
メリット・デメリットとか口コミを知っておきたいな!
このような疑問を持つ方に向けて、ペット栄養管理士の筆者が解説していきます。
この記事でわかること
i/dコンフォートとは?
i/dコンフォートは、ヒルズの療法食です。
i/dは「消化ケア」のシリーズで3種類があります。(i/d、i/dローファット、i/dコンフォート)
その中でi/dコンフォートは、以下の特徴をもっています。
- 加水分解ミルクプロテイン※を配合
- 優れた消化性
※加水分解ミルクプロテイン:精神的な健康維持に配慮
公式サイトでも以下のように記載されています。
消化吸収に優れた原材料と加水分解ミルクプロテインで、小・中型犬(14kg以下)のストレス性消化器症状に対応した療法食
またi/dローファットなどと同じくらいの低脂肪になっているのも特徴です。(後述)
成分
栄養バランスは、以下の通りです。
【i/dコンフォートの成分】
成分 | 量 |
たんぱく質 | 23.1% |
脂質 | 7.7% |
炭水化物(NFE) | 53.7% |
粗繊維 | 1.6% |
可溶性繊維 | 1.3% |
不溶性繊維 | 4.4% |
カルシウム | 4.7% |
リン | 0.74% |
ナトリウム | 0.33% |
カリウム | 0.88% |
クロライド | 0.88% |
マグネシウム | 0.083% |
オメガ―3脂肪酸 | 0.79% |
カロリー | 335kcal |
上記の分析方法で、脂肪が「10%未満」であれば、かなり低脂肪といえる部類です。
脂肪10%未満のフードはかなり少なく、i/dコンフォートは希少価値の高いフードと言えます。
低脂肪という点以外には、以下のようなことも分かります。
- カロリーはそこまで低くない
- オメガ―脂肪酸を含有
サイズと価格
ドライフードとシチュー缶があります。
シチュー缶とは、野菜や肉が入ってとろみがついた「グルメ缶」のシリーズです。
シチュー缶イメージ
それぞれのサイズと、記事公開時点でのAmazon価格をまとめてました。
【i/dコンフォートのラインナップ】
ドライフード
|
1㎏ | 2,227円 |
3㎏ | 5,141円 | |
シチュー缶![]() |
156g×24缶 | 6,777円 |
※ドライフードに大きな袋(7㎏や8㎏)はありません。
粒の形
丸形の小粒タイプです。
ヒルズの類似商品である「i/dローファット」は中粒サイズなので、i/dコンフォートのほうが小型犬に向いています。
i/dコンフォートの粒
原材料
i/dコンフォートの原材料は、以下の通りです。
ドライ
米、コーンスターチ、小麦、コーングルテン、トリ肉(チキン、ターキー)、チキンエキス、亜麻仁、ビートパルプ、動物性油脂、大麦、オート麦、ショウガ、ポークエキス、植物性油脂、加水分解ミルクプロテイン、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、マグネシウム、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、リジン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)、カルニチン
シチュー缶
ポーク、米、コーンスターチ、スクロース、グルコース、チキン、チキンエキス、ビートパルプ、亜麻仁、卵白、セルロース、植物性油脂、ニンジン、ショウガ、魚油、小麦、加水分解ミルクプロテイン、ミネラル類、増粘多糖類、ビタミン類(ビタミンE、ビタミンC、ベータカロテン、他)、アミノ酸類(タウリン)、カルニチン
ドライは「チキンとターキー」、缶詰は「ポークとチキン」がベースになっています。
原産国
i/dコンフォートの原産国は、以下のようになっています。
【i/dコンフォートの原産国】
ドライフード![]() |
オランダ |
シチュー缶![]() |
アメリカ |
i/dコンフォートのメリット・デメリット
メリット
i/dコンフォートのメリットは、大きく3つあります。
- 幅広く使える
- ドライフードが小粒
- 缶詰がグルメタイプでおいしい
【幅広く使える】
i/dコンフォートは、犬の精神的な健康維持に配慮し、「加水分解ミルクプロテイン」が配合されています。
この成分を使っている消化ケアの療法食は、私が知る限りi/dコンフォートしかありません。
また高消化性、低脂肪の特徴もあり、このケアの項目が幅広いのは魅力です。
ちなみにストレス性の下痢や嘔吐については、以下の記事でくわしく解説しています。
-
-
犬の胃腸炎が治らない…ストレスが原因?見分け方と対処法
続きを見る
【ドライフードが小粒】
i/dコンフォート小粒で、小型犬が食べやすいのも特徴です。
大手メーカーの低脂肪フードは、粒が大きいものが多いです。
例としては、以下の2つのフードが代表的です。
