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犬に食事制限してるけど痩せない?よくある原因5選。【栄養士監修】

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こんにちは!

ペット栄養管理士のピー子センパイです。

 

愛犬が太ってしまってちょっと健康診断で引っかかってしまった。

やせさせなくては。

1か月後・・・

 

飼い主さん
あれー。食事制限してるのに全然やせてないなあ・・・
まだ食事制限続くのかよー。もうそろそろやめようよー?
愛犬ちゃん

 

こんな家族のやり取りが聞こえてきそうです。笑

 

犬のダイエットをさせるときに食事制限をするという選択をする飼い主さんもいると思います。

もちろんうまく痩せていくときも多いですが、犬の食事制限で痩せないことも多いんです。

こちらの記事ではそんなときにありがちな理由を5つ紹介していきます。

 

 

消費されるカロリーは大きく個体差がある

まずダイエットの基本的な仕組みであるカロリーについて解説します。

 

体に入るカロリー(摂取) < 体から出ていくカロリー(消費)

 

この状態なら基本的には痩せていきます。

絵にするとこんな感じです。

このような状態にするために左側の摂取を減らすのが食事制限ですが、そもそも体から消費されるカロリーは個体によって大きな差があります。以下のような研究もあります。

 

消費カロリーの研究

同じ犬種で同じ体重だったとしても、消費されるカロリーに2倍開きがある

 

つまり減らす食事の量が、「50g減らせば痩せる子」もいれば「100g減らさないと痩せない子」もいるということですね。

食事制限をしても痩せないということは単純に減らす食事の量が足りていない可能性があります

 

痩せないということはその子にとってカロリーオーバーであるという状態です。よって「やせるまで量を減らす」というのがその子にとって本当に必要な量のカロリーを与えているということになります。

 

ピー子センパイ
パッケージに書いてあるフードの量を意識すると「こんなに減らして大丈夫?」と思うかもしれません。

ですがパッケージのフード量はたくさんいる犬たちの「平均」なだけであって、各自で調節するのが正しいです。

同じ体型・体重の人間でも、大食いの人もいれば小食の人もいますよね。

 

筋肉がついていて痩せない

ダイエット用のフードで食事制限を行うときにあるのがこの話です。

最近のダイエットフードは「体の筋肉量を増やす。同時に体脂肪を減らす」というコンセプトのものもあります。

人間でいう筋トレをするようなものですね(笑)

 

そうするとこのようなことが起こります。

筋肉量500gアップ!

体脂肪500gダウン!

よって体重はプラスマイナスゼロ。

 

食事制限の成果を体重だけで見るとこういうことが起こります。

の例はむしろダイエットが成功していることを意味しています。(ダイエットは体につきすぎた体脂肪を落とすのが目的であるため)

 

じゃあ何を確認すればいいの?

ダイエットの時は体重だけではなく「体の締まり」を確認しましょう。それが脂肪が落ちている証拠です。

「体の締まり」は上から見て「腰のあたりにくびれがでてきたかどうか」がポイントです。

以下の絵でいうと3に近づいているかどうかを見るといいです。

 

こちらの絵は「肥満スコア」としてこちらの記事でも詳細を書いています。

犬のダイエット。絶対失敗しない方法。

 

ダイエットにも停滞期がある

3dman_eu / Pixabay

人間でもそうですが、犬のダイエットにも停滞期があり食事制限の効果が表れないときがあります

停滞期が最初に来るのか途中で来るのかは誰にも分かりません。

2か月くらいは食事制限の効果を見るのに必要だと思って取り組みましょう。

 

ピー子センパイ
「気長にやる」という気持ちをスタートの時に持っておくといいですね。

 

 

家族の誰かがおやつをあげていて痩せない

よくある話ですが、旦那さんやおじいちゃんがあなたの知らないところでこっそり誰かが食べ物をあげている可能性もあります。性別の差別をするつもりは全くないですが、そういう時は男性が与えていることが多い印象です。(笑)

つまり実際は食事制限ができていなかったということですね。

犬の食事制限の敵は身近なところにいるかもしれません。

ポイント

自宅や散歩中の拾い食いも気を付けましょう。誰かがあげてなくても犬が自分でこっそり食べていることもあります。

 

病気の可能性で痩せない

あまり考えたくはないですが、いくつかの病気になると食事制限をしても痩せづらくなります

今まで紹介してきた痩せない理由の項目で該当するものがなければ病気を疑うことが必要です。一度以下のような病気の検査をすることをお勧めします。

 

  • 痩せづらくなる病気の例
  • 高脂血症
  • 糖尿病
  • クッシング病(副腎皮質機能亢進症
  • 甲状腺機能低下症

 

 

いかがだったでしょうか。

犬の食事制限といっても一筋縄ではいかないこともたくさんありますが、うまくいかないときの対処を事前に分かっておくと気持ちも楽になりますね。

頑張りすぎないように頑張ってください。

 

よろしければこちらの記事も参考にしてみてください。

【犬のダイエット】野菜を使うと失敗する理由

【失敗しない!】<br>犬のダイエットフード10選(価格帯別)

【犬のダイエット】運動は不要?サプリは?

 

 

 

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