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フード

【ストマックケア可溶性繊維】中身や口コミは?ペット栄養士が解説

 

「ストマックケア 可溶性繊維」っていうフードを使おうか迷ってるんだ。

使う前に、どんなキャットフードなのか知っておきたいな。

 

ストマックケア 可溶性繊維は、2023年1月に発売された、猫用の療法食です。

ペット栄養管理士の筆者が、、以下のポイントで徹底解説していきます。

 

ストマックケア 可溶性繊維とは?

ストマックケア 可溶性繊維は、ペットライン(株)から発売されています。

公式サイトでは、以下のように記載されています。

消化器疾患の猫の食事管理を目的に開発された療法食です。

最適な形状・大きさのこだわり粒で健康的な食道通過に配慮し素早くふやけるよう設計されています。

また、便秘・下痢に配慮して可溶性食物繊維であるサイリウムも配合されています。

ストマックケア 可溶性繊維

 

「食べると吐いてしまう」「便秘気味である」という悩みを持っている方は、すくなくないでしょう。

ストマックケア 可溶性繊維は、そんな悩みに配慮したフードといえます。

注意ポイント

犬用の「ストマックケア 低脂肪」と、袋のデザインがそっくりです。

選ぶ時には注意しましょう。

真ん中のイラストが犬になっている

 

 

ストマックケア 可溶性繊維の詳細

原材料

ミートミール、小麦全粒粉、コーングルテン、脱脂大豆、動物性油脂、フィッシュミール、ビートパルプ、フィッシュオイル、フィッシュエキス、セルロース、フラクトオリゴ糖、難消化性デキストリン、小麦粉、サイリウム、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄アミノ酸複合体、鉄、コバルト、銅アミノ酸複合体、銅、マンガンアミノ酸複合体、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

 

水分を含むとゲル化する性質がある食物繊維「サイリウム」が入っていることが分かります。これは主に便秘に配慮するためと考えられます。

また「フラクトオリゴ糖」も、プレバイオティクス成分として、腸内環境を健康に保つことに役立ちます。

 

成分

ストマックケア 可溶性繊維の栄養成分は、以下の通りです。

成分名 標準値
たんぱく質 35.1 %
脂質 15 %
粗繊維 4.4 %
灰分 10.6 %
炭水化物(N.F.E) 26.9 %
食物繊維 12.6 %
カルシウム 0.98 %
リン 0.98 %
カリウム 1.15 %
ナトリウム 0.51 %
クロール 1.38 %
マグネシウム 0.1 %
229 mg/kg
30 mg/kg
亜鉛 150 mg/kg
EPA+DHA 0.73 %
タウリン 0.24 %
カロリー 350 kcal/100g

 

便秘も含めた消化器のケアを行うため、食物繊維が豊富です。

また1つ1つの成分だけでは分かりませんが、以下の特徴ももっています。

  • 尿pHの調整(予測尿pH:6.1~6.4)
  • 子猫にも与えられる

※ミネラルやアミノ酸バランスの調整による

 

粒の形

粒は、直径7㎜くらいの丸い形をしています。

   粒のイメージ

 

サイズと価格

ストマックケア 可溶性繊維は、ドライフードのみでウェットタイプはありません。

サイズとメーカー希望価格は、以下のようになっています。(税込、記事公開時点)

サイズ 価格
500g 1,760 円
1.5kg 4,180 円

 

またドクターズケアシリーズは「小分けパック」になっているものが多いですが、ストマックケア可溶性繊維は小分けにはなっていません。

 

原産国

原産国は、日本(国産)です。

メーカーであるペットライン(株)の工場は岐阜県多治見市にしかないため、ストマックケア 可溶性繊維もここで製造されていると考えられます。

メーカー情報

販売会社 ペットライン株式会社
設立 昭和42年7月19日
資本金 4億8000万円
代表者 朝見 恭裕
問い合わせ 電話メール

 

ちなみにペットライン(株)は、療法食以外に「メディファス」「JPスタイル」などの一般向けフードを販売しています。

 

口コミ

発売されたばかりのため、まだほとんど口コミが見当たりませんでした。

ただ楽天市場に数件の口コミがありましたので、ピックアップしてみました。

 

他の海外メーカーに比べ粒も小さく食べやすいみたいです。
ただ、味(匂い)はあまり気に入らなかったようで、食いつきはイマイチです(それでも毎回少しは食べてくれます!)

ただ匂いが気にいらなかったのか、最初食べようとせず、トッピングしたりと苦戦しました。

 

今後も口コミはの収集に努めていきますが、いますぐ気になる方はよく使うサイトなどをチェックしてみてください。

 

\ 口コミをさがしてみる /

 

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ストマックケア 可溶性繊維の購入方法

記事公開時点では、ストマックケア 可溶性繊維は、以下の購入方法があります。

  1. 動物病院
  2. メーカー公式サイト
  3. ネット通販

 

メーカー公式サイトでの購入には、専用のコードなどが必要で、動物病院で入手することが可能です。(ただ動物病院がコードの発行に対応していないこともあるため、事前に確認するのがいいでしょう。)

また定価よりすこし割高になっていますが、楽天市場などの通販サイトでも出品がはじまりました。

\ 出品状況を見てみる /

 

ドクターズケアシリーズは、療法食の中では価格帯が安くなっていることが多いです。

コストを重視する方にとっては、ありがたいポイントですね。

 

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キドニーケアプラス 可溶性繊維との違いは?

ちなみに、ドクターズケアには「キドニーケアプラス(可溶性繊維)」という、便秘のケアをするフードもあります。

キドニーケアプラス’(可溶性繊維)

このフードは、便秘とともに「腎臓のケア」にも重点を置いています。

腎臓の健康に関わる栄養素の量を比較してみると、それが分かります。

 

\ キドニーケアプラスとの比較 /

ストマックケア
可溶性繊維
キドニーケアプラス
(可溶性繊維)
タンパク質 35.1 % 24.7 %
リン 0.98 % 0.37 %
ナトリウム 0.51 % 0.24 %
カロリー(/100g) 350 kcal 399 kcal

 

キドニーケアプラス(可溶性繊維)の方が、タンパク質やリン、ナトリウムが低く、逆に栄養補給のためにカロリーは高くなっています。

よって「腎臓ケアにも配慮したい」という場合には、キドニーケアプラス(可溶性繊維)のほうがよいでしょう。

 

\ キドニーケアプラス(可溶性繊維) /

 

またキドニーケアプラス(可溶性繊維)は「小分けパックになっている」などの点でも違いがあります。

詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

【キドニーケアプラス】口コミや特徴、キドニーケアとの比較など解説

続きを見る

 

ストマックケア 可溶性繊維についての記事は、以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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