【公開日:2020年12月24日】

違いとか、どれがおすすめなのか知りたいな。
ロイヤルカナンのアレルギーフードは、全部で12種類あります。
それぞれの違いや、どんな時におすすめなのかを、ペット栄養管理士に筆者が解説していきます。
全商品の比較から見たい方は、まとめから先にご覧ください。
この記事でわかること
アミノペプチドフォーミュラ
アレルゲン | なし |
粒の形と味 | ![]() チキン味 |
購入方法 | 動物病院、ネット通販 |
価格 | 2,955円(1㎏) 6,844円(3kg) |
※価格は記事公開時の、Amazon最安値
アミノペプチドフォーミュラは、アレルゲンになる原材料がないため、どんなアレルギーがあっても与えることができます。
日本で入手できるフードの中で、いちばんアレルギーへの対応力が高いです。
その理由を解説します。
食物アレルギーの原因はタンパク質ですが、タンパク質が一定以下のサイズだとアレルギー反応を起こさないことが分かっています。
そこでアミノペプチドフォーミュラは、入っているタンパク質がすべて「アレルギーを起こすサイズより小さく」分解されています。
原材料を見てみます。
タンパク質にはフェザーミールが使われており、それを「加水分解」という製法で分解しています。
原材料
加水分解フェザーミール以外は、タンパク質が入っていません。
コーンスターチも「トウモロコシからタンパク質を99.9%除去したもの」なので、とうもろこしアレルギーのリスクもほぼありません。
ただフェザーミール=鳥の羽、であり、正直イメージはよくないです。
とはいえ畜産飼料としても使われており、使うことに問題があるわけではありません。
「アレルギーのリスクを下げることが最優先」という状況の時には、もっともおすすめできるフードと言えます。
低分子プロテイン
アレルゲン | 米 |
粒の形と味 | ![]() 大豆、チキン味 |
購入方法 | 動物病院、ネット通販 |
価格 | 2,398円(1㎏) 5,314円(3kg) 10,700円(8㎏) |
※価格は記事公開時の、Amazon最安値
低分子プロテインも、加水分解タンパク質をつかったアレルギーフードです。
原材料を見てみます。(赤の文字がタンパク源)
原材料
米、加水分解大豆タンパク(消化率90%以上)、動物性油脂、加水分解レバー(鶏、七面鳥)、ビートパルプ、大豆油、魚油(ω3系不飽和脂肪酸(EPA/DHA)源)、フラクトオリゴ糖、ルリチシャ油、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、L-チロシン、タウリン)、ゼオライト、ミネラル類(Ca、Cl、P、K、Na、Zn、Mg、Mn、Fe、Cu、Se、I)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、ビオチン、B6、B2、B1、A、葉酸、B12、D3)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
大豆とレバーを加水分解しているのが分かります。
くりかえしですが、加水分解されているので大豆やレバー(鶏・七面鳥)のアレルギーがあっても、問題なく使えます。
ただし原材料の先頭に「米」があります。
米にもタンパク質が入っていますが、「加水分解」とは書いてありません。
つまり米のタンパク質が入っているということを意味します。
つまり低分子プロテインは、米アレルギーには使うことができない、ということです。
それはデメリットにも感じますが、メリットもあります。
「お米アレルギーがある場合だけは使えない」という制約がある代わりに、価格はアミノペプチドフォーミュラより2~3割ほど安くなります。
お米アレルギーがない犬であれば、価格から判断してもいちばんおススメできる製品です。
低分子プロテイン ライト
アレルゲン | 米 |
粒の形と味 | ![]() 大豆、チキン味 |
購入方法 | 動物病院、ネット通販 |
価格 | 2,398円(1㎏) 5,354円(3kg) 10,782円(8㎏) |
※価格は記事公開時の、Amazon最安値
上で紹介した低分子プロテインには、低カロリータイプもあります。「低分子プロテイン ライト」です。
低分子プロテインは、カロリーが10%カットされています。
低分子プロテイン | 408kcal |
低分子プロテイン ライト |
373kcal |
※100gあたりのカロリー量
アレルギー用のフードは、脂肪が多く入っていることが多く、カロリーも高くなりがちです。
よって体重を気にしたい方にとっては、低分子プロテインライトは貴重な存在です。
「カロリーが低めの食物アレルギー用を探している方」に最適なフードです。
ただし、米が加水分解されない状態で入っているので、米アレルギーの犬には使うことはできません。
原材料
