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【犬の軟便】原因や対策、おすすめドッグフード15選を栄養士が解説

 

飼い主さん

うちの犬は、ときどき便がやらかくなるんだよね。

下痢じゃないから病院に連れて行くほどでもないんだけど、ちょっと心配なんだよね・・・

 

下痢ではないけどやわらかい便(軟便)を、気にしているオーナーさんは少なくありません。

この記事では、軟便の原因や対策、おすすめフードをペット栄養管理士が紹介していきます。

 

犬の軟便の原因と対策

まずこの手の記事だと「軟便になるのは、フードがあっていないからだ」という抽象的な説がよく見られます。

でもそれだと、根本的な原因を見つけることになりませんよね?

いまのフードが悪いだけで片付けてしまうと、犬の体質の問題を見つけることをしなくなり、その後の応用が利かなくなります。

 

よってこの記事では、「フードがあっていない」という抽象的な言葉は使いません。

そこを「犬の体質」の側面から、かみくだいて解説します。

軟便の背景には、大きく4つの理由があることが多いです。

 

消化能力が低い

フード(食べ物)は口に入った後、消化酵素を吹きかけられることで、こまかく分解されていきます。

そして栄養素のレベルまで分解されると、吸収することができるようになります。

ざっくりいうと、以下のように役割分担されています。

  • 消化→胃
  • 吸収→腸

つまり、「胃や腸のトラブル」や「消化酵素の不足」があると、便の状態が悪くなります。

それらが病的であれば病名がつけられますが、一時的なトラブルだったり、もともとの機能が少し弱いということもあります。(胃の問題だと「時々吐く」ということも見られます。)

こういったケースだと「消化率の高いフードを与える」というのが、まずやってみるべきことといえます。

 

 

また特定の栄養素、特に「脂肪」の消化吸収がすこし苦手、というケースもあります。(筆者も油っぽいものを食べると、おなかがゆるくなりやすいです…)

それも疑われる場合には、「消化率が高く、脂肪が少なめのもの」のほうが、より安心して使えるかもしれません。

 

 

ストレスに反応している

繊細な性格の犬だと、なんらかのストレスがかかったときに、軟便を起こすことがあります。

  • ホテルやトリミングに預けると軟便に・・・
  • 温度変化があると軟便に・・・

というのはよくあるパターンです。

一説だと「ストレスが腸内環境を悪化させ、軟便や下痢を起こす」と言われています。

 

 

性格には個体差がありますし、オーナーさんしかわからない部分もありますが、個人的にはプードルやヨーキーに多い印象があります。

このケースでは「ストレスケアがついたフードを与える」というのが、最適解になります。

 

 

腸内環境が乱れている

上述しましたが、腸内環境は便の状態に大きな影響を与えます。

ざっくりいうと「善玉菌が少なく、悪玉菌が多い」と、下痢や軟便を引き起こします。

善玉菌はフード中の食物繊維をエサにして、腸の中で生きています。

食物繊維を食べると腸内のpHが下がり、さらに善玉菌が生存しやすくなります。

 

よってこのケースでは「食物繊維を多くするなどの工夫をしたフードを与える」というのが、まずやってみることになります。

 

 

食物アレルギーをもっている

食物アレルギーも、胃腸の状態に大きな影響を与えます。

もちろんひどい水下痢になる場合もありますが、「軟便」程度の影響で収まることもあります。

このケースでの対応はシンプルに「食物アレルギー対策のフードを使う」ということで解決できます。

皮膚や耳のかゆみなども出やすいという症状が同時にあれば、食物アレルギーの可能性があります。

 

 

では上記の原因への「対策別」に、おすすめフード15選を紹介していきます。

すべて療法食ですが、「健康な犬でも長期的にあたえて問題ない」ものだけを厳選していますので、ご安心ください。

 

犬の軟便におすすめのフード15選

消化率が高いフード3選

i/d

i/dは、ヒルズから発売されている療法食です。

1㎏・3㎏・7.5㎏

高消化性の療法食として、数十年の発売実績があります。

「安心感があって、無難なものをまずは使いたい」という方には、最適です。

 

