメージ

粒サイズと原産国を気にしなければ、使い勝手の良いフードといえます。

やわらかい質感の缶詰タイプもあります。

動物病院、一般的なネット通販で販売しています。

販売歴も長いため、ネット通販のサイトでも口コミが多数出てきます。

 

\ 口コミを見てみる /

 

消化器サポート低脂肪については、以下の記事でもまとめています。

【消化器サポート低脂肪】メリットや口コミ、最安値の購入法を解説!

続きを見る

 

i/d ローファット

1㎏・3㎏・7.5㎏

 

i/d ローファットは、ヒルズの療法食です。「消化器サポート低脂肪」と似たコンセプトのフードです。

公式サイトには、以下のように記載されています。

低脂肪の栄養で血中脂肪レベルに配慮し、消化吸収に優れた原材料で健康な消化をサポートします。

 

消化器サポート低脂肪よりナトリウム(≒塩分)が1/4くらい少ないため、シニア犬の健康維持に向いているといえます。

栄養面でのポイントは、以下の通りです。

ポイント

  • 脂肪分は、かなり低い
  • 消化に優れた原材料で、便の量が増えにくい
  • カロリーは低くないので、「そこまで太っていない犬」に向いている

 

脂肪 7.9%
カロリー(/100g) 336kcal

 

粒は少しいびつな三角形で、決して小粒とは言えません。

チキン味です。

粒のイメージ

こちらも粒サイズにこだわらない方であれば、安心して使えます。

動物病院、一般的なネット通販で販売しています。

「シチュー」というグルメタイプの缶詰もあります。

シチューの中身イメージ

販売歴も長いため、ネット通販のサイトでも口コミが多数出てきます。

 

\ 口コミを見てみる /

 

i/dローファットについては、以下の記事でもまとめています。

【i/dローファット】メリットや口コミ、最安値の購入法まとめ

続きを見る

 

i/d コンフォート

1kg・3kg

 

i/d コンフォートは、ヒルズの療法食です。

公式サイトには、以下のように記載されています。

消化吸収に優れた原材料と加水分解ミルクプロテインで、小・中型犬(14kg以下)のストレス性消化器症状に対応した療法食。

 

脂肪やカロリーについては記載がないですが、「脂肪分8.5%」と低脂肪になっています。

さらに、「小粒タイプである」点も特徴的です。

これらも含めて栄養バランスのまとめは、以下の通りです。

ポイント

  • 脂肪分は、かなり低い
  • 小粒タイプである
  • 消化にすぐれた原材料で、便の量が増えにくい
  • カロリーは低くないので、「そこまで太っていない犬」に向いている

 

脂肪 7.7%
カロリー(/100g) 335kcal

 

粒は丸い形をしています。

チキン味です。

粒のイメージ

i/d コンフォートは、動物病院、一般的なネット通販で販売しています。

「シチュー」というグルメタイプの缶詰もあります。

シチューの中身イメージ

販売歴も長いため、ネット通販のサイトでも口コミが多数出てきます。

 

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i/dコンフォートについて、以下の記事ではさらに詳しく解説しています。

【i/dコンフォート】メリットや口コミ、最安値の購入方法まとめ

続きを見る

 

満腹感サポート 小型犬用

1kg・3㎏

 

満腹感サポート 小型犬用は、ロイヤルカナンの療法食です。(粒のサイズが大きい「満腹感サポート」もあるので、間違えないよう要注意)

公式サイトには、以下のように記載されています。

減量を必要とする犬に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。

減量のために摂取カロリーを制限した場合でも、食事量を確保するために食物繊維を増量し、また必要なタンパク質やビタミン・ミネラルなどが充分に摂取できるように調整されています。

【効果的な体重管理】

低脂肪と高食物繊維により、健康的な減量とリバウンドに配慮。

 

7つのフードでいちばん低カロリーなので、肥満犬におすすめです。

また脂肪分は「9.5%」と低脂肪の部類です。

ポイント

  • 超低カロリーで、肥満犬に使いやすい
  • 食物繊維が多く、便通にも配慮しやすい

 

脂肪 9.5%
カロリー(/100g) 267kcal

 

粒は丸い形でちいさめです。

チキン味です。

粒のイメージ

たたナトリウムが高めなので、個人的には若い犬向けだと考えています。

また合成の酸化防止剤が使われていることや原産国が韓国になるなど、何かと不安点も指摘されているのも事実です。

これらが「即危険」というつもりはまったくないですが、口コミなども含めて検討するとよいでしょう。

 

