毎日のワンちゃんとの生活もいつか終わりを迎えるもの・・・(急にさびしい導入ですみません)。
わたしも過去に何十頭とのペットたちとの別れを経験してきましたが、一向に慣れることはないですね。
あまり書きたくない記事ですが、ビーグルを飼っている方やこれから飼おうと思っている方の少しでもお役に立つかもしれませんので、今回は「ビーグルの寿命」について書いていきたいと思います。
この記事でわかること
ビーグルの寿命の平均は?
犬種ごとにしっかりした寿命のデータというのは発表されていません。
ただ多数のビーグルオーナーと接してきた経験からすると、12歳~15歳でお別れを迎えていることが多いです。
ビーグルは中型犬に分類されることが多いですが、中型犬の平均寿命もそのくらいです。
ちなみに大型犬の平均寿命は10歳くらい、小型犬の平均寿命は14歳~18歳くらいです。
ビーグルの寿命にかかわる病気
人間と同様、病気をせずに命を全うする子もいれば、病気によってお別れを迎える子もいます。
ですのでビーグルがなりやすい病気を知っておくことは、寿命を延ばすことにつながりやすいです。
ビーグルがなりやすい病気まとめ
- ガン
- クッシング病(副腎皮質機能亢進症)
- 甲状腺機能低下症
- 関節の病気
- 皮膚病
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ビーグルがなりやすい病気【解説】
ガン
うちの初代のビーグルもガン(皮膚型リンパ腫)でなくなりました。
リンパ腫が最も多いですが、乳腺腫瘍や膀胱がんなど、どこにできるかはわかりません。
肥満ががんのリスクを高めるといった報告もありますし、乳腺腫瘍は避妊手術をすればリスクが下がるともいわれます。
体型を太らせない
女の子は出産をさせる予定がないのであれば避妊手術をする
などである程度がんの予防につながると考えられます。
クッシング病(副腎皮質機能亢進症)
体の中では副腎という場所からコルチゾールという物質が出ています。
コルチゾールはストレスからの防御などの役割があるのですが、そのコルチゾールが出すぎるのがクッシング病です。
クッシング病の原因が脳や副腎に腫瘍がある場合があります。
またコルチゾールが出すぎることにより、糖尿病などを引き起こす可能性があります。
よって寿命にもかかわってくると考えられます。
体の中で脂肪を処理する力が弱い子がクッシングになりやすいという説もあるため、脂肪をたくさん与えすぎるのは避けたほうがいいかもしれません。
甲状腺機能低下症
体の中では甲状腺ホルモンという物質が出ていますが、甲状腺ホルモンが出にくくなる病気です。
甲状腺ホルモンは体の代謝を高める役割をしています。
代謝を高めるとは「心拍数をあげる」などの体の働きを強めることです。
甲状腺ホルモンが出なくなるということは代謝が下がるということで、活動性が低下する、とか足が震えるといった症状が出る可能性があります。
寿命に直結する、というものではありませんが、代謝をあげにくくなることで少なからず影響はあると考えられます。
体の中で脂肪を処理する力が弱い子が甲状腺機能低下症になりやすいという説もあるため、脂肪をたくさん与えすぎるのは避けたほうがいいかもしれません。
関節の病気
椎間板ヘルニアや前十字靭帯断裂などがあります。
これらが寿命に直結するわけではありません。
ただ関節の病気により歩行が困難になると筋肉が落ちやすくなります。
筋肉が落ちるということは免疫力の低下につながりますので、要注意です。
人間も「健康は足腰からくる」と言われますもんね。
皮膚病
膿皮症や脂漏症といった皮膚病が多いです。
膿皮症は細菌感染、脂漏症は皮膚のバリア能力が低下することなどによって起こります。
皮膚病そのものは、寿命に直結するわけではありません。
ただ薬を長期間使うことで、クッシング病や糖尿病など命にかかわる病気を引き起こすことがあるため、軽く考えないほうがいいでしょう。
本記事は以上となります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!