米、加水分解大豆タンパク(消化率90%以上)、動物性油脂、加水分解レバー(鶏、七面鳥)、ビートパルプ、大豆油、魚油、フラクトオリゴ糖、ルリチシャ油、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン、L-チロシン)、ゼオライト、ミネラル類(Ca、K、Cl、P、Na、Zn、Mg、Mn、Fe、Cu、Se、I)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、ビオチン、B6、B2、B1、A、葉酸、B12、D3)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
ここから3商品は、「他の病気もケアできる」低分子プロテインのシリーズです。
食物アレルギー以外に病気がない場合には、読み飛ばしてOKです。
ユリナリーS/O+低分子プロテイン
アレルゲン | 米 |
粒の形と味 | ![]() 大豆味 |
購入方法 | 動物病院、公式サイト |
価格 | 3,394円(1㎏) 8,309円(3kg) |
※価格はメーカー希望小売価格
ユリナリーS/O+低分子プロテインは、「食物アレルギー」と「尿石症」を同時にケアできる療法食です。
食物アレルギーについては、米のタンパクが入っているため、米アレルギーがある犬は使えません。
逆に米アレルギー以外であれば対応できます。
原材料
米、加水分解大豆タンパク(消化率90%以上)、動物性油脂、チコリー、大豆油、植物性繊維、魚油、フラクトオリゴ糖、脂肪酸塩、ルリチシャ油、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン)、ゼオライト、ミネラル類(Cl、Na、K、Ca、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、D3、E、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B6 、B2 、B1、葉酸、A、ビオチン、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
尿石症は「ストルバイト尿石」と「シュウ酸カルシウム尿石」の治療ができます。
以下3つの工夫で尿石に対応しています。
- 尿のpHを酸性にする
- 尿石の成分を少なくする
- 塩分を増やし、尿の量を増やす
加水分解のアレルギーフードで、尿石症にも使えるものはほとんどありません。
食物アレルギーと尿石ケアが必要な犬におすすめです。
ただし、Amazonなどのネット通販では販売できないように規制がかかっています。よって価格もかなり高くなります。
動物病院か、療法食専用の公式サイトから購入できるようになっています。公式サイトからの購入には、病院から発行されるIDが必要です。
ネット通販で買えて、アレルギーも尿石もケアできるフードだと、ヒルズのz/dがあります。
以下の記事で解説していますので、興味のある方は読んでみてください。
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【買う前に読むべき】ヒルズ食物アレルギー & 皮膚ケアの長所と短所
続きを見る
満腹感サポート+低分子プロテイン
アレルゲン | 米 |
粒の形と味 | ![]() 大豆、チキン味 |
購入方法 | 動物病院、公式サイト |
価格 | 3,394円(1㎏) 8,309円(3kg) |
※価格はメーカー希望小売価格
満腹感サポート+低分子プロテインは、「食物アレルギー」と「減量や高脂血症」を同時にケアできる療法食です。
食物アレルギーについては、米のタンパクが入っているため、米アレルギーでは使えません。
逆に米アレルギー以外であれば対応できます。
原材料
超高消化性加水分解大豆タンパク(消化率90%以上)、植物性繊維、米、動物性油脂、ビートパルプ、魚油、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、サイリウム、大豆油、フラクトオリゴ糖、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、酪酸ナトリウム、ベニバナ油(γ-リノレン酸源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン、L-カルニチン)、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Ca、K、Mg、Zn、Mn、Cu、Fe、Se、I、P)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、ビオチン、B6、B2、B1、A、B12、葉酸、D3)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
また「低脂肪・低カロリー」になっているため、減量はもちろん高脂血症でも使えます。
※高脂血症とは、中性脂肪やコレステロールが高い状態のこと。
