ロイヤルカナンのリキッドを買おうと思っているんだけど、流動食を初めて使うんだ。
だから保存方法とか、事前に知っておきたいんだけど…
上記のような不安を持つ方に向けて、ペット栄養管理士の筆者が記事をまとめてみました。
ロイヤルカナンのリキッドとは
ロイヤルカナンのリキッドは、液体タイプの療法食シリーズです。
療法食とは、病気の治療に使うために特殊な栄養バランスにしたフードのことですが、その液体状のものがロイヤルカナンの「リキッド」です。
最新の記事更新時点で、全5種類があります。
\ ロイヤルカナン リキッドシリーズ /
商品名 | 用途 | 栄養特徴 |
消化器サポート 低脂肪リキッド(犬) |
消化吸収不良による下痢 高脂血症 |
脂肪含有量を調整 カロリー密度を調整 |
消化器サポート 高栄養リキッド(犬) |
消化器疾患の犬 疾病回復期 |
消化性の高い原材料を使用 カロリー含有量を高める |
腎臓サポート リキッド(犬) |
慢性腎臓病 | リンの含有量を制限 タンパク質の含有量を調整 |
腎臓サポート リキッド(猫) |
慢性腎臓病 | リンの含有量を制限 タンパク質の含有量を調整 |
クリティカルリキッド (犬猫兼用) |
疾病回復期 手術後など栄養要求量が高まっている時 |
消化性の高い原材料 カロリー含有量を高める |
※詳しくは以下の記事でも解説
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ロイヤルカナンの流動食は5種類!症状別のおすすめを解説。
続きを見る
ペットフードは「ドライタイプ(かりかり)」「ウェットタイプ」「セミモイストタイプ」が一般的です。
そのなかで「リキッド」は、液体状なので以下のような使い方ができます。
- シリンジやカテーテルでの強制給餌
- 食べることはできないが、飲むことはできる時の栄養補給(口内炎など)
- 水に混ぜての栄養補給
そういった意味で、リキッドシリーズは病気のペットにとって非常にありがたい存在です。
完全な液体で販売されている療法食はリキッドしかなく、希少価値も高いです。
リキッドの詳しい使い方や口コミは、以下の記事で解説しています。(クリティカルリキッドを例にしていますが、使い方はすべて同じです)
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【ロイヤルカナン】クリティカルリキッドの使い方や評判、類似品まとめ。
続きを見る
リキッドの保存方法
ロイヤルカナンの公式見解は、以下とおりです。
高温多湿を避け、直射日光のあたらない、なるべく冷暗所で保存してください。
内容物が沈殿する場合がありますが、品質には問題ありません。
開封後は冷蔵保存し48時間以内に与えてください。
この内容は、製品のパッケージに記載されています。
再度まとめると、このような感じです。
リキッドの保存方法
- ボトルを開封する前
→ 常温でよいが、直射日光や高温多湿の場所は避ける
- ボトルを開封した後
→ 冷蔵庫で保存し、48時間以内に使い切る
この保存方法は、リキッドシリーズすべてで共通です。
賞味期限は、1年くらいのものが販売されていることが多いです。(賞味期限は日・月・年の順で表示されています)
開けてから2日しかもたないんだね!
なんでそんなに短いの??
リキッドの中には栄養がたっぷり入っていますが、完全な液体状にするなどの理由からか、保存のための添加物が使われていません。
よって腐敗が進みやすく、開封後は長くもたないのです。
とはいえ1本200ml入りで、4㎏の犬に与える量は「1日190ml」なので、使い切りが難しいというわけではありません。(クリティカルリキッドの場合)
例)クリティカルリキッドの原材料
低乳糖ミルク、マルトデキストリン、カゼインカルシウム、植物性油脂、菜種油、サンフラワーオイル、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、濃縮大豆タンパク、アラキドン酸高含有植物性油脂、アミノ酸類(L-アルギニン、タウリン、L-システイン)、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、ミネラル類(K、P、Na、Cl、Ca、Zn、Mg、Fe、Se、Cu、Mn、I)、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、B5、B1、B2、B6、A、葉酸、ビオチン、D3、B12)
※保存料などは見当たらない
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リキッドの最安値の購入法
このようにリキッドはすぐに使い切ってしまうため、コストがかさみがちです。
この「ランニングコストの高さ」がネックになっている方は少なくありません。
獣医さんは、まだ高カロリー栄養食の提案はしないけど、よくよくまいった時にロイヤルカナンのリキッドを提案してくれた。でも動物病院で買うと1本¥1200 これを続けたら破産しちゃうよ。これは最後の手段にしようと思ってたけど。#秘密結社老犬倶楽部
— ソレイユのママ (@soleilnomama) September 4, 2019
夏バテ、老化、腎臓…
わからないけどご飯をほぼ食べない。体重は変わらないから大事ではないと思うけど急遽ロイヤルカナンのリキッド買って給餌。これ高いんだ…なのにこいつ贅沢にボタボタこぼしやがって…写真撮らせて言ったらご機嫌斜めでプイだし…ンモゥ#茶トラ#猫好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/JVzXZFk0Mx— キャオリン🐸 (@3nyan_lll) August 7, 2021
茹で野菜も全然食べないし、茹でたマグロもダメだった…。強制給餌も拒否が凄すぎて。ロイヤルカナンのリキッドはめちゃくちゃ高いので、メイバランスをネットで買ってみた。アレルギー起こさないといいなぁ…。低かった体温も少し上がってきたみたい。嬉しい。#秘密結社老犬倶楽部 pic.twitter.com/3yqNKqM7CT
— AMTN (@Ami_Gumin) September 19, 2018
そんななかリキッドシリーズを、なるべく低コストで続けるには、個人的には以下の方法をおすすめします。
リキッドのおすすめ購入法
ポイントサイトを経由した後、Amazonや楽天市場で買う
順に説明します。
まずリキッドは、動物病院または通販サイトで購入できますが、Amazonや楽天市場などの通販サイトでは、動物病院よりも2割くらいやすく売っていることが多いです。
\【犬猫兼用】クリティカルリキッド /
\【犬用】消化器サポート低脂肪 /
\【犬用】消化器サポート高栄養 /
\【犬用】腎臓サポート /
\【猫用】腎臓サポート /
そして、ポイントサイトを経由してからAmazonなどで購入をすると、ポイントサイトでのポイントもゲットすることができます。
ポイントは、いろんなものに交換をして使えます。
- アマゾンギフト券
- マイル
- 電子マネー など
ポイントサイトのイメージ
大手ショッピングサイトの買い物でポイントを貯めるには、それぞれ以下がおススメです。
カッコ内が、ポイント還元率です。
※ちなみに筆者もモッピーを始めてから半年で、4,000ポイント以上をためることができました。
Amazonなどで買い物をする前に、モッピーを経由しただけです。「10秒くらいの手間」をかけているだけです。
興味のある方はぜひ試してみてください。
「リキッドの保存方法」についての記事は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!!