一般的に犬に比べて猫はストレスに弱い動物だといわれています。
もともとが単独で生活していたことが大きな理由です。
こちらの記事では一般的に猫はどんなことにストレスを感じやすいか、をまとめてみました。
多頭飼育
冒頭でも書きましたがもともと猫の先祖(リビアヤマネコ)は単独行動で生活していました。
同種の仲間と常に行動することがなかったということです。
よって多頭飼いになれない猫も一定程度存在しています。
SNSでは多頭飼いされている家族のの写真なども見ますが、
本質的には苦手であるケースが多いです。
多頭飼いするときには相性がとても大切ですね。
大きな音
猫は大きな音も苦手にします。
洗濯機の音や掃除機の音などはしょっちゅうのことで慣れてくるでしょうが、
建て替えの工事や洗濯機の故障など予期せぬ大きな音はストレスになる可能性があります。
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トイレ
猫のトイレとの相性はとても大切です。
トイレの中である程度動けるサイズ
排せつ物を隠しやすい砂
においがこもりにくいこと
多頭飼いの場合は最低でも頭数分のトイレを用意すること
などなどたくさんの好みがあるといわれています。
毎日のことですから、その子にあったトイレを早いところ見つけてあげましょう。
トイレが合わないことでおしっこの病気になることもあります。
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遊びが足りない
基本的に自由を好む猫たちですが、遊びたいときは遊びたいです。
猫じゃらしなど獲物を捕まえることを連想させる遊びや、キャットタワーにおもちゃをくっつけるなど高いところに登る遊びも取り入れるほうがいいですね。
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いやな触られ方をする
飼い主さんもやってしまいがちですが、猫にも触ってほしくない部分があります。
首と足です。
首と足は敵から襲われると直接命にかかわる部位です。
(首は頸動脈があり、足はケガをすると逃げられなくなる)
もちろんここを触られるのになれている猫もたくさんいますが、本能的には嫌がる部位だということですね。
環境の変化
人間でもそうですが、自身の生活に変化が起こるのは猫にもストレスになります。
引っ越しが最たるものですね。
また家の中の衣替えや車での移動も同様です。
猫のストレスのことを考えるのであれば急激な環境の変化は極力避けたいところです。
ストレスが引き起こす病気
猫にストレスがかかった状況が続くと、「ストレス性の脱毛」「胃腸炎」「膀胱炎」などにつながることがあります。
逆に言うとこれらの病気の原因がストレスだった場合は、そのストレス源を取り除いてあげることが治療の1つとなるでしょう。
また、猫のストレスを軽減できる商品も多数販売されていますので、そちらを使うことが必要になります。
本記事は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!