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【アンチノール】どんな効果?ホントに効果ある?ペット栄養士が解説。

【公開日:2020年3月31日】

 

飼い主さん
アンチノールってどんな効果が期待できるの??

ホントに効果あるの?

 

アンチノールは犬と猫に使う、

必須脂肪酸がたっぷり入っている

サプリメントです。

 

  • どんな効果が期待できるのか
  • 本当に効果があるのか

について、ペット栄養管理士の筆者が解説させていただきます。

 

アンチノールで期待できる効果

アンチノールは「必須脂肪酸」が濃縮されたサプリメントです。

「モエギイガイ」という貝の一種には必須脂肪酸が豊富に含まれており、モエギイガイから脂肪酸を抽出しています。

 

必須脂肪酸ってなに?

動物が自力で作れない脂肪酸のこと。

体にとっては不可欠な栄養素のため、食べ物から摂取する必要があります。

 

VetzPetz®アンチノール®は、ニュージーランドの海で、自然のプランクトンを食べて育ったモエギイガイから、独自の製法により、モエギイガイオイルを抽出(PCSO-524®)してソフトカプセルに入れた製品であり、100%ナチュラルな製品です。このVetzPetz®アンチノール®の主成分モエギイガイ抽出オイルには、DHAEPAなどのオメガ-3脂肪酸を含む91種に及ぶ脂肪酸が含まれており、愛犬愛猫用栄養補助食品として他に類をみません。

 

必須脂肪酸の代表例としては

  • オメガ―3脂肪酸
  • オメガ―6脂肪酸

があります。

 

これらが豊富に入っていることで、

アンチノールを食べると以下のような効果が期待できます。(医薬品ではなくサプリメントです。効果を保証するものではありません)

 

  • 皮膚の状態をよくする
  • 足腰がしっかりする
  • 認知症の症状を緩和する
  • 腎臓の機能をサポートする
  • 炎症性の消化器病を抑制する

 

なぜアンチノールが上記の効果を期待できるのか、具体的に解説していきます。

 

皮膚の状態をよくする

アンチノールは、皮膚の状態が悪いときに使うことが可能です。

オメガ―3と6の脂肪酸が豊富だからです。

 

オメガー3とオメガー6の脂肪酸は、それぞれで皮膚に有効な働きをもっています。(1995年,Hansenらの研究より)

  • オメガ-3:炎症(かゆみ)を鎮める
  • オメガ-6:毛並みをよくする

 

これらが豊富なことにより、皮膚の状態を改善してくれる可能性が高いです。

 

飼い主さん
皮膚の「病気」であっても使えるの?

 

大丈夫です。

  • アトピー
  • 脂漏性皮膚炎
  • 膿皮症
  • 食物アレルギー(※)

 

などでもアンチノールは使えます。(※ただしアンチノールには牛のアレルゲンが入っているため、牛にアレルギーがある場合はおすすめしません。)

 

実際に上記の皮膚病で、「脂肪酸の補給が有効である」という研究が多数報告されています。(1997 Scottらの研究など)

 

そもそも「薬」ではなく「サプリメント」であり、

アンチノールには副作用がありません

「興味があったら使ってみる」くらいの気楽さで使えます。

 

 

足腰がしっかりする

上記の通り、オメガ-3には炎症を鎮める作用があります。

よって、足腰などの関節の炎症も鎮めやすくなります。(1997年 Wanderら)

 

またEPA(犬)とDHA(猫)には「軟骨の分解をおさえる」という作用も明らかになっています。(2006年 Yamakaら)

 

よってアンチノールには

犬猫の足腰の機能をサポートする

という効果が期待できます。

 

関節炎のサインかも?

7歳以上のシニア期になると、

関節の炎症が起きていることも多いです。

それにより

「歩きづらそう」「行動力が落ちた」

などの生活変化が起きることもあります。

犬猫は痛みを表現しにくいため、飼い主さんがこれらの変化に気づく必要があります。

 

 

認知症の症状を改善する

人では

脂肪酸が脳の老化を遅らせる

という研究があります。2000年 Pocernichら

 

これは、オメガ-3脂肪酸に

「脳の血流をよくする」という作用があるからだと考えられます。

 

また犬ではDHAが、

  • 記憶の状態を改善する
  • 脳の発達と学習能力をUPさせる

という研究もあります。(それぞれ2005年 Araujoら、2003年Hoffmanraら)

 

つまりざっくりいうと

「オメガ-3脂肪酸は脳神経に有益である」可能性があるということです。

 

よってわたしは

アンチノールはペットの認知症にも使う価値がある

と考えています。

 

 

腎臓の機能をサポートする

オメガ-3脂肪酸は、脳だけでなく腎臓の血流も改善します。

また炎症を軽減する作用もあります。

 

実際に「慢性腎臓病の犬にオメガ-3脂肪酸を添加した」研究で、以下のような結果がでています。

  • タンパク尿が軽減した
  • 高血圧が防止された
  • 炎症性物質が低下した

 

よってアンチノールを使って

慢性腎臓病の負担を軽くすることが可能

ではないかと考えています。

 

メモ

腎不全の療法食にもオメガ-3脂肪酸は増量されています

なので療法食を与えている方は、無理にアンチノールを追加する必要はありません。

例)ロイヤルカナンの療法食「腎臓サポート」のパッケージ

 

 

炎症性の消化器病を抑制する

炎症性の消化器病では、長期的に腸の炎症がおこっています。

具体的には以下のような病名がそれにあたります。

  • タンパク喪失性腸症
  • リンパ管拡張症
  • IBD(炎症性腸疾患)

 

研究もまだまだ不足してはいますが、

オメガ-3脂肪酸は、腸の粘膜の炎症を抑えられるのではないかと考えられています。

 

炎症性の消化器病は「なにを使ってもうまくいかない」という状況が起きやすいです。

そんな時に

アンチノールがを使っても損はない

と考えて使うのもアリでしょう。

 

 

アンチノールは本当に効果があるのか?

これまでの上記の使用感など、

「アンチノールが効果的だった」

という声は多数あります。

 

実際、アンチノールはここ10年のペット医療界でもっともヒットしているサプリメントだと思います。

 

ですが、

アンチノールはあくまで「サプリメント」で「医薬品」ではありません

医薬品では「この成分が、〇〇の仕組みで××に作用する」という研究が承認されて発売されます。

ですがサプリメントでは、そういった承認はなく販売に至ります。

 

実際にアンチノール公式HPの「お客様の声」にも、そのことが明記されています。

 

 

なので、効果を期待しすぎるのは誤りです。(効果を保証するものではないから)

あくまで「うまくいったらラッキー」くらいの心がけで使っていきましょう。

 

 

アンチノールの効果」に関する記事は以上となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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