うちの猫はWUを使ってたんだけど、代わりになるフードってある?
上記の方に向けて、記事を書きました。
記事のまとめ
- WUは買えなくなる
- グレインフリーの尿石ケアフードは3種類ある
この記事でわかること
ブルーバッファロー撤退により、WUは買えなくなる
WUはブルーバッファロー社から発売されている、尿石用の療法食です。
一般的な療法食と違い、グレインフリーである点が特徴的です。
なので、「尿石」かつ「穀物アレルギーなどを持つ」猫にとって、使われることが多かったフードです。
ただ残念なことに、ブルーバッファローが日本から撤退することが発表されました。(2020年3月)
流通している在庫かぎりとなるため、WUを今後も購入していくことは難しくなります。
よってグレインフリーを求める方は、他のフードを見つける必要があります。
そこでグレインフリーの尿石ケアフードをまとめてみました。
今後のフード選びの参考にしてみてください!
グレインフリーの尿石対応フード
インテグラプロテクト・pHバランス
インテグラプロテクト・pHバランスは、アニモンダ社の療法食です。
公式HPでは以下のように記載されています。
INTEGRA®PROTECT Harnsteine(pHバランス)は、ストルバイトおよびシュウ酸カルシウム結石の形成を防ぐために特別に開発されたネコ用療法食です。
バランスの取れたミネラルは、ネコの尿のpH値を6,5~6,8に保ちます。このフードは同時にグレインフリーですので穀物不耐性のネコにも適しています。
アニモンダ社はペット先進国ドイツの会社ということもあってか、かなり細かい成分まで飼い主に公表しています。
個人的には、かなり安心感を持てるブランドです。
下記の特徴のため、WUを使っていた方も安心して使用できるはずです。
- 目標の尿pHは6.5~6.8。
- ミネラル分は3製品の中で一番少ない。
- グルテンフリー※
※リニューアルによりグレインフリー(穀物不使用)⇒グルテンフリー(小麦不使用)にかわってしまいました。
pHバランスの原材料
コーン、 鳥タンパク(乾燥)、 鳥脂肪、 加水分解鳥タンパク、 セルロース、 鳥レバー、 ビートパルプ、 イースト、 サーモンオイル、 卵(乾燥)、 フラクトオリゴ糖、 塩化ナトリウム、 炭酸カルシウム、 DL-メチオニン
成分表や原材料をふまえると、pHバランスのメリット・デメリットは、以下のようになります。
メリット
- グルテンフリー
- ミネラルが低く、尿石に配慮
- メーカーとしても安心感がある
デメリット
- コーン(トウモロコシ)が使われるようになった
- 袋のサイズが300gしかない
よってpHバランス、トウモロコシなら入っていてもよいという方におススメです。
プレシャスサポート
プレシャスサポートは、ナチュラルハーベストシリーズの療法食です。
プレシャスサポートも、成分や原材料ごとの産地を公表していて安心ができます。
またカロリーは3製品の中でいちばん低く、WUとも近いです。
さらに真空パックのため、鮮度が落ちにくいというメリットもあります。
ただミネラル分は、pHバランスより多いです。
またプレシャスサポートには穀物で唯一、米が使われています。
なので、お米を避けたい猫には使えません。
プレシャスサポートの原材料
サーモン生肉(Fresh Salmon)、サーモンミール、チキンミール、精製白米、えんどう豆タンパク質、メンハーデンミール、セルロース、鶏脂肪(ビタミンEで酸化対策済)、鶏卵、加水分解チキンエキス、えんどう豆繊維、ビタミンE、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、ビタミンD3、ナイアシン、ビオチン、リボフラビン、ビタミンK、ビタミンB12、硝酸チアミン、塩酸ピリドキシン、葉酸、タウリン、DLメチオニン、クランベリー、Lリジン、ビール酵母、イヌリン、塩化コリン、酸化亜鉛、キレート亜鉛、硫酸鉄、酸化マンガン、硫酸銅、セレン、キレートマンガン、キレート銅、ヨウ化カルシウム、炭酸コバルト、ユッカ抽出物、塩化カリウム、りんご、海塩、グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸塩、硫酸カルシウム、ダンデライオンリーフ、プロバイオティクス(アシドフィルス菌、カゼイ菌、プランタルム菌、フェシウム菌)、マルトデキストリン、オリーブオイル、レシチン、クエン酸、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)
メリット
- 原材料の産地まで公開されて安心
- カロリーが低い
- 真空パックで鮮度が高い
デメリット
- 米が使われている
- ミネラル分は3つの中でいちばん多い
よってプレシャスサポートは「米なら入ってて大丈夫。低カロリーの尿石フードを使いたい」という方におススメです。
グレインフリー・カニンヘン
グレインフリー・カニンヘンは、HAPPY CATシリーズのフードです。
→グレインフリーカニンヘンは、2021年に販売終了となりました。
尿石成分や尿のpHに配慮したフードですが、療法食ではありません。
あくまで総合栄養食です。
とはいえ、
- プレシャスサポートよりミネラル分が少ない
- 目標の尿pHはWUとほぼ同じ
穀物は一切使われておらず、厳密なグレインフリーです。
グレインフリー カニンヘンの原材料
ラビットプロテイン*(25%)、ポテト*(19%)、ポテトフレーク(19%)、グリーブス(脱脂内臓肉/内ビーフ12%)、牛脂(5.5%)、加水分解レバー、ヒマワリ油、セルロース*、ミートミール(ビーフ1%)、ビートファイバー*、菜種油、キャロット*(0.5%)、アップルポマス(0.4%)、塩化ナトリウム、サッカロマイセス・セレビシエ*、塩化カリウム、海草*(0.2%)、亜麻仁(0.2%)、ユッカシジゲラ*(0.04%)、チコリの根(0.04%)、イースト抽出物*、ミルクシスル、アーティチョーク、タンポポ、ショウガ、カンバ葉、ネトル、カモミール、コリアンダー、ローズマリー、セージ、リコリス根、タイム (乾燥ハーブ:0.18%)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、Dパントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB12、コリン、葉酸)ミネラル類(鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)その他栄養素(DLメチオニン、タウリン)、天然由来トコフェロール(酸化防止剤として)(**乾燥一部加水分解)(*乾燥)
メリット
- 厳密なグレインフリー
- ミネラル分の少なさでは2番目
- 袋のサイズが豊富で買いやすい
デメリット
- 療法食ではない
ちなみにグレインフリーカニンヘンはAmazonなどでは安くなっていません。
おそらくメーカーが規制をかけているからです。
一方、公式サイトだとポイント還元を行っています。
特に定期購入だと、常に10%分のポイントがつきます。(カード決済なら15%)
定期購入のスパンは以下の通りです。
「少しでもお得に」と思う方は、
公式サイトを見てみるのもおすすめです。
WUの代替品の紹介は以上となります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。