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フード 病気

犬の甲状腺機能低下症にフードの変更は必要?おすすめフード7選も紹介

 

うちの犬が「甲状腺機能低下症機能低下症」になっちゃったんだ。

フードは変えたほうがいいのかな?なにかおすすめってあるのかな?

 

上記のような疑問を持っている方に向けて、ペット栄養管理士の筆者がやさしく解説していきます。

 

犬の甲状腺機能低下症とは

症状

甲状腺機能低下症は、「甲状腺ホルモンの分泌が少なくなる」という病気です。

甲状腺ホルモンはざっくりというと「体内の代謝をあげる」役割です。(細胞の新陳代謝をあげる、心拍数をあげる、などなど)

 

 

 

よって甲状腺機能低下症(=甲状腺ホルモンが減る)になると、以下のような症状が出てくることが多いです。

  • 元気がなくなる
  • 脱毛
  • 皮膚病
  • 筋力低下
  • 肥満

 

これらの症状は他の病気でも出ることがあるため、きちんと確定診断されていることが重要です。以下が一例です。

  • 脱毛や皮膚病
    →アトピーや食物アレルギーと診断される可能性
  • 肥満
    →クッシング症候群や糖尿病でも出る症状

 

確定診断は「甲状腺ホルモンの測定」で行います。

血液検査の「T4」や「fT4」という項目が、甲状腺ホルモンのことを意味しています。

つまり、「T4やfT4の数値が基準値より下がっていたら、甲状腺機能低下症」という確定診断となります。

 

原因

「なぜ甲状腺ホルモンが出にくくなるか」というと、おおきく3つの原因があると言われます。

  1. 甲状腺自体の異常
  2. 脳下垂体の異常
  3. 脳の視床下部の異常

 

1については、免疫異常が関わっていることが多いのではないかと考えられています。

また甲状腺のガンが原因になっていることもあります。

 

傾向としては、高齢になるにつれ発症しやすくなります。

また以下は、甲状腺機能低下症にの好発犬種と言われています。(ただし、どの犬種であってもかかる可能性はあります)

  • 柴犬
  • ミニチュアシュナウザー
  • プードル
  • ビーグル
  • コッカ―スパニエル

 

治療

 

甲状腺機能低下症のメインとなる治療は「甲状腺ホルモン薬の投与」です。

これにより体内で不足した甲状腺ホルモンを、人工的に補うことができます。

甲状腺ホルモンの数値があがるにつれ、症状も改善していくことが多いです。

 

 

犬の甲状腺機能低下症には、フードの変更は必要?

 

上記の薬の治療に加えて、フードの変更が行われることもあります。

ただあくまで「プラスにはなっても、マイナスになることはない」という追加のケアであり、フード変更が必須にされないことも多いです。

念のため、できることはやってあげたい」というレベルのものです。

 

もしフードの変更を行う場合には、「低脂肪のフード」が使われることが多いです。

ちなみに「脂肪分10%以下」が、低脂肪のおおまかなラインです。(乾物量分析値)

また前述のように肥満にもつながりやすいため、肥満のケアが必要な際には「低カロリー」のものを選ぶとよいでしょう。

 

フードの選び方の例

 

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【甲状腺機能低下症に配慮したい方】おすすめフード7選

というわけで、上記のコンセプトを満たすフードをセレクトしてみました。

すべて療法食です。

療法食とは?

病気のケアを目的として、特定の成分を調整してつくられたフードのこと。

 

SU

サイズ:1㎏

  • 脂肪分:7.2%以上
  • カロリー:320kcal/100g
  • 価格:3,300円(1㎏。6袋セットで買った場合)

 

SUは、和漢みらいのドッグフードシリーズの療法食です。

自然の森製薬(株)が製造しています。

公式サイトには、以下のように記載されています。

膵炎とクッシング症候群、甲状腺機能低下症等と健康寿命を考えた、和漢食事療法。

高消化性たんぱく質、低脂肪、低糖質。

 

最大の特徴は「89種類の和漢植物を使った療法食」であることです。

東洋由来の考え方に基づいたフードとも言えます。

有名どころの原材料では、以下のようなものが使われています。

  • 霊芝
  • アガリクス
  • プロポリス
  • ウコン
  • 田七人参 など

※その他の原材料はこちら

 

