うちの犬が「腎臓サポート小型犬用」のサンプルを食べたんだ。
成分とか信頼性も問題なさそうなら買ってみたいんだけど、どこで買えるのかな?
上記のような疑問を持つ方に向けて、ペット栄養管理士の筆者が解説していきます。
腎臓サポート小型犬用とは
腎臓サポート 小型犬用は、ロイヤルカナンの療法食です。
小型犬用も含め、腎臓サポートシリーズには4種類ありますので注意しましょう。
- 腎臓サポート 小型犬用
- 腎臓サポート
- 腎臓サポート セレクション
- 早期腎臓サポート
※犬の写真が小型犬になっているのが、「腎臓サポート 小型犬用」
腎臓サポート小型犬用は、具体的には以下のような工夫をした療法食です。(公式サイトより)
慢性腎臓病の犬に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。
リンの含有量を制限し、高消化性のタンパク質や必須脂肪酸の含有量を調整して配合しています。
そして小型犬が食べやすいよう、粒のサイズを小さくしています。
よって「小型犬で慢性腎臓病」という場合に、つかうことが多い療法食と言えます。
腎臓サポート 小型犬用の粒
腎臓サポート4種類の違いについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
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【ロイヤルカナン】犬用腎臓サポートは4つある!違いを栄養士が解説
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原材料
腎臓サポート 小型犬用の原材料は、以下の通りです。
米、コーンフラワー、動物性油脂、コーングルテン、コーン、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、ビートパルプ、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、植物性繊維、大豆油、サイリウム、フラクトオリゴ糖、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(L-リジン、DL-メチオニン、タウリン、L-トリプトファン)、ゼオライト、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、ミネラル類(Cl、K、Na、Ca、Mg、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B1、B2、ビオチン、葉酸、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
タンパク質やリンを制限するため、肉類などが6番目になっています。(原材料は多い順に記載されている)
一般的に肉類は3番目以内に入っていることが多いため、いかにタンパク質やリンを少なくする工夫がされているかが分かります。
原産国
腎臓サポート 小型犬用の原産国は、フランスです。
ラインナップ
腎臓サポート 小型犬用はドライフードで、1㎏と3㎏があります。
公式サイトでの価格は、以下のようになっています。(税込)
1㎏ | 3,535 円 |
3㎏ | 9,498 円 |
なお腎臓サポートには缶詰もあり、腎臓サポート 小型犬用と併用することが可能です。(1缶あたり300~400円くらい)
腎臓サポート小型犬用(ドライ)の購入法
腎臓サポート 小型犬用は、以下の2通りの方法で購入できます。
- 動物病院で購入
- ロイヤルカナンの公式通販サイトで購入
1ですが、取り扱いをしていない動物病院も存在します。
また2の公式サイトの購入には、病院コードの入力が必要ですが、コードを発行していない病院もあります。
なので購入を希望する際には、かかりつけ病院に事前に確認するのがおススメです。
どっちにしも、動物病院に確認する必要があるのね。
でもAmazonとか楽天市場では売ってないの??
腎臓サポート 小型犬用は、Amazonなどの大手通販サイトに出品されにくくなっています。
よって、購入は上記の2通りしかないというのが現実です。
残念・・・
値段も高いし、できるだけポイントを貯めながら買っていきたいのに・・・
上記のように考える方は少なくありません。
ただよく考えると、「腎臓サポート 小型犬用にこだわりがある」わけではなく、「食べてくれる腎臓フードがほしい」というだけの読者さんもいるのではないでしょうか。
もしそうであれば、以下で「ネット通販でも買える、腎臓用療法食」を紹介していますので、参考にしてみてください。
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【どれがいい?】犬の腎臓病フード15選。食べない時の対策も解説。
続きを見る
本記事は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!