【ヒルズ・a/d缶】徹底レビューと最安値の購入法を栄養士が紹介

ヒルズのa/d缶を使ってみようかな。

ただ買う前に、詳しい情報とか、最安値で買う方法を知っておきたいな。

「a/d 回復期ケア」は、ヒルズから発売されている療法食です。

缶詰タイプだけであり、「a/d缶」と呼ばれることが多いです。

こちらの記事では、以下のような疑問を持っている方に向けて、解説をしていきます。

この記事でわかること

ヒルズのa/d缶とは？

まず前提ですが、a/d缶は犬猫兼用です。

ハリネズミやハムスターなどのエキゾチックアニマルに使われることもあります。

以下の解説は、犬、猫、エキゾすべてに当てはまる内容です。

公式サイトでは、以下のように記載されています。

少量で衰弱時の栄養補給ができるようにエネルギー密度、たんぱく質、脂肪を調整した療法食です。

高たんぱく質と高カロリーに調整し、病気や衰弱から回復期のケアに役立つことが科学的に証明。

上記も含めてa/d缶の特徴をまとめると、以下のようになります。

a/d缶は、高カロリーかつ高たんぱくのフードです。

1缶で183kcal入っています。

また同社内の他の製品と比べて、脂肪も多くなっています。

※参考
5kgの犬の1日の摂取カロリーは約330kcal。
1日2食とすると、a/d缶1つで1食分になる。

また、タンパク質や脂質が多いものは、犬や猫にとっておいしく感じられます。

このa/d缶ですが、ふたを開けるとペーストのような状態になっています。

そして、少しかき混ぜると液体性が増し、流動食としても使うことができます。（注射器やカテーテルから与えられる）

「普通の缶詰」「流動食」の2通りの与え方ができるのが、a/d缶の大きな魅力です。

このように、栄養面でも使い勝手の面でも、a/d缶はメリットが多いです。

これらの特徴から、病気や衰弱器からの回復期などに使われることが多いです。

すごくよさそうだけど、逆に「使わないほうがいい時」はないの？

a/d缶は脂肪も多いため、高脂血症や膵炎など、脂肪制限が必要なときにはおすすめできません。

a/d缶は、156gの缶詰のみです。

ドライタイプやパウチタイプなどはありません。

1ケースには、156gが24缶入っています。

a/d缶の原材料は、以下の通りです。

特にアレルギー対応にはなっていません。

ターキー、ポーク、チキン、トウモロコシ、魚油、チキンエキス、ミネラル類、ビタミン類(ビタミンE、ビタミンC、ベータカロテン、他）、増粘安定剤（グァーガム）、アミノ酸類（タウリン）

原産国はアメリカです。

まれに原産国の変更があることがあるので、その際はアップデートしていきます。

ちなみに、ヒルズは本社がアメリカです。

上で、「a/d缶は高タンパク・高脂質」と書きましたが、詳細な栄養バランスは以下の通りです。（乾物量分析値）