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フード

ヒルズ「腸内バイオーム」と「i/d」の違いは?ペット栄養士が解説

 

うちの子が下痢しちゃって、「腸内バイオーム」と「i/d」っていうフードを紹介されたんだけど、どう違うのかな?

 

上記のような疑問を持つ方に向けて、ペット栄養管理士の筆者がやさしく説明していきます。

※犬と猫共通の記事です。

 

腸内バイオームとi/dの違い

「腸内バイオーム」も「i/d」も、ヒルズから発売されている療法食です。

犬用・腸内バイオーム

犬用・i/d

猫用・腸内バイオーム

猫用・i/d

 

療法食とは?

特定のケアをするため、栄養バランスなどに工夫がされたペットフードのこと。

 

どちらも袋に「消化ケア」と書かれているように、消化器のケアを目的に使われることが多いです。

ただその違いが分かりにくいところなので、まずはざっくりとをまとめました。(公式サイトより抜粋)

 

\ 腸内バイオームとi/dのちがい /

腸内バイオーム i/d
腸内細菌叢を速やかに活性化することで、最短24時間以内に軟便をケアし、再発リスクを低減 優れた消化性混合食物繊維で、消化器症状のケアに役立つ

※独自のプレバイオティクスブレンドによる

 

もうすこし深堀してみていきます。

 

腸内バイオームとi/dを比較

成分の違い

それぞれの成分を比較してみます。

 

\ 犬の比較 /

腸内バイオーム i/d
タンパク質 20.9 % 25.4 %
脂肪 12.5 % 14.4 %
食物繊維 17.0 % 8.7 %
カロリー(/100kcal) 333 kcal 357 kcal

 

\ 猫の比較 /

腸内バイオーム i/d
タンパク質 36.4 % 38.5 %
脂肪 18.2 % 20.9 %
食物繊維 13.9 % 5.7 %
カロリー 379 kcal 403 kcal

 

腸内バイオームのほうが、食物繊維が多いことが分かります。

一般的に食物繊維を増量すると、やわらかい便を固めやすくなります。

また 規則的な排便サポートにも関わります。

ただ消化されにくい栄養素でもあるため、消化率は低くなります。

 

その点、i/dの食物繊維はすくなく、消化率が高そうです。

よって、消化吸収をしている 胃腸への負担をへらすことにケアしやすそうです。

ちなみにii/dシリーズには、低脂肪タイプもあります。

参考:

【ヒルズ】i/dコンフォートとi/dはどう違う?ペット栄養士が解説

続きを見る

 

このような違いがある2つのフードですが、具体的に「どちらがあうか」は、かかりつけ病院などに相談してみましょう。

 

 

原材料の違い

次に原材料の違いを、まとめていきます。

まずは犬です。

犬の腸内バイオーム

大麦、米、コーングルテン、トウモロコシ、オート麦、ピーカンナッツ殻パウダー、チキン、チキンエキス、セルロース、動物性油脂、亜麻仁、ビートパルプ、ポークエキス、柑橘類、植物性油脂、魚油、クランベリー、カボチャ、ショウガ、サイリウム、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(スレオニン、タウリン、トリプトファン、リジン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

犬のi/d

トウモロコシ、米、全卵、トリ肉(チキン、ターキー)、トリ肉エキス、コーングルテン、ビートパルプ、動物性油脂、ピーカンナッツ殻パウダー、ポークエキス、植物性油脂、亜麻仁、柑橘類、クランベリー、サイリウム、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

 

次に、猫の比較です。

猫の腸内バイオーム

トリ肉(チキン、ターキー)、コーングルテン、動物性油脂、米、トウモロコシ、小麦、ピーカンナッツ殻パウダー、セルロース、ビートパルプ、チキンエキス、亜麻仁、サイリウム、大麦、オート麦、魚油、柑橘類、植物性油脂、クランベリー、カボチャ、フラクトオリゴ糖、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

猫のi/d

トリ肉(チキン、ターキー)、米、トウモロコシ、動物性油脂、コーングルテン、全卵、チキンエキス、ピーカンナッツ殻パウダー、ビートパルプ、亜麻仁、柑橘類、セルロース、フラクトオリゴ糖、クランベリー、サイリウム、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、マグネシウム、銅、鉄、マンガン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

 

