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ドッグフードのオイルコーティングは悪?使われる油や目的などまとめ。

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こんにちは!ピー子センパイです。

 

飼い主さん
なんかドッグフードがベタベタする気がする・・・

 

このように感じたことはありませんか?

 

実はドッグフードには「オイルコーティング」という作業をされていることが多いです。

ただこのオイルコーティングについての正しい情報がネット上には少ないです。

 

ということで今回は「ドッグフードのオイルコーティング」について、ペット栄養管理士歴10年以上のピー子が解説させていただきます!

 

ドッグフードのオイルコーティングとは

ijmaki / Pixabay

ドライタイプ(カリカリタイプ)のドッグフードに触るとベタベタすることが多いです。

実はッグフードにはオイルコーティングしてあるものがほとんどです。

オイルコーティングとは「粒の表面に油脂をふきつけること」です。

 

ドライフードを作る工程はパンを作る工程と似ています。

材料を粉砕して混ぜる → 膨らませて焼き上げる

というざっくりした工程になります。

最終工程でパンにバターを塗る作業がオイルコーティングに当たります

 

メモ

当然ですがコーティングは固形物にのみ行うことができます。

水分が多く流動性のある缶詰やレトルトタイプにはオイルコーティングは行われません。

 

ドッグフードにオイルコーティングをする目的

フードメーカーがオイルコーティングをする目的は主に以下の2つです。

オイルコーティングの目的

  • 脂肪の量を調整する
  • 嗜好性を高める

 

補足の解説をします。

 

脂肪の量を調整する

ドッグフードは栄養素のかたまりです。

犬が健康に生きていけるように、1日に必要な栄養分をバランスよく摂取できるようになっています。

ドッグフードに含まれる栄養素

  • 炭水化物
  • タンパク質
  • 脂肪
  • ビタミン
  • ミネラル

基本的にはこれらの栄養素をまずは食材(原材料)を組み合わせて製造します。

ただ食材だけでドッグフードの基準バランスを整えるのはなかなか難しい作業です。

よって脂肪については食材だけで不足する分を、最後にオイルコーティングをすることで量を調整しています

 

メモ

ビタミンやミネラルなどの微量栄養素も、食材だけでまかないきれないことが多いため、後からビタミン粉末などを追加することで量を調整します。

これらは「添加物」に該当します。

 

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嗜好性を高める

またオイルコーティングにはもう1つ重要な目的があります。

それは「嗜好性を高める」ということです。

ドッグフードの粒にオイルコーティングされていることで粒からニオイが出るようになり、犬が喜んで食べつきやすくなります

 

コロ
ドッグフードからいいニオイがするのは、オイルコーティングのおかげなんだね!

 

メーカーとしては自社のフードを食べてほしいわけなので、オイルコーティングはある意味当然の選択といえます。

 

ちなみにドライフードを温めるとコーティングされているオイルが少し溶けて、さらにニオイが出やすくなります

犬をもっと喜ばせたいときにはドライフードでも温めてみましょう。

ドライフードを温める方法

  1. ドライヤーで温める。
  2. お皿に粒を入れてちょっと水をかける。ラップをかけ穴をあけて2,3秒レンジでチンする。

 

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オイルコーティングには何の油が使われている?

パッケージの原材料欄に「動物性油脂」や「植物性油脂」と書いてあることは多いのですが、それがオイルコーティングの正体です。

 

【例1】

 

 

 

 

 

 

【例2】

 

 

 

 

 

何らかの動物や植物から油を抽出して粒の表面に吹き付けているんですね。

人間の食品でもラード(豚の油)やチー油(鶏の油)がありますが、そんなイメージですね。

 

メモ

何の動物の油が使われているかはメーカーなどによって異なります。

ただフードメーカーに勤める知人に聞くと、豚の油や魚油を使っていることが多いとのこと。

 

コロ
ぼくはコーティングしてくれてればなんでもいいなー。

 

 

オイルコーティングは不要?

飼い主さん
でもオイルコーティングって良くないって聞いたことがあるけど・・・

 

もしかしたらネット上などで「オイルコーティング=悪」のような記事を見たことがあるかもしれません。

しかしその記事の最後には「オイルコーティングをしていないドッグフード」の売り込みがほぼ間違いなくついています。

オイルコーティングには上記の「栄養バランスの調整」「嗜好性を高める」という合理的な目的があり、オイルコーティング自体が悪いということは全くありません

 

飼い主さん
でもオイルコーティングの油は酸化しやすいから、「酸化防止剤」がドライフードには使われてるんでしょ?

その酸化防止剤は「発がん性がある」って聞いたことがあるんだけど・・・

 

確かに油は空気に触れると傷んでいきます(=酸化)。

なので保存をできるようにするには酸化防止剤を使う必要があります。

 

ただすべての酸化防止剤が発がん性があるわけではありません

例えば「ローズマリー抽出物」などの自然由来の酸化防止剤が使われているフードもたくさんあり、これらが発がん性を持つことはあり得ません

また発がん性があるといわれている「BHA」や「BHT」なども、一定量以下であれば発がん性はなく、人間の食品でも使われています。

 

ピー子センパイ
特定の商品の「広告」に惑わされないようにしたいですね。

 

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ドッグフードのオイルコーティングまとめ

では以上の内容をまとめます。

ドッグフードのオイルコーティング

  • 油の量の調整、嗜好性を高めるために行われる。
  • 動物性油脂が使われることが多い。
  • オイルコーティング=悪、というのはデタラメ。

 

以上、ドッグフードを利用する飼い主さんたちのお役に立つとうれしいです。

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