うちの子に流動食の「チューブダイエット」を使おうと思うんだけど・・・
チューブダイエットの与え方や、使ってる人の口コミを知っておきたいな。
使ってみた後に失敗しないためにも、流動食についての事前情報は大切ですよね。
ペット栄養管理士の筆者が解説していきます!
この記事でわかること
チューブダイエットの与え方
チューブダイエットは粉末タイプの療法食です。
粉末を小さめのボウルなどにいれ、40℃くらいのお湯で溶いて使います。
入れるお湯の量により、ゆるさ(固さ)を調整できます。
「お湯の量」と「ゆるさ」の関係の目安は以下の通りです。(1袋に20g入り)
粉末の量 | 水の量 | ゆるさ |
20g(1袋) | 100ml | ほぼ液体(下の写真の一番左) |
20g(1袋) | 50~60ml | とろみの強い液体(左から2番目) |
20g(1袋) | 20ml | ドロドロ(左から3番目) |
20g(1袋) | 10ml | やわらかい粘土様(一番右) |
お湯を入れて溶くことで、以下のような与え方もできます。
- シリンジ(注射器)で与える
- カテーテルで与える
シリンジの先から直接吸えるのは、お湯を「50ml以上」混ぜた時です。( 画像の「一番左」と「左から2番目」)
一方、お湯の量が「50ml未満」になると、直接吸うことは難しくなっていきます。
直接吸えない場合には、シリンジのお尻の部分から入れればOKです。(下の写真①)
また、シリンジやカテーテルで与える場合、ダマができると途中で詰まってしまいます。
ダマができないよう、以下の流れで溶くといいです。
- 粉末を、ボウルなどに入れる
- 40℃くらいのお湯を、まず半量入れて混ぜる
- 3,4分放置し、残りの半量のお湯を入れてかき混ぜる
ちなみにチューブダイエットは6種類ありますが、与え方はすべて同じです。
念のため、チューブダイエット6種類の「カロリー」と「特徴」をまとめておきます。
カロリー(/100g) | 特徴 | 購入先 | |
---|---|---|---|
ハイカロリー | 510kcal | 栄養バランスがよく、 普段使いに最適。 | |
カケシア | 651kcal | 超高カロリー。 緊急時やガリガリの時に。 | |
猫用キドナ | 495kcal | 腎不全の猫用の栄養バランス。 リン、ナトリウムが低い。 | |
犬用キドナ | 572kcal | 腎不全の犬用の栄養バランス。 リン、ナトリウムが低い。 | |
へパケア | 519kcal | 門脈シャントなどの 肝臓病の時に使用。 | |
低脂肪 | 385kcal | 膵炎やリンパ管拡張症などの 消化器病の時に使用。 |
チューブダイエットの口コミ
チューブダイエットは、以下の動物たちに使用されています。(動物種共通の製品です)
- 犬
- 猫
- フェレット
- ハリネズミ
ということで、Amazonレビューでチューブダイエットの口コミをまとめてみました。
19歳になる老健のご飯として使っています。
美味しいようで、食い付きもよく重宝しています。
シリンジでしか 食べられなくなったシーズン犬に 1日2袋食べさせてます
よろこんで 余さず食べてくれます
愛猫の好みに会うようでよく食べてくれてカロリー摂取に重宝しています。
18歳9ヶ月、腎不全第4ステージのうちの猫は現在シーバのカリカリとキドナだけが頼りです。
味が気に入ったみたいでよかったてす。
全体的に「チューブダイエットは飲んでくれた!」という好意的な口コミが多い印象でした。
現在では多数のレビューがありますので、さらに興味のある方はよく使うサイトで確認してみてください。
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またチューブダイエットの使用者は、チューブダイエット以外にも様々な流動食を試している方も多いです。
チューブダイエット以外の流動食について興味のある方は、以下の記事も参考にしてみてください。
「チューブダイエットの与え方と口コミ」に関する記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!