上で「低分子プロテインライト」も低カロリーだと紹介しましたが、違いを比較してみます。
カロリー※ | 脂肪 | |
低分子プロテイン ライト |
373kcal | 10.0% |
満腹感サポート +低分子プロテイン |
273kcal | 8.0% |
※100gあたりのカロリー量
低分子プロテインライトよりも、圧倒的にカロリーが低いことが分かります。
よって「アレルギーをケアしつつ、(早めに)減量をしたい。」という時におススメです。
ただし、Amazonなどのネット通販では販売できないように規制がかかっています。よって価格もかなり高くなります。
動物病院か、療法食専用の公式サイトから購入できるようになっています。公式サイトからの購入には、病院から発行されるIDが必要です。
腎臓サポート+低分子プロテイン
アレルゲン | 米 |
粒の形と味 | ![]() 大豆味 |
購入方法 | 動物病院、公式サイト |
価格 | 3,394円(1㎏) 8,309円(3kg) |
※価格はメーカー希望小売価格
腎臓サポート+低分子プロテインは、「腎不全」と「食物アレルギー」を同時にケアできる療法食です。
食物アレルギーについては、米のタンパクが入っているため、米アレルギーでは使えません。
逆に米アレルギー以外であれば対応できます。
原材料
米、動物性油脂、加水分解大豆タンパク(消化率90%以上)、チコリーパルプ、魚油(EPA/DHA源)、大豆油、植物性繊維、フラクトオリゴ糖、脂肪酸塩、ルリチシャオイル、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(L-チロシン、L-リジン、タウリン、DL-メチオニン、L-トリプトファン)、ゼオライト、ミネラル類(Cl、K、Ca、Na、Zn、Mg、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B6、B2、B1、葉酸、A、ビオチン、D3、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
原材料によるアレルギー対応に加え、栄養バランスが腎臓病に対応できるようになっています。
- リンが少ない
- タンパク質が少ない
- ナトリウムが少ない
食物アレルギーの犬が、年をとって慢性腎臓病になることも珍しくありません。
加水分解のアレルギー対応で、慢性腎臓病に対応できる栄養バランスなのは、私の知る限りこのフードだけです。
両方の病気を抱える場合は、現時点でこの一択と言っていいでしょう。
ただし、Amazonなどのネット通販では販売できないように規制がかかっています。よって価格もかなり高くなります。
動物病院か、療法食専用の公式サイトから購入できるようになっています。公式サイトからの購入には、病院から発行されるIDが必要です。
低分子プロテイントリーツ
アレルゲン | 米 |
粒の形と味 | ![]() レバー味 |
購入方法 | 動物病院、公式サイト |
価格 | 851円(150g) |
※価格はメーカー希望小売価格
やや番外編となりますが、低分子プロテインのシリーズにはおやつもあります。それが「低分子プロテイントリーツ」です。
米アレルギー以外であれば、どんなアレルギーの時にも使えるおやつです。
原材料
米、超高消化性植物性タンパク(消化率90%以上)、動物性油脂、加水分解レバー(鶏、七面鳥)、大豆油、ビートパルプ、魚油、フラクトオリゴ糖、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン)、ゼオライト、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Ca、Zn、Mg、Mn、Cu、Fe、Se、I、Na、P、K、Cl)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、ビオチン、B6、B2、B1、A、B12、葉酸)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
アレルギーのある犬にとって、使えるおやつは限られてきます。
そんなときに療法食のおやつである「低分子プロテイントリーツ」は、大変貴重な存在と言えるでしょう。
購入は動物病院か、療法食専用の公式サイトからできるようになっています。(公式サイトからの購入には、病院から発行されるIDが必要)
ここまでが「加水分解タンパクがメイン」となっているフードでした。
ここからは、加水分解を使っていない(もしくは加水分解がメインではない)フードになります。ロイヤルカナンでは「セレクト」という製品名がついたシリーズです。
セレクトプロテイン ダック&タピオカ
アレルゲン | タピオカ、ダック |
粒の形と味 | ![]() ダック味 |
購入方法 | 動物病院、ネット通販 |
価格 | 2,218円(1㎏) 5,400円(3kg) 10.336円(8kg) |
※価格は記事公開時の、Amazon最安値
セレクトプロテイン ダック&タピオカには、タピオカとダックのタンパク質が入っています。
なので、タピオカまたはダックにアレルギーがある犬には使うことができません。
※参考
タピオカ:キャッサバ(イモの一種)
ダック:カモ、アヒル
原材料
タピオカ、ダック、植物性繊維、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、動物性油脂、ビートパルプ、魚油(ω3系不飽和脂肪酸(EPA/DHA)源)、サイリウム、大豆油、フラクトオリゴ糖、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(L-チロシン、DL-メチオニン、タウリン、L-リジン)、ミネラル類(Cl、K、Na、P、Ca、Zn、Mg、Mn、Fe、Cu、Se、I)、ビタミン類(E、コリン、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、ビオチン、B6、B2、B1 、A、葉酸、B12、D3)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
ただ、タピオカやダックに対してアレルギーをもっている犬は少ないと考えられます。
アレルギーは「過去に食べたものがあるものにしか起こらない」という性質があります。そのうえで。タピオカやダックが入っているドッグフードは少ないため、アレルギーリスクが少ないと言えるのです。
このような原材料のことを「新奇タンパク質」といいます。
上記より、タピオカとダックにアレルギーがない、もしくはなさそうという犬にはおススメです。
価格も、加水分解のフードより安い傾向があります。
セレクトプロテイン チキン&ライス
アレルゲン | チキン、米 |
味 | チキン味 |
購入方法 | 動物病院、ネット通販 |
価格 | 3,540円(12缶入り) |
※価格は記事公開時の、Amazon最安値
セレクトプロテイン チキン&ライスは、新規タンパク質のフードです。
チキンと米のタンパクが入っているため、「チキンアレルギー」「米アレルギー」が考えられる場合には使うことができません。
原材料
鶏肉、米、セルロース、サンフラワーオイル、魚油、調味料(アミノ酸等)、フラクトオリゴ糖、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、グリシン)、増粘安定剤(増粘多糖類)、ゼオライト、ミネラル類(Na、P、Ca、K、Cl、Mg、Zn、Fe、Cu、Mn、I)、ビタミン類(コリン、D3、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B1、B2、B6、葉酸、ビオチン、B12)
またドライフードはなく、缶詰だけのフードです。
そのためランニングコストはやや高くなりますが、おいしく食べてくれる可能性も高いです。
チキンや米に対してのアレルギーが疑われないようであればおススメです。
セレクトプロテイン カンガルー&オーツ
アレルゲン | カンガルー、オーツ麦 |
粒の形と味 | ![]() カンガルー味 |
購入方法 | 動物病院、公式サイト |
価格 | 2,720円(1㎏) 6,712円(3kg) |
※価格はメーカー希望小売価格
セレクトプロテイン カンガルー&オーツには、カンガルーとオーツ麦のタンパク質が入っています。
よって、「カンガルーアレルギー」「オーツ麦アレルギー」がある犬には使うことができません。
逆に、それらのアレルギーがなければ使うことができます。
原材料
オーツ麦、カンガルー、キャノーラミール、動物性油脂、ビートパルプ、魚油(EPA/DHA源)、フラクトオリゴ糖、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン)、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Ca、P、Na、Cl、K、Zn、Mn、Fe、Cu、Se)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビオチン、B6、B2、B1、A、葉酸、B12、D3)、酸化防止剤(ローズマリーエキス、ミックストコフェロール)
ただ1点、注意したほうがいいポイントがあります。
食物アレルギーには「交差反応」という現象があります。
種(しゅ)が近い食材はタンパク質(アレルゲン)の形も似ているため、食材が違ってもアレルギーを起こすことがある現象です。
交差反応の例
- チキンアレルギーの犬が、七面鳥を食べてアレルギーが起きる(どちらも「鶏」のため、アレルゲンが似ている)
- サーモンアレルギーの犬が、他の魚を食べてアレルギーが起きる(魚同士のため、アレルゲンが似ている)
このフードでいうと、小麦アレルギーをもつ犬は、アレルギー反応が出る可能性があります。
オーツ麦と小麦はどちらも「麦類」なので、アレルゲンの形が似ていると考えられるからです。「オーツ麦アレルギー」は少ないですが、「小麦アレルギー」は比較的多いので、油断はできません。
そう考えると「麦のアレルギー」と「カンガルーアレルギー」がない犬におススメと言えます。
セレクトプロテイン カンガルー&オーツは、Amazonなどのネット通販では買えないように規制がかかっています。
動物病院か、療法食専用の公式サイトから購入できるようになっています。(公式サイトからの購入には、病院から発行されるIDが必要)
セレクトプロテイン フィッシュ&ポテト
アレルゲン | ポテト、魚 |
粒の形と味 | ![]() 魚味 |
購入方法 | 動物病院、公式サイト |
価格 | 2,720円(1㎏) 6,712円(3kg) |
※価格はメーカー希望小売価格
セレクトプロテイン フィッシュ&ポテトには、魚とポテトのタンパク質が入っています。
よって、「魚アレルギー」「ポテトアレルギー」の犬には使うことができません。それらのアレルギー以外の犬なら使えます。
※何の魚を使っているのかは、公表されていません。
原材料
ポテト、魚肉、ポテトタンパク、動物性油脂、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、植物性繊維、魚油(EPA/DHA源)、フラクトオリゴ糖(FOS)、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン)、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Ca、P、Zn、Mn、Fe、Cu)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビオチン、B6、B2、B1、A、葉酸、 B12、K3、D3)、酸化防止剤(ローズマリーエキス、ミックストコフェロール)
購入にあたっては、Amazonなどのネット通販では販売されないよう規制がかかっています。
動物病院か、療法食専用の公式サイトから購入できるようになっています。(公式サイトからの購入には、病院から発行されるIDが必要)
セレクトスキンケア
アレルゲン | 七面鳥、米 |
粒の形と味 | ![]() 七面鳥 |
購入方法 | 動物病院、ネット通販 |
価格 | 1,427円(1㎏) 3,102円(3kg) 7,366円(8㎏) |
※価格はメーカー希望小売価格
セレクトスキンケアには、「米」と「七面鳥(ターキー)」のタンパク質が入っています。
よって、米または七面鳥にアレルギーのある犬には使えません。
原材料
米、七面鳥、加水分解動物性タンパク、動物性油脂、大豆油、ビートパルプ、ミネラル類(K、Cl、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B1、B2、ビオチン、葉酸、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
米にアレルギーをもつ犬は少なくないため、このフードを使えない犬は多いかもしれません。
ですが、セレクトスキンケアは価格が安い設定になっているため、米と七面鳥にアレルギーがなければ強くおすすめできるフードです。(「療法食」ではなく「準療法食」のベッツプランシリーズのため、価格設定が安い)
また「食物アレルギーになっているわけではないけど、皮膚のケアをしたい」という、ライトな使い方もしやすいフードです。
動物病院またはネット通販で販売されています。
まとめ
最後に、ロイヤルカナンのアレルギーフード12種類のまとめを作りました。商品名をタップすると、説明の段落に移動します。
アミノペプチド | 低分子プロテイン | 低分子プロテインライト | ユリナリーS/O+ 低分子プロテイン | 満腹感サポート+ 低分子プロテイン | 腎臓サポート+ 低分子プロテイン | 低分子プロテイントリーツ | セレクトプロテイン ダックタピオカ | セレクトプロテイン チキンライス | セレクトプロテイン カンガルーオーツ | セレクトプロテイン フィッシュポテト. | セレクトスキンケア | |
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アレルゲン | なし | 米 | 米 | 米 | 米 | 米 | 米 | ダック タピオカ | チキン 米 | カンガルー オーツ麦 | 魚 ポテト | 米 ターキー |
価格(1㎏) | 2,955 | 2,398 | 2,398 | 3,394 | 3,394 | 3,394 | ー | 2,218 | ー | 2,720 | 2.720 | 1,427 |
ネット通販 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × | × | 〇 | 〇 | × | × | 〇 |
本記事は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!