具体的には、卵やトリ肉などの高品質な原材料を使うことで、消化率を高めていると考えられます。

i/dの原材料

トウモロコシ、米、全卵トリ肉(チキン、ターキー)、トリ肉エキス、コーングルテン、ビートパルプ、動物性油脂、ピーカンナッツ殻パウダー、ポークエキス、植物性油脂、亜麻仁、柑橘類、クランベリー、サイリウム、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

 

粒は丸い形で、小粒です。小型犬でも比較的たべやすいサイズです。

缶詰も2種類があり、バリエーションを楽しめるのも特徴です。(計3種類)

とくに「シチュー缶」と呼ばれるグルメタイプの缶詰は、大変人気の高い缶詰です。(写真いちばん右。記事公開時点で品薄)

 

 

i/dは動物病院またはネット通販で購入可能です。

 

i/dの口コミなどは、以下でもまとめています。口コミなどを確認してから使いたい方は、ぜひ見てみてください。

ヒルズ【消化ケア i/d】メリットデメリットや口コミを徹底解説。

続きを見る

 

 

消化器アシスト

消化器アシスト・CIDは、スペシフィックの療法食です。

   2㎏

 

i/dほどではありませんが、動物病院での取り扱いもある安心のメーカーです。

米や卵など、消化の良い原材料を使用しています。

消化器アシストの原材料

、魚粉、トウモロコシでんぷん、ミネラル類(Ca、P、Na、K、Fe、Mn、Zn、Cu、I、Se)、デキストロース、動物油脂(豚)、蛋白加水分解物(家禽)、魚油、ビタミン類(VA、VB1、VB2、VB6、V B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸、VC、VD3、VE、VK)、サイリウム種皮、酵母、粉末セルロース、ビートパルプ、メチオニン、フラクトオリゴ糖、ユッカ抽出物、ゼオライト酸化防止剤:BHA、BHT、没食子酸プロピル

 

粒の形は丸い小粒タイプです。

 

ただドライフードは2㎏サイズだけしかないため、大きい袋や小さい袋を選びたい方には不向きです。

設計や粒の形は、ヒルズのi/dとかなり近いため、i/dを食べなかったなどのときの選択肢として考えるほうが良いかもしれません。

 

ただウェットタイプ(100g・300g)は、

  • アルミトレイで取り扱いがしやすい
  • やわらかい質感で、おいしい

という大きなメリットがあります。

ウェットタイプの外観と中身のイメージ

 

消化器アシストは、動物病院またはネット通販で購入可能です。

スペシフィック
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胃腸ケア

胃腸ケアは、アニモンダの療法食です。

   700g

アニモンダは動物病院での取り扱いはほとんどなく、インターネットメインの療法食です。

営業コストを抑えるためと考えられます。

とはいえペット先進国のドイツ産であり、ヒューマングレードの原材料を使うなど、製品の信頼に問題はありません。

 

そのうえで胃腸ケアは、加水分解鶏タンパクをつかうことで、消化率を高めています。

また犬によっては下痢の原因になる「グルテン(小麦タンパク)」を不使用です。

胃腸ケアの原材料

コーン、鳥肉粉(低灰分)、ライス、加水分解鶏タンパク、鳥レバー、乾燥全卵、イースト、 鳥脂肪、牛脂肪、サーモンオイル、ビートパルプ、オート麦繊維、フラクトオリゴ糖、亜麻仁、塩化ナトリウム、炭酸カリウム、ユッカシジゲラ

 

粒はまるい形です。

 

サイズが700gしかありません。小さいサイズを求める方にはよいですが、大きい袋がほしい方にはデメリットと言えます。

ただ150gサイズのウェットタイプがあります。消化器アシストと同様、アルミトレイです。

 

胃腸ケアは、ネット通販で購入可能です。

 

 

以上が消化率の高いフード3選でした。

消化の良いフードをさらに知りたい方は、以下の記事でもまとめています。

【胃腸が弱い愛犬に】胃腸ケアのドッグフードおすすめ11選まとめ

続きを見る

 

 

消化率が高い&低脂肪のフード4選

では次に、消化率が高くかつ低脂肪のフードを紹介していきます。

 

