メリット・デメリットとか口コミを知っておきたいな!
このような疑問を持つ方に向けて、ペット栄養管理士の筆者が解説していきます。
この記事でわかること
犬用w/dとは?
犬用w/dはヒルズの療法食で、以下の特徴をもっています。
- 高食物繊維
- 適切な脂肪とカロリー
公式サイトでは、以下のようにも記載されています。
高レベルの食物繊維による消化、体重管理、糖尿病の管理と下部尿路の健康に役立つことが科学的に証明された療法食です。
成分
くり返しですが、w/dは、以下の特徴を持つフードです。
- 高食物繊維
- 適切な脂肪とカロリー
【w/dの成分】
成分 | 量 |
たんぱく質 | 16.8% |
脂質 | 8.2% |
炭水化物(NFE) | 47.7% |
粗繊維 | 15.0% |
総食物繊維 | 27.6% |
可溶性繊維 | 1.5% |
不溶性繊維 | 26.1% |
カルシウム | 0.59% |
リン | 0.48% |
ナトリウム | 0.24% |
カリウム | 0.63% |
クロライド | 0.47% |
マグネシウム | 0.097% |
カルニチン | 325.4mg/kg |
カロリー | 266kcal/100g |
脂肪やカロリーはもちろん、ミネラル(マグネシウムやナトリウム)も全体的にひかえめです。
よって「〇〇の成分が多すぎるので、××の心配がある」というものがなく、安心感がある栄養バランスです。
サイズと価格
ドライフードは小粒と普通粒の2種類があります。
缶詰も2種類のタイプがあります。
それぞれのサイズと、記事公開時のAmazon価格をまとめてました。
【w/dのラインナップ】
ドライフード | 1㎏ (小粒) |
2,356円 |
3㎏ (小粒・普通粒) |
4,627円 | |
7.5㎏ (普通粒) |
9,036円 | |
シチュー缶 |
156g×24缶 | 7,800円 |
缶詰 |
370g×12缶 | 5,120円 |
動物病院では、上記の価格で販売されていることがほとんどです。
一方、Amazonや楽天市場などの通販サイトであれば、上記より10%~30%安く販売されています。(詳しくはこちら)
粒の形
w/dのドライフードは、小粒と普通粒があります。
上が小粒、下が普通粒(犬の種類が違う)
どちらも円い形をしていますが、普通粒は小粒の2倍くらいの大きさがあります。
柴犬くらいのサイズ(体重10㎏くらい)の犬なら、普通粒で問題ないでしょう。
小粒
普通粒
シチュー缶は、お肉や野菜のかたまりが入り、とろみがついたグルメ缶です。
シチュー缶イメージ
もう一方の缶詰は、やや固めの質感です。とくにシチュー缶のような素材感はありません。
缶詰イメージ
原材料
w/dの原材料は、以下の通りです。
ドライ
トウモロコシ、セルロース、トリ肉(チキン、ターキー)、コーングルテン、エンドウマメ、チキンエキス、ビートパルプ、動物性油脂、亜麻仁、植物性油脂、ポークエキス、米、小麦、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、リジン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)、カルニチン
シチュー缶
ポーク、米、セルロース、コーンスターチ、チキン、チキンエキス、ニンジン、植物性油脂、エンドウマメ、小麦グルテン、動物性油脂、小麦、ミネラル類、増粘多糖類、ビタミン類(ビタミ
ンE、ビタミンC、ベータカロテン、他)、アミノ酸類(スレオニン、タウリン、リジン)、カルニチン
缶詰
ポーク、トウモロコシ、チキン、大麦、セルロース、チキンエキス、亜麻仁、全卵、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン
類(B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(スレオニン、タウリン、トリプトファン、メチオニン)、カルニチン
ドライは「チキンとターキー」、缶詰は「ポークとチキン」がベースになっています。
原産国
w/dの原産国は、以下のようになっています。
【w/dの原産国】
ドライフード |
チェコ |
シチュー缶・缶詰 |
アメリカ |
w/dのメリット・デメリット
メリット
w/dのメリットは、大きく3つあります。
- 幅広く使える
- バリエーションが豊富
- 使用実績が多い
【幅広く使える】
冒頭の公式サイトの記載をみても、w/dが、複数のケアを意識して作られていることがわかります。
- 消化
- 体重管理
- 糖尿病の管理
- 下部尿路の健康
現代では、複数のケアが必要な犬もたくさんいます。