いずれもチキンがメインのタンパクであり、チキン味といえます。

また「腸内バイオーム」には、セルロース、ビートパルプ、サイリウムなどの食物繊維原料が上の方にかかれています。

これは原材料のなかで使われている量が多いことを意味しています。

 

 

粒の違い

また、粒にも若干違いがあります。

犬の粒ですが、いずれも丸い小粒タイプです。

そのなかで腸内バイオームのほうが色が濃い感じです。また脂肪が少ない分、サラサラした印象です。

 

犬i/d・粒イメージ


犬腸内バイオーム・粒イメージ

 

猫の粒は、いずれも丸くて平たい形をしています。

そこまでおおきな違いは感じないでしょう。

猫i/d・粒イメージ

 


猫腸内バイオーム・粒イメージ

 

 

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腸内バイオームとi/dの口コミ

それぞれの違いを理解したところで、それぞれの口コミもAmazonレビューより抜粋してみました。

フード選びの参考にしてみてください。

 

犬・腸内バイオームの口コミ

少し高めですが、色々な消化器系のフードを試してみた結果、このフードが一番合っているということに落ち着きました。

食い付きか良く美味しそうに食べます。

毎食、主のエサに1/3程度混ぜて与えています。

 

その他のレビュー

 

犬・i/dの口コミ

小さめの粒の大きさで食べやすい感じです。

「消化ケア」ということで匂いが控え目かと思いきや、
意外と香ばしい匂いがついており、それもあって最初から食いつきよし!

以前のフードから切り替えてまだ日が浅いのですが、品質高いドッグフードだと思います。ただ少し高価なのでお財布的には痛いです。

 

その他のレビュー

 

猫・腸内バイオームの口コミ

モグニャンやジャガーを食べさせていましたが、急に飽きちゃったので腸内バイオームをお試し購入。
気に入ったみたいで今はこればかり食べてます。

一ヶ月は試してみようと思います。痔が良くなりますように…。

とても美味しそうに食べるのでうちの子にはよくあったようです。

 

その他のレビュー

 

猫・i/dの口コミ

1年食べさせています。とっても消化も良く継続します。

ロイヤルカナン消化器系サポートが入手困難になったので本品を購入。
よく食べてくれるし、問題ない。

色々なフードを試して見たのですが治らず…諦めていましたが、
こちらのフードの口コミが良かったので購入してみたら、喜んで食べてくれました、

 

その他のレビュー

 

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ラインナップ

「腸内バイオーム」も「i/d」も、動物病院または通販サイトで購入ができます。

サイズなどの、ラインナップもまとめておきます。

 

犬の腸内バイオーム

ドライフードのみで、缶詰タイプはありません。

【ドライフード】

  • 1㎏
  • 3㎏

 

\ 犬・腸内バイオームをさがしてみる /

 

犬のi/d

「ドライフード」「シチュー缶」「ローフタイプの缶詰」の3タイプがあります。

「シチュー缶」とは、グルメタイプの缶詰のことで、肉のかたまりが入っていたりとろみがついています。

「ローフ缶」は、一般的に想像されるほぐして与える缶詰です。

シチュー缶

ローフ缶

 

【ドライフード】

  • 1㎏
  • 3㎏
  • 7.5㎏

【シチュー缶】

  • 156g

【ローフ缶】

  • 360g

 

 

\ 犬・i/dをさがしてみる /

ドライタイプ

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シチュー缶 

ローフ缶 

 

猫の腸内バイオーム

「ドライフード」「シチュー缶」の2タイプがあります。

「シチュー缶」とは、グルメタイプの缶詰のことで、肉のかたまりが入っていたりとろみがついています。

シチュー缶・中身イメージ

【ドライフード】

  • 500g
  • 2㎏

【シチュー缶】

  • 82g

 

\ 猫・腸内バイオームをさがしてみる /

ドライタイプ

シチュー缶 

 

 

猫のi/d

「ドライフード」「シチュー缶」の2タイプがあります。

「シチュー缶」とは、グルメタイプの缶詰のことで、肉のかたまりが入っていたりとろみがついています。

シチュー缶・中身イメージ

【ドライフード】

  • 500g
  • 2kg
  • 4kg

【シチュー缶】

  • 82g

【ローフ缶】

  • 156g

 

 

\ 猫・i/dをさがしてみる /

ドライタイプ

シチュー缶 

ローフ缶 

 

 

「腸内バイオームとi/dの違い」についての記事は、以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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