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こんにちは!
ペット業界で10年以上働き、1,000人以上の専門家たちと接してきたピー子センパイです。
この記事でわかること
カオスなペットフード選び
「あー、これテレビのコマーシャルでやってたやつだ」
「よく聞くメーカーだし、袋に○○(自分が飼っている犬や猫と同じ種類)がうつってるからこれがいいかな~」
初めてペットフードを買った時のこの気持ち。
その気持ち、私もすごーくよく分かるんです。
だって店員さんに聞いても分かるかわかんないし、そもそもネットで買うから店員さんいないわっ!
ですよね。
よーし、そしたらお得意のネット検索で!
「・・・なんだなんだ、生肉?添加物?次はグレインフリーか。なんじゃそれ!」
そうです、ペットフードを選ぶときにネットの情報はどれを信じればいいのかわからんのです。
店員さんもホームセンターやスーパーの店員さんはパートさんが多いのであんまりペットフードに詳しくないです。(もちろん詳しい方もたまにいます)
ペットショップや獣医さんであれば詳しい方がいますが、家の近くになかったり入りづらかったり・・・
絶対に間違わない!これだけ知っておこう!
ですのでそんな方のためにすんごい簡単、でも絶対間違わない選び方を解説します。
①「総合栄養食」と書いてあるものを選ぶ
「総合栄養食」このキーワードが入っているかがとーっても大切です。
総合栄養食とはそのごはんと水を与えていけば健康に育てられますよ、という基準を満たしているゴハンのことです。(カリカリでも缶詰でもどんなタイプでも書いてあります)
むかしコーン○ロストとかのシリアルに牛乳を入れれば1食の栄養バランスを満たせます、という宣伝があった気がしますが・・・
まああんな感じです。
ちなみに「副食」「その他の目的食」という記載があったらそれは総合栄養食ではありませんので、主食としては使えません。
ドッグフード・キャットフードで自分の子を育てていきたいという方はまずこのキーワードが書いてあるものを選ぶべきです。
でないと将来後悔することになります。人が毎食ポテチとコーラでいくようなものです。
長生きさせたければ、自分が後悔したくなければ「総合栄養食」です。
あ、いまさらですが、毎食手作りで自分の子を育てていきたいという方はこのページはお役にたちませんのでパスしてください。(言うの遅くてごめんなさい)
手作り食についてはまた別の記事で書いていきます。
②「年齢」があっているか
今はほとんどのドックフード・キャットフードに「○才~○才用」という記載があります。
ゴハンを食べる子の年齢にあわせて選びましょう。
書いてある年齢によって栄養バランスが少しずつ違います。
人と同じで、高齢用は塩分が控えめという感じになっています。
つまり年齢によって使うゴハンが変わっていきますので、1年に1度くらいは使うゴハンを見直していきましょう。
(1歳、7歳、10歳くらいがゴハンの変え時になっていることが多いです)
③あとはお好きなものを!
「総合栄養食」と「年齢」を満たしていればあとはなんでも大丈夫です。
ほんとに?
はい、ほんとです!(笑)
おいしそうな袋のものでも缶詰タイプでも選んで大丈夫です。
個人的にはあんまり安すぎない(1kgあたり500円以上)ものがおすすめですが、いろんな事情がありますのでそこは厳密ではありません。
あとは安心してあげていきましょう!
いかがだったでしょうか?
ある意味ペットフード並みに正しい情報を得るのが難しい食品はないのではないでしょうか?
私がこの世界に入った10年前に比べてゴハンの選び方を探すのがほんとに難しくなりました。
ただ基本の部分は大きくは変わりませんし、そもそもペット側は何も変わっていません。
初めて書く記事でしたが、みなさまのお役に立つ情報となれば大変うれしい限りです。