当サイトは、アフィリエイト広告を使用しています。 

フード 病気

【pHコントロールオルファクトリー終売】栄養士が4つの代替品を厳選!

 

うちの猫が使ってたpHコントロール・オルファクトリーが終売って聞いたんだけど・・・

これから代わりに何を使っていけばいいのかな?

 

上記のような疑問に、ペット栄養管理士の筆者が解答していきます!

 

pHコントロール オルファクトリーの終売はいつから?

pHコントロール オルファクトリーの製造は2019年ですでに終了しています。

なので2020年現在、ほとんどの動物病院で購入はできない状態です。

 

一方、Amazonなどのネット通販では、まだ一部在庫があるようです。

ですが、このネット在庫もいずれなくなっていきます

 

また赤の矢印の部分を見てください。

販売終了により希少価値が高まったため、ものすごい値上がりをしています。(2㎏のサイズで8.800円)

これでは多くのオーナーさんは継続的に使っていくことは難しいと思います。

 

なので、pHコントロール オルファクトリーを使っている方は、早めに切り替えていくことがおススメです。

 

じゃあ、どのフードに切り替えていけばいいの?

 

ではここから、pHコントロール オルファクトリーの代替品を紹介していきます。

 

pHコントロール オルファクトリーの代替品

ペット栄養管理士の視点から見て、pHコントロール オルファクトリーの代替品のおすすめは以下の4つです。(すべて療法食

 

ひとつずつ、紹介していきます。

 

ユリナリーS/O オルファクトリーライト

まずメーカーである、ロイヤルカナン公式の代替品は「ユリナリーS/O オルファクトリーライト」です。

公式HPでも、推奨商品として紹介されています。

 

 

「ユリナリーS/Oシリーズ」は2019年に新しくロイヤルカナンから発売された、尿石ケアの療法食シリーズです。

その中で「オルファクトリー(Alfactory=嗅覚)へのアプローチにより、おいしく食べてもらう」というコンセプトを引き継いだのがこのフードです。

pHコントロール オルファクトリーを使っていた猫は、まずこのフードを選択肢に入れるといいでしょう

 

念のため、尿石の構成材料になる成分などの比較を掲載しておきます。

pHコントロール オルファクトリー ユリナリーS/O オルファクトリーライト
リン 1.04g 1.04g
マグネシウム 0.08g 0.08g
タンパク質 36.9g 37.0g
カルシウム 1.0g 1.0g
ナトリウム 1.38g 1.39g
カロリー(/100g) 347kcal 346kcal
原産国 フランス 韓国

※400kcalあたりの栄養量。記事内の表はすべて同じ。

 

尿石の構成材料になる成分(リン~カルシウム)はほとんど同じです。

唯一違いがあるのが原産国で、フランス⇒韓国になります

 

こんな方におススメ!

pHコントロール オルファクトリーで満足しており、大きく変更したくない方

 

 

ユリナリーS/O オルファクトリー

ユリナリーS/O オルファクトリーには「低カロリーでないタイプ」も存在しています。

それがユリナリーS/O オルファクトリーです。

※上述の「ユリナリーS/O オルファクトリーライト」と間違いやすいです。
語尾に「ライト」がついているか・ついていないかで判別してください。

 

pHコントロール オルファクトリーは、比較的低カロリーになっています。

ですが体重をそこまで気にしていないのであれば、低カロリータイプを無理に使う必要はありません。

しかもユリナリーS/O オルファクトリーは、成分も少し違います。

pHコントロール オルファクトリー ユリナリーS/O オルファクトリー
リン 1.04g 0.93g
マグネシウム 0.08g 0.08g
タンパク質 36.9g 33.2g
カルシウム 1.0g 1.0g
ナトリウム 1.38g 1.35g
カロリー(/100g) 347kcal 386kcal
原産国 フランス 韓国

 

ストルバイト尿石の構成材料であるリンとタンパク質が、pHコントロール オルファクトリーより少ないです。(赤字)

 

こんな方におススメ!

・ストルバイトの構成材料を、すこしでも減らしたい方

・カロリーはあまり気にしていない方

 

 

ここまでの2つのフードもよさそうだけど、原産国が韓国になっちゃうのね。

そこがなんだか安全性が心配・・・

 

ロイヤルカナンの尿石フードは多くが韓国製になっています。(2020年1月現在)

もし原産国が心配であればなのでメーカーの変更を検討することも必要です。

 

c/dマルチケア コンフォート

c/dマルチケア コンフォートはヒルズから発売されている、尿路疾患用の療法食です。

チェコ(ヨーロッパ)で製造されています。

 

公式サイトにも以下のように記載されています。

ミネラルのバランスを調整し、ストルバイト(S)とシュウ酸カルシウム尿石(OX)の形成に配慮します。

 

実際に成分を比較してみます。

pHコントロール オルファクトリー c/d コンフォート
リン 1.04g 0.69g
マグネシウム 0.08g 0.07g
タンパク質 36.9g 33.2g
カルシウム 1.0g 0.7g
ナトリウム 1.38g 0.37g
カロリー(/100g) 347kcal 387kcal
原産国 フランス チェコ

 

尿石の構成成分(リン~カルシウム)は、pHコントロールオルファクトリーより全項目少ない設計になっています。

またオルファクトリーには入っていない「加水分解ミルクプロテイン」と「L-トリプトファン」が含有され、ストレス性下部尿路疾患にも配慮されています。

 

さらに表にあるようにナトリウム(塩分)は7割以上減らしてあります

シニア猫の健康維持にとっても、安心の栄養バランスです。

c/dマルチケア コンフォートは

  • 粒は丸くて平たい形
  • 味はチキンとターキーがベース

になっています。

 

こんな方におススメ!

・ストレス性の尿路疾患もケアしたい方

・シニア猫である

・カロリーはあまり気にしていない方

 

 

c/dマルチケア コンフォートをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も読んでみてください。

 

c/dコンフォート+メタボリックス

c/dマルチケア コンフォートは低カロリーではありません。(pHオルファクトリー:347kcal、c/dコンフォート387kcal)

体重を気にしたい猫にとってカロリーは重要なポイントです。

 

しかし、c/dマルチケアコンフォートの低カロリータイプというのもヒルズから発売されています。

c/dコンフォート+メタボリックスという製品です。

 

コンセプトはc/dコンフォートとほぼ同じで、かつカロリーを抑えています

pHコントロール オルファクトリーと比べると、尿石の構成成分はすべて低く、カロリーも低いです。

 

pHコントロール オルファクトリー c/dコンフォート+メタボリックス
リン 1.04g 0.7g
マグネシウム 0.08g 0.07g
タンパク質 36.9g 38.9g
カルシウム 1.0g 0.8g
ナトリウム 1.38g 0.35g
カロリー(/100g) 347kcal 341kcal
原産国 フランス オランダ

 

また、メタボリックスユリナリー コンフォートは、

  • 粒の形は三角型
  • 味はチキン、ターキーベース

になっています。

こんな方におススメ!

・ストレス性の尿路疾患もケアしたい方

・シニア猫である

・体重ケアもしたい方

 

 

 

「pHコントロールオルファクトリー終売」に関する記事は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

-, フード, 病気

Copyright© ペットのモノシリ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.