ペットフードとしては、珍しい原材料ばかりです。

鹿肉や魚を主体に、これらの原材料を加え、低温低圧製法でおいしさを凝縮しています。

他の療法食ではないコンセプトであり、希少価値が高いフードと言えます。※その分、他のフードにくらべ価格が高いです。

 

それでいて、脂肪分は7.2%以上になっています。

カロリーはマイルドな低カロリーのため、「体型にはあまり問題ない犬」や「軽度の肥満の犬」向けと言えます。

 

粒の形は、細長い形でさくさくした食感です。鹿肉と魚がベースになっています。

 

以上より、SUは以下のような方におススメです。

こんな方におすすめ

  • 他の療法食とは異なるコンセプトをためしたい。
  • 鹿肉ベースのフードをあげたい。
  • そこまでの肥満体型ではない。

 

SUは、公式サイトまたは楽天市場から購入できます。価格は公式サイトのほうが、約15%以上安く購入できます。

袋のサイズは1㎏のみで、購入方法は以下の2つです。

  1. 通常購入
  2. 定期購入

  
通常購入

 

定期購入

 

まとめて買うほどお得ですが、はじめてで不安な方もいるかもしれません。

そんな方は「定期購入」が1回で解約もできるため、「1袋を定期購入で買う」のがいちばん安心かもしれません。(税込4,400円)

 

減量アシスト1

1.6㎏・6㎏

  • 脂肪分:5.6%
  • カロリー:283kcal/100g
  • 価格:2,800円くらい~(1.6㎏)

 

減量アシスト1は、スペシフィックの療法食です。

製品カタログには、以下のように記載されています。

エネルギー量を制限し、ミネラル含有量を増量させ、蛋白質やビタミン、各栄養分の栄養要求量が満たされるように設計されているため、肥満犬の減量用フードとして適しています。

高脂血症や胆汁うっ滞では、脂質の摂取を制限することが推奨されています。スペシフィック犬用減量アシスト1(CRD-1)では脂質を最小限まで制限することで、このような臨床症状の犬に配慮しています。

 

脂肪が紹介するフードでいちばん低く、超低脂肪です。(5.6%)

またカロリーも283kcalの超低カロリーですので、肥満の犬の減量に適しています

 

粒は丸い形の小粒で、小型犬にも向いています。ベースは魚味でつくられています。

 

以上より、減量アシスト1は、以下のようなケースでおススメです。

こんな方におすすめ

  • とにかく脂肪の量をおさえたい。
  • 肥満の犬で減量をさせたい。
  • 小粒タイプのものを与えたい。

 

購入は、Amazonや楽天市場などから購入が可能です。

 

\ 減量アシスト1の口コミを見てみる /

 

一緒にあげられるウェットタイプのトレイも、セットで発売されています。

 

減量アシスト1の口コミなどについては、こちらでまとめています。興味のある方は読んでみてください。

【減量アシスト1のレビュー】メリット、口コミ評判、最安値の購入法

続きを見る

 

 

メタボリックス

サイズ:1㎏・3㎏・7.5㎏

  • 脂肪分:12.2%
  • カロリー:311kcal/100g
  • 価格:2,100円くらい~(1㎏)

 

メタボリックスは、ヒルズから発売されている療法食です。

10年近くの発売歴があるフードで、多くの動物病院でもつかわれています。

公式サイトには、以下のように記載されています。

本来の健康的な代謝を保ち、低カロリー*1 で減量に役立つことが科学的に証明された療法食です。
カロリー約15%減(当社サイエンス・ダイエット〈プロ〉 成犬 1~6歳 毎日の活力維持機能 小粒と比べて)

 

独自の原材料と低カロリーなどの栄養バランスで、「健康的な代謝を保つ」というコンセプトが大きな特徴です。

脂肪は「12.2%」で上述したライン(10%)をわずかに上回っていますが、数値だけでは判断しにくいところです。

カロリーは「311kcal/100g」ですが、パッケージには以下のような記載がされています。

よって肥満の犬向けと言えます。

 

パッケージ裏面

 

チキン味で、粒は丸い形をしています。小粒なので、小型犬でも比較的たべやすいといえます。

 