- 消化器サポート低脂肪
- i/dローファット
最近では「小粒のフードしか食べない」ということもよくあります。
そんな時に、i/dコンフォートは非常に使いやすいフードだと言えます。
【缶詰がグルメタイプでおいしい】
上でも紹介しましたが、i/dコンフォートには「シチュー缶」というタイプがあります。
シチュー缶には、野菜や肉のかたまりがゴロゴロ入っており、とろみが付けられています。
よって、「よく食べる」という声が多いです。
シチュー缶の中身イメージ
シチュー缶の使い方の例
- ドライに缶詰をトッピングし、味に変化を加える
- 薬をシチュー缶に混ぜて与える
- たまのごほうびに、シチュー缶だけをごはんで与える
デメリット
一方、i/dコンフォートのデメリットは2つあります。
- 大型犬はコスパが悪い
- 他の低脂肪食より割高なことも
【大型犬はコスパが悪い】
i/dコンフォートの、いちばん大きい袋サイズは「3㎏」です。
他の療法食では「7.5kg」「8㎏」といったサイズがあるものもありますが、i/dコンフォートにはそれがありません。
よって体重が増えるにつれ、コストがかさみやすくなります。
特に大型犬になると、かなり割高になることを覚悟する必要があります。
※参考:i/dコンフォートの給与量
体重 | 給与量 |
2㎏ | 56g |
3㎏ | 76g |
4㎏ | 95g |
5kg | 112g |
7kg | 144g |
10kg | 188g |
12kg | 216g |
14kg | 242g |
【他の低脂肪食より割高なことも】
i/dコンフォートは、「加水分解ミルクプロテイン」が入っているためか、他の低脂肪フードに比べて割高になっている傾向がありました。
実際に、価格を比較してみます。(記事公開時のAmazon価格)
【低脂肪フードの価格】
袋のサイズ | i/dコンフォート
|
i/dローファット
|
消化器サポート 低脂肪 ![]() |
1kg | 2,450 | 2,470 | 1,982 |
3kg | 5,783 | 5,388 | 4,900 |
10%くらい、他より高いことが分かります。
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i/dコンフォートの口コミ
Amazonレビューでの、i/dコンフォートの口コミを集めてみました。
評価は4以上のものが多いようでしたが、当然ですが、あうあわないもあるようです。
商品は、とても良いです。プードルに与えてますが小粒で食べやすく食べムラのある子ですが
よく食べてくれます。
i/dコンフォートは、小粒で小型犬でも食べやすいと思います
ドライフードを嫌い、手作り食をメインにしていましたが、やはり栄養の偏りがあるようで、こちらを半分与えるようにしました。食いつきが他と違い、よく食べるようになりました。
粒も小粒で食べやすいようです。
いつも買っているものより食いつきが良くてこっちの方に変えようかとおもってるところです。
小粒ですが毎日よく食べ排便も良い状態です
療法食だから仕方ないけど、美味しくないみたい。
匂いを嗅いだら、食べずに黙って、私を見つめたまま、座り続けていました。
仕方ないので、ちょびっとだけ、ちゅーるを全体に混ぜたら、一気に食べてくれました。
下の方になると新選さが落ちるのか若干食い付きが悪くなります。
現在では、Amazonだけでも1,000件以上のレビューがあります。
さらなる口コミ情報を見たい方は、よく使うサイトで見てみてください。
\ さらに口コミを見てみる /


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i/dコンフォートの最安値の購入法
i/dコンフォートは、「Amazonなどの大手通販サイト」または「動物病院」で購入できます。
通販サイトのほうが価格は10~30%ほど安いことが多いようです。




そして通販サイトで購入される方で、「さらにお得に買いたい方」はポイントサイトも使いましょう。
ポイントサイトを経由してから、Amazonや楽天市場で買い物をすると、さらにポイントがたまります。
そのポイントは、いろんなものに交換をして使えます。
- アマゾンギフト券
- マイル
- 電子マネー など
\ ポイントサイトの使い方イメージ /
大手ショッピングサイトの買い物でポイントを貯めるには、それぞれ以下がおススメです。
カッコ内が、ポイント還元率です。
i/dコンフォートを「最安値で一番おトクに購入する」方法まとめ
- ポイントサイト経由で、通販サイトにアクセス
- 通販サイト上で価格順に並べ替えて、最安値のものを購入
ぜひ試してみてください。
i/dコンフォートのレビュー記事は、以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました!