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【2022年】猫の腎臓病を治す?AIMフードをペット栄養士が解説

【公開日:2022年1月23日】

 

飼い主Aさん

猫の腎臓病を治療するための、あたらしいフードが出るって聞いたけどほんとなの!?

うちの猫は腎臓病だから、すぐにでも試してみたいんだけど!

 

数年前から「猫の腎臓病のあたらしいフード」が出る、と取沙汰されています。

このお話についてペット栄養管理士の筆者が、持っている情報をすべてお出ししていきます。

 

猫の腎臓病を治すフードが開発!【AIM】

 

猫の祖先「リビアヤマネコ」は、もともと砂漠に住む動物だったため、水がすくない環境で生活していました。

結果として、体内の水分調節をしている腎臓に負担がかかりやすく、「猫は腎臓病になりやすい」というのが定説です。

 

実際に「猫の腎臓病」は、動物病院での受診件数も多いです。

ペット保険の最大手「アニコム」の統計によると、腎臓病が含まれる「泌尿器疾患」が、猫の来院理由の第2位になっています。

 

アニコム白書2021より引用

 

ちなみに1位の「消化器疾患」は単発で終わることも多いです。

よって定期通院する病気の中では、「腎臓病が第1位」と言っても過言ではないかもしれません。

 

そんななか、2016年に東京大学の宮崎徹教授が、猫の腎臓病治療に関する新しい発見をしました。(参考記事

簡単にまとめると、以下のような内容です。

1. 腎臓は、体の老廃物を排出する働きをしている(尿を作る)

2. 腎臓が悪くなると、腎臓内のくだが詰まりやすくなり、老廃物が体内に蓄積する

3. 人や犬では「AIM」という物質が、その詰まりを除去する役割を持っている。しかし猫ではAIMが働きくいことが判明!

4. よって、猫は腎臓病になりやすい

 

イラストにすると、こんな感じです。

 

 

よってこの「AIM」を活性化させることができれば、腎臓病が圧倒的に治療しやすくなるということです。

実はAIM活性化のフードが現在開発中で、近い将来に発売になることがわかっています。

 

※ちなみに、以下の本では宮崎先生ご本人がAIMについてわかりやすく執筆されています。
猫好きの方は、一度読んでみて損はない良著です。

 

 

AIMを活性化する成分とは?

AIMを活性化する成分は、果物の「ドリアン」から抽出される成分であることが分かっています。

「ドリアン=くさい」というイメージを持っている方も多いでしょうから、すこし意外に思われるかもしれません。

ドリアン

 

飼い主Aさん

じゃあ今すぐにでも、ドリアンを買ってきてあげたほうがいいね!

 

上記のように考える方もいるかもしれませんが、それはやめておきましょう。

あくまで「ドリアンから抽出される成分」が有効なわけで、しかも有効量がどれくらいなのかも分かっていません。

こういった研究では、「抽出した成分を濃縮して摂取することで有効」ということが多いです。

 

普段食べ慣れないものを与えて、下体調不良を起こす可能性のほうが高いです。

すでに腎臓が悪い猫にとっては、おおきな苦痛になります。

安易にドリアンを与えるのではなく、フードが発売されるのをじっくり待つのが得策です。

 

 

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AIM腎臓病フードは、どこのメーカーが製造?

AIMの腎臓フードを研究しているのは、以下の会社です。

株式会社レミア

 

製造しているメーカーや、商品名など、具体的なことは明らかになっていません。

ですが、以下の国内メーカーが動いているのでは?という噂があります。

 

これについては、情報が入り次第すぐに更新していきます。

 

 

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AIMの腎臓病フードのメリット・デメリット

現時点で想定される、AIMフードのメリットとデメリットもまとめてみます。

 

メリット

「どれくらいの効果があるか」というのは、まだ発売されていないため言葉にできません。

ですが最大のメリットは、「腎臓病へのあたらしいアプローチができ、これまでにない治療効果が期待できる」ことです。

 

また最低でも「腎臓病フードの、あたらしい選択肢が増える」というのは、間違いないメリットです。

 

さらにフードによる腎臓病の治療ですので、「薬を飲ませられない猫でも、治療を加速させられる」というのも大きなメリットでしょう。

 

 

デメリット

一方のデメリットとして第一に考えられそうなことは、金額です。

世紀の発見といわれるくらいの研究産物ですから、「非常に高価になる可能性が高い」といえます。

 

猫の療法食では、1㎏あたり「2,500円~4,000円」くらいになっていることが多いです。※

AIM腎臓フードでは、「1㎏あたり10,000円」なども十分にあり得ると考えています。

 

それでいて腎臓病は食欲の変動がおおきい病気なので、「食べてくれない可能性もある」という問題もつきまといます。

販売メーカーで「返品保証」などがあればとても心強いですが、需給バランスや販売量などを考えるとその可能性は低いのではないかと推測されます。

 

※以下の記事では、「腎臓フードの価格の相場」を知ることが可能です。

【猫の腎臓病の療法食】おすすめ17選を比較!食べない時の対策も解説

続きを見る

 

 

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猫の腎臓病におすすめのフード

  • 上記の金額面の懸念
  • AIM腎臓フードがまだ発売されていないこと

をふまえると、「現時点でできる最大限のことをやってあげよう」と考える方が多いのではないでしょうか。

 

その中でペット栄養管理士の視点で、おすすめの腎臓フードを1つ紹介してみます。

AIMフードと、すこしコンセプトが近いかもしれません。

 

それは「みらいのキャットフード・腎臓用」です。

 

 

AIMのドリアンではありませんが、以下の果物が原材料として使われています。

  • クランベリー
  • クコの実
  • ナツメ
  • ビワ(葉)
  • グアバ(葉)

 

 

上記からわかるように、みらいのキャットフード(腎臓用)は「東洋医学的な発想」のフードで、合計89種類の和漢植物がつかわれています。

それでいて腎臓病の治療に必要な、以下の栄養素を制限して作られています。

  • タンパク質
  • リン
  • ナトリウム

 

現役の獣医師が監修していることも安心材料です。

以上より、「一般的な腎臓フードで満足していない方」「あたらしい腎臓フードを試していきたい方」にも最適と言えます。

 

公式サイトを見てみる

 

みらいのキャットフードは、800gサイズのみの販売です。

公式サイトから購入できます。

「単品購入」「定期購入」の2パターンがあり、それぞれの価格をまとめておきます。

 

\ みらいのキャットフード(腎臓用)の価格まとめ /

単品購入 定期購入
1袋 4,800円 3,800円
2袋セット 7,600円
(3,800円)
6,200円
(3,100円)
3袋セット 10,800円
(3,600円)
9,000円
(3,000円)

※かっこ内は、1袋(800g)あたりの金額

 

まずは「1袋だけ試したい」という方は、単品購入の4,800円がよいかもしれません。

また定期購入は以下のルールなので、はじめから定期購入にするのも十分アリです。

  • 1回だけでの解約も可能
  • 毎月の自動発送ではなく、都度購入も可能

 

気になる方は、公式サイトを見てみてください。

 

「AIM腎臓病フード」に関する記事は以上となります。また情報が入りましたら、随時更新していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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