以上より、メタボリックスは以下のような方におススメです。

こんな方におすすめ

  • 販売歴の長い療法食を使いたい。
  • 減量もしたい。
  • 小粒タイプのフードをあげたい。

 

購入は、Amazonや楽天市場などから購入が可能です。

 

\ メタボリックスの口コミを見てみる /

 

また一緒にあげられる缶詰やおやつも、セットで発売されています。

 

メタボリックスの口コミなどについては、こちらでまとめています。興味のある方は読んでみてください。

【ヒルズ】メタボリックスの中身やメリット・デメリットを栄養士が解説

続きを見る

 

 

満腹感サポート 小型犬用


サイズ:1㎏・3㎏

  • 脂肪分:10%
  • カロリー:270kcal/100g
  • 価格:2,000円くらい~(1㎏)

 

満腹感サポートは、ロイヤルカナンから発売されている療法食です。10年以上の発売歴のフードです。

公式サイトには、以下のように記載されています。

減量を必要とする犬に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。

減量のために摂取カロリーを制限した場合でも、食事量を確保するために食物繊維を増量し、また必要なタンパク質やビタミン・ミネラルなどが充分に摂取できるように調整されています。

 

低脂肪なのはもちろん、7つのフードの中でいちばんの低カロリーです。(268kcal/100g)

よって、肥満の犬につかいやすいです。

食物繊維も豊富で、満腹感も保ちやすいです。よって「フードをよく欲しがる」という子にもいいでしょう。

 

粒の形は、丸い小粒タイプです。

チキン、七面鳥、ダックがベースとなった味です。

 

以上より、満腹感サポートは以下のような方におススメです。

こんな方におすすめ

  • 販売歴の長いフードを使いたい。
  • 減量が必要で、フードをよく欲しがる。
  • 小粒のフードをあげたい。

 

Amazonや楽天市場などから購入が可能です。

 

\ 満腹感サポート小型犬用の口コミを見てみる /

 

一緒にあげられる缶詰も、セットで発売されています。

 

満腹感サポートの口コミなどは、以下の記事でまとめています。

【満腹感サポート】メリットデメリット、評判、最安値の購入法まとめ

続きを見る

 

 

ストマックケア低脂肪

サイズ:800g・3㎏

  • 脂肪分:8.4%
  • カロリー:318kcal/100g
  • 価格:1,980円(800g)

 

ストマックケア低脂肪は、ドクターズケアシリーズの療法食です。

2020年に発売された、比較的新しい療法食です。

公式サイトには、以下のように記載されています。

消化器疾患の犬の食事管理を目的に開発された療法食です。

消化器疾患に配慮して脂質およびナトリウム含有量が調整され乳酸菌成分・可溶性食物繊維(フラクトオリゴ糖・難消化性デキストリン)が配合されています。

 

大きな特徴は「国産」であることです。海外産のフードに不安のある方には、うれしいポイントです。

またサイズが、800gと3㎏の2種類ですが、800gのほうが「400g×2」の小分けパックになっています。

よって風味が落ちにくく、鮮度を保ちやすいです。

400g×2袋に小分けされている

 

脂肪分は「8.4%」とかなりの低脂肪で、「318kcal/100g」とマイルドな低カロリーです。

よって、「体型にはあまり問題ない犬」や「軽度の肥満の犬」向けと言えます。

 

粒は丸い形をしており、比較的小粒サイズです。味は魚がベースです。

 

以上より、ストマックケア 低脂肪は、以下のような方におススメです。

こんな方におすすめ

  • 国産のフードを使いたい。
  • 小分けパックになっているフードを使いたい。
  • 小粒タイプをあげたい。

 

Amazonや楽天市場などから購入が可能です。

 

\ ストマックケア低脂肪の口コミを見てみる /

 

ただし、動物病院で購入するほうがすこし割安になっているようです。

すこしでも安く買いたい方は、かかりつけの動物病院に確認をしてみるとよいでしょう。

 

ストマックケア低脂肪の詳細は、以下でまとめています。

ストマックケア低脂肪が新発売。特徴や価格、発売日は?

