満腹感サポートシリーズは、体重管理などに使う療法食ですが、2つの製品があります。
満腹感サポート
満腹感サポート 小型犬用※
※もともと「満腹感サポートスペシャル」という製品名でした。
ということで「満腹感サポート」と「満腹感サポート小型犬用」の違いを、ペット栄養管理士の筆者が解説させていただきます!
この記事でわかること
「満腹感サポート」と「満腹感サポート小型犬用」の違い
先に発売がはじまったのは「満腹感サポート」です。
その後、いくつかのポイントを変更する形で「満腹感サポート小型犬用」が発売されました。
おもな違いは、以下の通りです。
満腹感サポートのポイント
- 8㎏サイズ(大きい袋)がある
- 値段が安い
- ナトリウムが低い
満腹感サポート小型犬用のポイント
- 尿路結石のケアがついている
- 粒のサイズが小さい
上記の項目について、くわしく説明していきます。
ちなみに、カロリーなどの体重ケアに深く関わる成分量は、ほぼ同じです。
満腹感サポート | 満腹感サポート小型犬用 | |
脂肪 | 3.7g | 3.5g |
食物繊維 | 10.4g | 10.4g |
カロリー | 268kcal | 270kcal |
※脂肪と食物繊維は、100kcalあたりの成分量。カロリーは100gあたり。
「満腹感サポート」のポイント
袋のサイズ
満腹感サポートには「8㎏サイズ」の袋があります。
なので、大型犬には満腹感サポートの8kgサイズを使うのがコスパがいいです。
また満腹感サポートには缶詰もあります。
なので、「缶詰でダイエットさせたい」「缶詰をトッピングしたい」という方は、満腹感サポートしか使うことができません。※
メモ
「満腹感サポート小型犬用のドライ」に「満腹感サポートの缶詰」をトッピングすることは可能です。
【製品のラインナップまとめ】
満腹感サポート | 満腹感サポート小型犬用 |
1kg , 3kg , 7.5kg , 195g缶 | 1kg , 3kg |
値段が安い
満腹感サポート小型犬用には「尿路結石のケアに使える」という機能がついています。(後述)
その機能の分だけ、値段が5%ほど高くなっていることが多いです。
逆に言うと満腹感サポートのほうが5%くらい安いということです。
2019年11月9日時点での、Amazonでの価格を比較してみても分かります。
メーカーが提案する給与量(与えるフードの量)もほぼ同じですから、「少しでも安いものでダイエットさせたい!」という方は満腹感サポートがおススメです。
ナトリウムが低い
また満腹感サポートは、ナトリウムが低いです。
「ナトリウム≒塩分量」といえるので、「シニア期の健康維持に配慮したい」には、満腹感サポートのほうがおススメです。
※「満腹感サポート小型犬用」のナトリウム量が高い理由は後述
【ナトリウムの比較】
満腹感サポート | 満腹感サポート小型犬用 |
0.11g | 0.26g |
※100kcalあたりの成分量
\ 満腹感サポートをさがしてみる /
スポンサーリンク
「満腹感サポートスペシャル」のポイント
尿路ケアがついている
満腹感サポート小型犬用には、「S/O INDEX」というマークがついています。
これはミネラルの調整などにより「ストルバイト尿石」「シュウ酸カルシウム尿石」の形成に配慮されていることを意味しています。
またナトリウムを増やすことで、健康的な尿量の維持に配慮しているとも考えられます。
ちなみに、「満腹感サポート」にはこのマークが付けられていません。
粒のサイズが小さい
粒のサイズは製品名の通り、満腹感サポート小型犬用のほうが少し小粒です。
上が「満腹感サポート」、下が「満腹感サポート小型犬用」です。
※あくまで形を示すものであり、サイズは実寸大ではありません。
なので、小型犬には「満腹感サポート小型犬用」のほうが向いているといえるでしょう。
\ 満腹感サポート小型犬用をさがしてみる /
「満腹感サポート」と「満腹感サポート小型犬用」の違いの解説は以上となります。
犬の飼い主さんたちの少しでもお役に立つとうれしいです!