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満腹感サポートや原産国については、以下でもまとめています。

【満腹感サポート】メリットデメリット、評判、最安値の購入法まとめ

続きを見る

ロイヤルカナンの韓国工場は安全?ペット栄養士が代替品について解説。

続きを見る

 

メタボリックス

1㎏・3㎏・7.5㎏

メタボリックスは、ヒルズの療法食です。

公式サイトには、以下のように記載されています。

本来の健康的な代謝を保ち低カロリー*1 で減量に役立つことが科学的に証明された療法食です
カロリー約15%減(当社サイエンス・ダイエット〈プロ〉 成犬 1~6歳 毎日の活力維持機能 小粒と比べて)

 

フードの中の脂肪も控えめになっていますが、それに加えて「健康的な代謝を保つ」というコンセプトです。

なので他のフードとは少し毛色が違うと言えます。

また℃k時の原材料と低カロリーで「60日間で13%の減量に役立つ」ことが証明されている、とされています。

ポイント

  • 脂肪の量は、他と比べると少し多い
  • 健康的な代謝を保つ」という独自のコンセプト。
  • 太っている犬」に向いている。

 

脂肪 11.5%
カロリー(/100g) 310kcal

 

粒はいびつな形ですが小粒です。

チキン味です。

粒のイメージ

小粒タイプで、サイズも豊富です(1㎏・3㎏・7.5㎏)。※缶詰やビスケットもあります。

メタボリックスは、動物病院や一般的なネット通販で販売されています。

販売歴も長いため、ネット通販のサイトでも口コミが多数出てきます。

 

\ 口コミを見てみる /

 

メタボリックスについては、以下の記事でもまとめています。

【ヒルズ】メタボリックスの中身やメリット・デメリットを栄養士が解説

続きを見る

 

 

糖&脂コントロール

 1kg

糖&脂コントロールは、ナチュラル療法食がコンセプトの犬心シリーズです。

消化しやすいタンパク質低脂肪の設計にすることにより、高脂血症などに配慮しています。

 

 

製品名の通り、脂質が大きくカットされています。

ポイントは以下の通りです。

ポイント

  • 脂肪がかなり低い。
  • 数少ないナチュラル療法食。
  • 超低カロリーではなく「そこまで肥満でない犬」向け。

 

粗脂肪 5~9%
カロリー(/100g) 325kcal

 

粒は細長い形です。

ビーフ、チキン、馬肉を使っています。

粒のイメージ

大手メーカーの療法食ではできない、2つのポイントで作られています。

  1. 低温製法(素材の味を、最大限引き出す)
  2. オイルコーティング(酸化に配慮)

 

糖&脂コントロールは、公式サイトから購入できます。(Amazonや楽天市場では販売なし)

購入方法は3つあります。

  1. 通常購入(1袋買う)
  2. まとめ買い
  3. 定期コース

まとめ買い、定期購入いずれも、1回のみでの休止が可能です。

また定期購入の購入サイクルは「〇日に1回」「3か月に1回」など、かなり融通が利きます。(初回の購入以降、変更できる)

 

まとめ買いと定期コースでの注文だと、200gの無料サンプルがもらえます。

サンプル申込の流れは以下のとおりです。

 

1、公式サイトにアクセスし、買いたい数量のところで、「購入する」をタップ

 

2、次のページで「無料サンプルを希望する」にチェックを入れる

 

3、その他必要事項を記入(氏名・住所・連絡先・決済法(カードor代引き))

4、数日後、サンプルだけが郵便で届く。

5、本商品が届く前に、メールか電話でキャンセルできる。(サンプル到着から約2週間以内に連絡)

電話:0800-123-1556
メール:info@kinoko-design.com

 

詳細はコチラ

 

糖&脂コントロールについては、以下の記事でもまとめています。

【犬心・糖&脂コントロール】口コミや中身を栄養士がやさしく解説

続きを見る

 

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まとめ

最後に記事の内容を、ポイントでまとめます。

こんな方におすすめ

  • 胆泥症とは「胆汁が粘り気を増した状態」
  • 原因は不明だが、高齢や高脂血症と関連があるかも?
  • 食事療法をするなら「低脂肪」「消化」「低カロリー」への配慮がポイント

 

本記事は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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