ヒルズの犬用トリーツは療法食タイプのおやつです。
その評判やアレルゲン、1粒当たりのカロリーといった細かい点まで、ペット栄養管理士の筆者が解説していきます。
この記事でわかること
ヒルズ・トリーツの評判
まずTwitterなどのSNSや、Amazonレビューなどでのトリーツの評判をまとめてみました。
【いい評判】
- おいしい
- 療法食と併用している
【いまいちな評判】
- 固い
- 大きい
どんな食べ物でもそうですが、いい点・よくない点がありますね。
ヒルズ・トリーツの画像
せっかくなので、より正確にお伝えするためサイズを測定してみました。
3粒をピックアップしてみました。
測定結果は以下の通りです。
横 | 縦 | 厚み | |
1 | 4.0㎝ | 2.5cm | 1.3㎝ |
2 | 4.0cm | 2.6cm | 1.5cm |
3 | 4.5cm | 2.9cm | 1.3cm |
平均 | 4.17cm | 2.67cm | 1.37cm |
- 横4.17㎝
- 縦2.67㎝
- 厚み1.37㎝
というのが平均のようです。
ちなみにうちの愛犬(柴犬)も噛んでいるうちに、粒が割れてこぼれていました。
質感はけっこう固く、女性だと割るのに苦労するレベルでした。
代わりにハサミで切ったらすんなり切れました。
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ヒルズ・トリーツの特徴
ヒルズのトリーツについて、以下のポイントで特徴をまとめました。
どんな時に使える?
主食に療法食を使っているときには、あげられるおやつにも制限が出てきます。
その中でヒルズのトリーツは、以下のような記載があります。
c/dマルチケア、i/dローファット、i/dコンフォート、k/d、l/d、w/dの製品を給与している犬へおやつとして与えることができます。
また全ての健康な成犬、高齢犬にも与えることができます。
- リン、ナトリウム、たんぱく質を調整
c/dマルチケア | 尿席の形成に配慮したフード(ミネラル量の調整など) |
i/dローファット | 消化に優れた原材料で低脂肪なフード |
i/dコンフォート | 消化に優れた原材料で低脂肪なフード。精神的な健康維持に配慮(加水分解ミルクプロテイン) |
k/d | 腎臓の健康維持に配慮したフード(リンやナトリウムの制限など) |
l/d | 肝臓の健康維持に配慮したフード(高品質なタンパク質の使用など) |
w/d | 体重管理に配慮したフード(カロリーや脂肪の調整など) |
入っている粒の数、カロリーは?
1袋(200g)の中に38粒前後入っています。
1粒当たり約15kcalです。
原材料、アレルゲンは?
原材料は以下の通りです。
【ヒルズ・トリーツの原材料】
トウモロコシ、小麦、大豆、セルロース、チキンエキス、チキン、植物性油脂、ポーク、全卵、ミネラル類(カルシウム、カリウム、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、着色料(カラメル、酸化鉄)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
上記より、アレルゲンになりそうなものを抜き出すと以下のようになります。
トリーツのアレルゲン
- トウモロコシ
- 小麦
- 大豆
- チキン
- ポーク
- 卵
添加物は?
上記の原材料より、着色料と酸化防止剤が使われています。
ただ酸化防止剤にはミックストコフェロールやローズマリー抽出物、緑茶抽出物が使われています。
BHAなどの合成酸化防止剤ではないので安心です。
原産国は?
ヒルズのトリーツの原産国はアメリカです。
国産ではありませんが、ペットに対する食品基準も厳しい国ですので、個人的には安心度は高いと思います。
ヒルズのトリーツに関する記事は以上になります!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!