続きを見る

 

 

肥満サポート

 サイズ:400g・2㎏

  • 脂肪分:10.8%
  • カロリー:302kcal/100g
  • 価格:1,500円くらい~(400g)

 

肥満サポートは、Vet Solutionの療法食です。

公式サイトには、以下のように記載されています。

減量を必要とする犬に給与することを目的とした食事療法食です。

この食事は、カロリー制限をした場合でも必要なタンパク質、ビタミン、ミネラルを十分に摂取出来るように調整されています。

 

「超」がつくほどの低脂肪、低カロリーではありませんが、いずれもバランスよく控えてあります。

よって、軽度の肥満」や「体型には問題ない犬」に使うのがよいでしょう。

公式サイトより

粒は1cm程度の三角形で、味はチキンです。

「400g」の小さいサイズがあるため、鮮度が保ちやすく、おためし感覚で使うこともできます。

 

以上より、肥満サポートは以下のような方におススメです。

こんな方におすすめ

  • なるべく小さいサイズを使いたい。
  • 「超」がつくほどの低脂肪は必要ない。

 

Amazonや楽天市場などから購入可能です。

 

\ 肥満サポートの口コミを見てみる /

 

 

糖&脂コントロール

サイズ:1㎏

  • 脂肪分:5~9%
  • カロリー:325kcal/100g
  • 価格:2,383円(1㎏。3袋まとめ買いの場合)

 

糖&脂コントロールは、犬心シリーズの療法食です。犬心は「ナチュラル療法食」をうたったフードです。

食物繊維や消化しやすいタンパク質、低脂肪の設計にすることにより、クッシング症候群に配慮しています。

 

 

カロリーは325kcal/100gと、ゆるやかな低カロリーです。

よって、「軽度の肥満」や「そこまで肥満ではない犬」に使うイメージです。

粒の形は細長く、さくさくした質感です。ビーフ、チキン、馬肉がベースで作られています。 

粒イメージ

また、大手メーカーの療法食ではできない2つの特徴があります。

  1. 低温製法(素材の味を、最大限引き出す)
  2. オイルコーティング(酸化に配慮)

 

糖&脂コントロールは、公式サイトからのみ購入できます。

袋のサイズは1㎏のみで、購入方法は3つあります。

  1. 通常購入(1袋買う)
  2. まとめ買い
  3. 定期購入

公式サイトより

 

2,3の「まとめ買い」「定期購入」いずれも、1回のみでの中止ができます。

かつ、まとめ買いと定期購入での注文だと、200gの無料サンプルがもらえます。

そしてサンプルで食べつきがよくなさそうであれば、返品が可能です。

 

200gサンプル

 

~サンプル注文の流れ~

1、公式サイトにアクセスし、ページ上部の「初回限定無料サンプルを申し込む」をタップ

     

、購入方法と数を選び、「サンプルを申し込む」

、会員登録をする(氏名、住所、電話番号、アドレス)

4、カートに戻り、「購入手続きへ」から支払い方法を選択(代引き、クレジットカード、Amazon Pay、ATODENE)

5、内容を確認し、「注文を確定する」

4、数日後、サンプルだけが郵便で届く。

5、本商品が届く前に、メールか電話でキャンセルできる。(サンプル到着から約2週間以内)

電話:0800-123-1556
メール:info@kinoko-design.com

 

以上より、糖&脂コントロールは以下のような方におススメと言えます。

こんな方におすすめ

  • 自然派の、おいしい療法食を与えたい。
  • そこまで肥満ではない犬。
  • 数日間サンプルを試してから、購入したい。

 

糖&脂コントロールの口コミなど、こちらの記事でまとめています。

【犬心・糖&脂コントロール】口コミや中身を栄養士がやさしく解説

続きを見る

 

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まとめ

最後に、紹介したフードの栄養バランスや特徴をおさらいしていきます。

 

製品 脂肪 カロリー ポイント
SU 7.2%以上 320 kcal 89種類の和漢植物を使用
減量アシスト1 5.6% 283kcal 超低脂肪
メタボリックス 12.2% 311 kcal 健康的な代謝を保つコンセプト
満腹感サポート 10% 270 kcal 超低カロリー
ストマックケア 8.4% 318 kcal 国産で小分けパック
肥満サポート 10.8% 302 kcal 400gの小サイズあり
糖&脂コントロール 5~9% 325 kcal ナチュラル療法食

※商品名をタップすると、該当の箇所にもどります

 

本記事は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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