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【ロイヤルカナン】犬の腎臓サポート缶詰が売ってない!代用品は?

【公開日:2021年6月7日】

 

飼い主さん

いつも買ってる「腎臓サポートの缶詰」が売ってないんだけど・・・

うちの子は、それしかあげちゃダメなんだよね。どうしよう・・・

 

このようにお困りの方に向けて、ペット栄養管理士の筆者が以下のポイントをを解説していきます。

  • 売ってない原因
  • 解決法

解決法はありますので、あきらめないでくださいね。

 

腎臓サポートの缶詰が売ってない【欠品、品薄】

腎臓サポートは、ロイヤルカナンの療法食です。

 

その名の通り、腎臓病の犬の治療につかうことができるフードです。

具体的には、以下のような栄養バランスにすることで、腎臓のケアをしています。

  • リンを少なくする
  • タンパク質を少なくする
  • ナトリウムを少なくする

 

腎臓病は完治することはないため、症状を緩和していくにはこのような療法食が不可欠です。

 

そんななか、腎臓サポートが欠品、品薄の状態が続いています。(記事公開時点)
※ドライフードと缶詰がありますが、現在欠品しているのは「缶詰」のほうです。

 

通常だと腎臓サポートの缶詰は、動物病院や通販で広く購入できるようになっています。

しかし5月あたりから「欠品」になっていたり、「通常価格の5倍くらい価格が高騰」などの現象が起きています。(通常は1ケース:3,500円くらい)

 

Amazonでの検索結果

 

楽天市場での検索結果

 

なぜこのような現象が起こっているのでしょうか?

 

腎臓サポートの缶詰が売ってない理由

腎臓サポートの缶詰が欠品、品薄になっている原因は、他のメーカーに原因があります。

そのメーカーとは「ヒルズ」です。ヒルズはロイヤルカナンとならび、療法食の大手メーカーです。

 

ヒルズでも「腎臓ケア・k/d」という缶詰を作っており、かなりの売れ筋商品です。

それがコロナ禍で長期の欠品をしてしまいました。(参考記事:【2021年】ヒルズ缶詰が売切れ続出!最新在庫状況と代用品まとめ

 

腎臓ケア・k/dの缶詰

 

つまり、こういう現象が起こったのです。

k/dを使っていた方が、腎臓サポートに乗り換えた

腎臓サポートの生産が追い付かず、品薄になった

 

腎臓サポートの缶詰があおりをくらってしまった、ということですね。

 

飼い主さん

そうなんだ・・・

もともとはロイヤルカナンの問題ではないんだね。

 

今まで腎臓サポートの缶詰を使っていた方にとっては、なんともやるせない状況ですが、病気の治療を進めていくには何とかするしかありません。

というわけで、これから対処法を紹介していきたいと思います。

 

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腎臓サポートの缶詰の代用品【解決法】

 

ペット栄養管理士の目線からいうと、「腎臓ケアができる別の療法食に代える」というのが、いちばんよい選択かと思います。

「療法食をやめる」「手作り食を作る」という選択肢を考えている方もいるかもですが、以下の理由からおすすめできません。

  • 療法食をやめる
    → BUNやリンなどの血液検査の数値が上昇し、体調も悪化する可能性が高い。
  • 手作り食を作る
    → 低タンパク、低リンの食事を、愛犬が食べるように作るのは難しい。(タンパク、リンはおいしさに深く関わっているため)
    療法食は低タンパク、低リンでも食べてくれるよう、香りや食感に工夫をしています。

 

というわけで、「腎臓サポートの代替品」を、2つのポイントに分けて紹介していきます。

 

ドライフード

まずドライフードを食べられるのであれば、選択肢はとても広がります。場合によっては、ふやかしてあげてもいいでしょう。

くり返しですが「腎臓サポートのドライタイプ」は、まったく欠品していませんし、通常の価格のままです。

缶詰からシフトする際に、もっとも安全な選択肢だと言えます。

 

 

また腎臓サポートのドライには、香りを強くして食欲を刺激できるタイプもあります。(腎臓サポートセレクション)

 

※腎臓サポートとセレクションの詳しい違いは、こちらの記事で解説。

 

また上で紹介した、ヒルズの「腎臓ケア・k/d」も、ドライフードなら問題なく購入できます。

腎臓サポートと同等レベルのケアが可能です。

 

【腎臓にかかわる栄養成分の比較】

腎臓サポート k/d
タンパク質 14.1 g 14.0 g
リン 0.20 g 0.22g
ナトリウム 0.35 g 0.18g

※400kcalあたりの栄養素量

 

 

これら3つが、ドライフードの療法食としてはいちばん使いやすいです。
ただそれ以外の療法食にも関心がある方は、以下の記事も参考にしてみてください。

【どれがいい?】犬の腎臓病フード15選。食べない時の対策も解説。

続きを見る

 

 

ウェットフード

とはいえ、「ドライフードは食べないから缶詰を使いたい」「ドライフードへのトッピングとして使いたい」という方もいるでしょう。

そういった方のために、腎臓ケアができるウェット療法食を3つ紹介していきます。

すべて腎臓サポートと同じ「ローフタイプ」の質感です。

 

アニモンダ 腎臓ケア

 

 

ドイツ生まれのアニモンダは、グレインフリー療法食をつくっているメーカーです。(インテグラプロテクト、というシリーズ名です)

30年以上の歴史があります。

「腎臓ケア」は、グレインフリーであるのはもちろん、「豚・鶏」の2種類の味があるのもうれしいポイントです。

 

安い療法食とは言えませんが、腎臓サポートよりはかなりお安く買えます。

ただ価格は常に変動していますので、気になる方は随時チェックしてみてください。

 

 

リナールアクティ ウェット

 

リナールアクティ ウェットは、FORZA10の療法食です。

FORZA10はイタリア産の療法食シリーズで、20年以上の歴史があります。またイタリア獣医師会が推奨しているフードでもあります。

 

原材料にセイヨウタンポポなどの植物が入っています。
よって抗酸化成分が豊富なため、腎臓のダメージ軽減にも配慮されているのが特徴です。

フィッシュとラムの2種類の味から選ぶことが可能です。

 

 

 

腎心肝アシスト CKW

腎心肝アシストは、スペシフィックの療法食です。

ロイヤルカナンやヒルズほどメジャーではないメーカーですが、日本の動物病院での取り扱いは多いです。

 

製品名の通り、腎臓だけでなく心臓や肝臓のケアも可能なため、高齢期の病気に幅広く対応できます。

また「100g」「300g」の2サイズから選べるため、小型犬から大型犬まで対応しやすいです。

 

味は「ポーク」です。

 

スペシフィック
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「腎臓サポートの缶詰が売ってない」の記事は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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