今回は上記のような疑問に、ペット栄養管理士の筆者がお答えさせていただきます!
この記事でわかること
犬用メタボリックスとは
成分・コンセプト
メタボリックスは、ヒルズから発売されている療法食です。
「体重へのケア」などを目的に、使われることが多いです。
公式サイトには以下のように記載されています。
本来の健康的な代謝を保ち、低カロリー*1 で減量に役立つことが科学的に証明された療法食です。
カロリーが低いことはもちろん、「代謝へアプローチ」することにも重点が置かれているのが特徴です。
それにより、以下のような記述もされています。
独自の原材料と低カロリーで、2ヶ月間で96%の犬の減量 に役立つことが科学的に証明
体重ケアのフードで、このように「具体的に数値化」されているものはめずらしいと言えます。
サイズと値段
犬用メタボリックスのサイズと値段は以下の通りです。
1㎏ | 3,480 円 |
3㎏ | 8,147 円 |
7.5㎏ | 16,043 円 |
缶詰(156g×24缶) | 9,751 円 |
ビスケット(80g) | 747 円 |
※価格はAmazonの価格を参考にしていますので、タイミングによって多少の変動があります。
ただし、缶詰タイプやビスケットタイプが販売されています。(後述)
粒の形
犬用メタボリックスの粒の形は以下のようになっています。
三角っぽい、少しいびつな形です。
写真は拡大していますが、実際は小粒といえるくらい小さいです。
犬用メタボリックスのメリット
ダイエットなどに使えるフードなどは他にもたくさんありますが、メタボリックスにしかないメリットは以下の通りです。
★メタボリックスのメリット
- 健康的な代謝を保つ
- バリエーションがある
- 健康な犬も食べられる
メリットを1つずつ解説していきます。
健康的な代謝を保つ
繰り返しになりますが、犬用メタボリックスは「健康的な代謝を保つ」コンセプトです。
なので健康のベースをつくる、という意味でも使いやすいフードです。
さらに「ミネラルのバランスを調整し、ストルバイトとシュウ酸カルシウム尿石の形成に配慮」されています。
尿路の健康ケアも行うことが可能です。
バリエーションがある
犬用メタボリックスには「関節ケア」と「尿ケア」がついたタイプが発売されています。
- メタボリックス+モビリティ(モビリティ=関節ケア。写真上)
- c/d+メタボリックス(c/d=尿ケア。写真下)
どちらも犬用メタボリックスより10%くらい値段が高くなります。
ただ関節ケア・尿ケアを、体重管理と同時にした方がいいケースもありますので、とてもありがたいですね。
どちらも小粒タイプです。
\ メタボリックス+モビリティ /
\ c/d+メタボリックス/
また犬用メタボリックスを使っているときに、一緒にあげられる「缶詰」と「ビスケット」も発売されています。
ビスケットは骨の形をしています。
1袋に35粒くらい入っていて、1粒約7kcalです。
缶詰は「シチュー」という、とろみがついたおいしさに配慮された缶詰です。
健康な犬も食べられる
犬用メタボリックスは療法食ですが、健康な犬が食べても問題ありません。
ということは以下のような状態でも安心です。
- 同居の健康な犬にも同じフードをあげたい
- 味がよさそうだから続けたい
ただし1歳未満(成長期)の犬には与えることができませんので、注意してください。
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犬用メタボリックスのデメリット
反対に、犬用メタボリックスは以下のようなデメリットがあります。
★メタボリックスのデメリット
- 値段が高い
犬用メタボリックスは「健康的な代謝を保つ」という特殊なコンセプトです。
そのため、他の体重ケアの療法食よりも値段が高くなっていることが多いです。
\ メタボリックスをさがしてみる /
本記事は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!