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病気

【原因不明】猫の特発性膀胱炎。絶対忘れちゃいけないストレスケア。

 

うちの猫が「特発性膀胱炎」って診断されたんだけど、聞きなれない病気で説明がよくわからなかったわ。

 

こういった方のために、ペット栄養管理士の筆者が、特発性膀胱炎を分かりやすく解説させていただきます!

 

猫の特発性膀胱炎とは

「とくはつせいぼうこうえん」と読みます。

猫の祖先は砂漠に住んでおり、貴重な水分を体から失わないようにするため、尿をなるべくしないような体質になっていました。

その体質は今ペットになっている猫たちにも受け継がれており、猫に尿路疾患が多い背景になっています。

尿路疾患って何?

腎臓や膀胱など、おしっこにかかわる部位の病気を総称した呼び方です。

今回解説する特発性膀胱炎の他にも「尿石症」や「尿道栓子(にょうどうせんし)」などがあります。

 

そして尿路疾患の中でも最も多いといわれているのが「特発性膀胱炎」です。

特発性膀胱炎の症状は「尿に血が混じる」や「頻繁に尿をする」「排泄のミスをする」という変化で現れます。

しかし「特発性膀胱炎の原因は〇〇だ!」という確定された原因はなく、病院で検査をしても体内に結石ができていたり、細菌の感染があるわけではないのです。

なので飼い主さんとしてはモヤっとした気持ちになることもあるでしょう。

 

特発性膀胱炎の治療

しかし近年の研究では、特発性膀胱炎に「ストレス」が大きく関わっているのではないかと考えられています。

人間の突発性難聴なども、ストレスが原因だといわれますね。

なので特発性膀胱炎になった猫ちゃんにはストレスケアをすることが大切です。

猫のストレスケアのポイント

  • ストレスの原因となる環境を改善する。
  • 猫がストレスを感じにくくする。

 

補足の解説していきます。

 

ストレスの原因となる環境を改善する

「何がストレスになるのか」というのは猫によって違います。

ただ一般的には以下のような状況を猫は苦手にしやすいといわれます。

  • 生活環境の変化(引っ越しや模様替え)
  • 仲の良くない同居猫がいる
  • 知らない人が一緒に住むようになる
  • 大きな音が頻繁にする
  • トイレが汚い

 

どれも人間でもストレスに感じるものですね。

もし特発性膀胱炎となった猫で上記に該当するようなものがあれば、できる限りそれを改善することが大切な治療になります。

 

猫のストレスを緩和する

ただし、環境の改善はすぐにできないケースもあります。

引っ越しなどはそもそも元に戻すことができません。

 

そう言った場合には「猫がストレスを感じにくくさせる」という方法しかありません。

簡単に言うと猫をリラックスさせるということです。

現在では、猫のリラックスのために、以下のようなものがつかわれます。

猫のストレスケアができるもの

  • サプリメント
  • フード
  • フェロモン

 

気になる方は、かかりつけ病院などで聞いてみるとよいでしょう。

 

本記事は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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