そんな時にw/dは大変使い勝手のいいフードです。
ただし、妊娠犬、1歳未満の犬にはおすすめできません。
【バリエーションが豊富】
くり返しですが、w/dには合計4つのバリエーションがあります。
- ドライフード:小粒と普通粒
- ウェット:シチュー缶と缶詰
それにより、様々な犬種や与え方に対応ができます。
例)
- ドライフードや缶詰だけを与える
- 小型犬に、「小粒のドライフード+シチュー缶をトッピング」
- 大型犬に、「普通粒ドライフード+缶詰トッピング」
特にシチュー缶は、おいしく作られており、療法食を使いつつも最大限よろこばせることができます。
サイズも小さいため(156g)使い勝手がよく、評判がよいです。
シチュー缶イメージ
【販売歴が長い】
ヒルズは、療法食メーカーの中でいちばん歴史の長い会社です。
そのヒルズの中でも、w/dは数十年の販売歴があります。
それにより、使用者の口コミもたくさん見つかります。
デメリット
一方、w/dのデメリットは2つあります。
- 便の量が増える
- 食べないことがある
【便の量が増えやすい】
w/dは、食物繊維を増量しています。
食物繊維は、消化吸収されない、つまりほとんどが便になるということです。
結果として、w/dを食べると便の量が増えることが多いです。
もちろんw/dの前に食べていたフードにもよりますが、w/dほど繊維が多いフードはあまりないため、便が増える確率が高いです。
【食べないことがある】
w/dはナトリウムや脂肪など、犬にとって「おいしい」と感じやすい成分が控えめです。
それによるメリットもありますが、反面、犬によっては食べてくれないこともあります。
心配な方は、なるべく小さなサイズから選ぶようにするとよいでしょう。
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w/dの口コミ
Amazonレビューでの、w/dの口コミを集めてみました。
当然ですが、あうあわないがどうしても出てしまうようです。
お腹が弱い犬なのでヒルズのW/Dをずーっと食べさせています。
12才の犬のために、最近はお湯や水を加えて与えてますが、すぐにふやけて柔らかくなり、食べやすい状態になります。2才の若い犬もふやかしてもドライのままでもたいへん喜んで食べてます。
体調・体重管理には良い品だと思いますので我が家では基本はこのドッグフードです。
毎回飛び跳ねて催促するほど気に入ってくれています。
健康維持の為すっと食べています。
以前の小粒よりもっと小さくなったのでよく食いついてくれてます
犬が糖尿病なので愛用しています。
硬くてそのままの大きさだと食べれませんので、ペンチで割っています。少量づつに分かれていると、いいですね。
食いつきが悪くて、最後まで使えそうにない。
相性の問題だと思うので、仕方ないかなぁ。
小型犬の糖尿用を探していて小粒となっていたので購入したのですが、うちの子には、少し大きく、食べづらそうで、味もあまり好みではなかったようでたべてくれませんでした。残念です。
残念ながら、我が家の愛犬には全く通用しませんでした。
現在では、Amazonだけでも1,000件以上のレビューがあります。
さらなる口コミ情報を見たい方は、よく使うサイトで見てみてください。
\ さらに口コミを見てみる /
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w/dの最安値の購入法
w/dは、「Amazonなどの大手通販サイト」または「動物病院」で購入できます。
くり返しですが、通販サイトのほうが価格は10~30%ほど安いことが多いようです。
価格を重視する方はまず、通販サイトを確認してみるのがいいかもしれません。
\w/d シチュー缶 /
そして通販サイトで購入される方で、「さらにお得に買いたい方」はポイントサイトも使いましょう。
ポイントサイトを経由してから、Amazonや楽天市場で買い物をすると、さらにポイントがたまります。
そのポイントは、いろんなものに交換をして使えます。
- アマゾンギフト券
- マイル
- 電子マネー など
\ ポイントサイトの使い方イメージ /
大手ショッピングサイトの買い物でポイントを貯めるには、それぞれ以下がおススメです。
カッコ内が、ポイント還元率です。
w/dを「最安値で一番おトクに購入する」方法まとめ
- ポイントサイト経由で、通販サイトにアクセス
- 通販サイト上で価格順に並べ替えて、最安値のものを購入
ぜひ試してみてください。
w/dのレビュー記事は、以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました!