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フード

ロイヤルカナンの流動食は5種類!症状別のおすすめを解説。

 

ロイヤルカナンは「液体タイプの療法食」があるみたい。

でもいくつか種類があるみたいだから、うちの子にはどれがあうのか知りたいな。

 

ロイヤルカナンからは、計5種類の「リキッド」という流動食が発売されています。

それぞれがどんな子に適しているのか、ペット栄養管理士の筆者が解説していきます。

ロイヤルカナンのリキッドシリーズ

5種類それぞれの違いは後述しますが、まずは共通した特徴をまとめていきます。

リキッドシリーズは、以下のような特徴があります。

リキッドの共通特徴

  • 完全な液体上で、強制給餌ができる
  • 1mlあたり1kcal(または1.5kcal)
  • ドライフードや缶詰がセットになっている

 

完全な液体状で、強制給餌ができる

1つ目は「完全な液体状で、強制給餌ができる」ということです。それにより、シリンジ(注射器)やカテーテルでの栄養補給、飲み水に混ぜての給与ができます。

よって自力でフードを食べられない時に、非常に使いやすいということです。

強制給餌のイメージ

 

また強制給餌をしやすくするため、専用のキャップが付属しています。

 

ちなみに「完全な液体状」というのは当たり前のように感じるかもしれません。

ですが、栄養成分をしっかりと入れつつ液体状になっている(しかもペット用)製品はほとんどなく、希少価値が高いです。

参考記事

【脱失敗】ペットの流動食・おすすめ15選をペット栄養士が比較!

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1mlあたり1kcal

2つ目は「1mlあたり1kcal(製品によっては1.5kcal)入っている」という点です。

内容量は、1本に200mです。

強制給餌の際には「少なくても、1日に〇〇kclaくらいは摂取させたい」という基準があるのが一般的です。

そんな時に「1mlで1kcal」というのは非常に分かりやすく、計算が立ちやすいのです。

 

ドライフードや缶詰がセットである

3つ目は「ドライフードや缶詰がセットになっている」点です。

緊急的にリキッドで回復をさせた後も、引き続き管理が必要になることは多いです。またリキッドと他のタイプを一緒に使いたいこともあるでしょう。

そんな時に、リキッドと同じ系統のドライフードや缶詰があるとないとでは、安心感が違います。

後述もしますが、リキッドは必ずセットになっているため、リキッドを終えた後の食事療法もスムーズにおこなえます。

 

 

ではここから、製品ごとに特徴を見ていきます。

 

ロイヤルカナンのリキッドの特徴【5商品】

消化器サポート 低脂肪(犬用)

消化器サポート 低脂肪リキッドは、膵炎などを含めた消化器のケアを目的につくられています。

以下、公式サイトでの説明です。

製品説明

高脂血症の犬や疾病回復期の犬に給与する目的で特別に調整された食事療法食(流動食)です。

この食事は、脂肪の含有量を低く調整しながら、必須脂肪酸や必要栄養素を強化しています。

また消化性の高い原材料を使用し、カロリー含有量を高めています。

与える量のめやす

 

消化器サポート低脂肪リキッドは、犬用のみで猫用はありません。1mlあたり1kcalです。

上述の通り、消化率を高め、低脂肪ながらカロリー含有量は高い、という設計です。

 

リキッド使用後は、ドライタイプ・缶詰タイプにシフトすることができます。

 

参考記事:【消化器サポート低脂肪】メリットや口コミ、最安値の購入法を解説!

 

消化器サポート 高栄養(犬用)

消化器サポート 高栄養リキッドは、消化器のケアや高効率での栄養補給を目的につくられています。

製品説明

消化器疾患の犬や疾病回復期の犬に給与する目的で特別に調整された食事療法食(流動食)です。

この食事は、消化性の高い原材料を使用し、カロリー含有量を高め、各電解質や栄養素を強化しています。

与える量のめやす

 

消化器サポート高栄養リキッドは、犬用のみで猫用はありません。1mlあたり1.5kcalです。

高消化性の高い原材料を使い、カロリーの補給を考えて脂肪も適量入れています。

よって「慢性的な消化器症状のため、栄養補給をしたい」「成長期の子犬の栄養補給をしたい」という時に最適です。

 

リキッドの使用後は、ドライフードタイプがセットで販売しています。

 

腎臓サポートリキッド(犬用)

腎臓サポートリキッドは、慢性腎臓病のケアを目的につくられています。

製品説明

慢性腎臓病の犬に給与する目的で特別に調整された食事療法食(流動食)です。

この食事は、リンの含有量を制限し、タンパク質の含有量を調整しています。

与える量のめやす

 

腎臓サポートリキッドは、犬用ですが、猫用もあります(猫用は次の章で紹介)。1mlあたり1.5kcalです。

タンパク質やリンの量を調整、制限しています。

腎臓病の際には、それらをコントロールしないと、QOL(生活の質)を悪化させてしまうからです。

 

リキッドの使用後は、ドライフードまたは缶詰に移行することができます。

 

参考記事:【ロイヤルカナン】犬用腎臓サポートは4つある!違いを栄養士が解説

 

腎臓サポートリキッド(猫用)

腎臓サポートリキッドは、慢性腎臓病のケアを目的につくられています。

製品説明

慢性腎臓病の猫に給与する目的で特別に調整された食事療法食(流動食)です。

この食事は、リンの含有量を制限し、タンパク質の含有量を調整しています。

与える量のめやす

 

腎臓サポートリキッドは、猫用です。1mlあたり1kcalです。

タンパク質やリンの量を調整、制限しています。

腎臓病の際には、それらをコントロールしないと、QOL(生活の質)を悪化させてしまうからです。

 

リキッドの使用後は、ドライフードまたはパウチに移行することができます。

 

参考記事:【腎臓サポート猫用】メリットや口コミ、最安値の購入法を徹底解説!

 

クリティカルリキッド(犬猫兼用)

クリティカルリキッドは、術前述語なども含め、幅広い栄養補給ができるようにつくられています。

製品説明

疾病回復期手術後などの栄養要求量が高まっている犬や猫に給与する目的で特別に調整された食事療法食(流動食)です。

この食事は、消化性の高い原材料を使用し、カロリー含有量を高め、各栄養素を強化しています

与える量のめやす

 

クリティカルリキッドは、犬猫兼用です。1mlに1kcal入っています。

これまでに紹介した状態に当てはまらないけど、栄養補給が必要」というときに使われることが多いです。

高タンパクで作られています。

 

参考記事:【ロイヤルカナン】クリティカルリキッドの使い方や評判、類似品まとめ。

 

クリティカルリキッドを終えた後は、「退院サポート」という缶詰にも移行できます。

参考記事:ロイヤルカナン・退院サポートの徹底レビュー。最安値の購入法も。

 

ロイヤルカナンのリキッドシリーズの解説は、以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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