消化器サポート低脂肪

消化器サポート低脂肪は、ロイヤルカナンの療法食です。

1㎏・3㎏・8㎏

数十年の販売歴があり、安心して使えるフードです。

加水分解タンパクや米など、消化率を高い原材料を使っています。

消化器サポート 低脂肪の原材料

米、肉類(鶏、七面鳥)、小麦、大麦、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、ビートパルプ、動物性油脂、酵母および酵母エキス、魚油(EPA/DHA源)、サイリウム、フラクトオリゴ糖、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン、L-リジン)、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、ゼオライト、ミネラル類(Cl、Na、Ca、K、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、D3、コリン、E、C、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B1、B2、ビオチン、葉酸、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

 

そのうえで、脂肪分「7%」とかなりの低脂肪になっています。

これは脂肪の消化不良はもちろん、膵炎などにも対応できるレベルです。

 

粒の形は、四角くてやや大きめです。どちらかというと中型犬以上向きと言えるかもしれません。

 

また200gの缶詰もあり、やわらかい質感で使いやすいです。

缶詰の外観と中身のイメージ

 

購入は、動物病院または通販サイトで可能です。

 

消化器サポート低脂肪の口コミなど、以下の記事でまとめています。興味のある方は読んでみてください。

 

 

i/dローファット

i/dローファットは、ヒルズの療法食です。

1㎏・3㎏・7.5㎏

 

米やコーンスターチ、トリ肉などの消化率の高い原材料を使っています。

また「ショウガ」という、とても珍しい原材料がはいっています。これは、ショウガに胃腸の動きを良くする作用があるためです。

i/dローファットの原材料

米、コーンスターチ、小麦、コーングルテン、トリ肉(チキン、ターキー)、チキンエキス、亜麻仁、ビートパルプ、動物性油脂、大麦、オート麦、ショウガ、ポークエキス、植物性油脂、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、マグネシウム、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、リジン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)、カルニチン

 

脂肪の量は「8.6%」です。消化器サポート低脂肪よりは多いですが、十分低脂肪といえるレベルです。

 

粒は三角錐のような形です。やや大きく感じるかもしれませんが、消化器サポート低脂肪よりは小さいです。
※後述するi/dコンフォートは、低脂肪でi/dローファットより小粒

また缶詰も2種類があり、バリエーションを楽しめるのはメリットです。

とくに「シチュー缶」と呼ばれるグルメタイプの缶詰は、大変人気の高い缶詰です。(写真いちばん右。記事公開時点で品薄)

 

 

 

i/dローファットは、動物病院またはネット通販で購入可能です。

 

i/dローファットの口コミなどは、以下の記事でまとめています。

【i/dローファット】メリットや口コミ、最安値の購入法まとめ

続きを見る

 

 

ストマックケア低脂肪

ストマックケア低脂肪は、ドクターズケアの療法食です。

800g・3㎏

 

2020年に発売された新しいフードですが、動物病院での取り扱いも増えています。

「国産の療法食」というコンセプトが人気です。

 

消化のいい米をメインにしており、粒がすぐ砕けやすいように工夫されています。

ストマックケア低脂肪の原材料

米粉、フィッシュミール、小麦粉、ライスブラン、おから、動物性油脂、チキンレバーパウダー、フラクトオリゴ糖、難消化性デキストリン、米糠発酵抽出物(乳酸菌、酵母菌、納豆菌)、マッシュルーム抽出物(シャンピニオンエキス)、ビタミン類(A、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)、ミネラル類(カルシウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

 

脂肪分は「8.4%」と、i/dローファットと同レベルです

 

粒は丸い小粒です。

また800gサイズは「400g×2袋」に分かれているため、鮮度を保ちやすい特徴があります。

400g×2袋に小分けされている

 

購入は、Amazonや楽天市場などから可能です。

ドクターズケア (Dr's CARE)
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ただし、動物病院で購入するほうが安くなっています。メーカーが流通をコントロールしているためです。

すこしでも安く買いたい方は、かかりつけの動物病院に確認をしてみるとよいでしょう。

 

ストマックケア低脂肪の詳細は、以下でまとめています。

ストマックケア低脂肪が新発売。特徴や価格、発売日は?

続きを見る

 

 

SU

SUは、みらいのドッグフードの療法食です。

1kg 

 

高消化性の鹿肉をベースに、89種類の和漢植物を原材料に使用しています。

東洋医学的な療法食なので、「ベースの体質を変えていく」というイメージです。

SUの原材料

生肉(鹿,魚)、玄米、大麦、国産雑節、サツマイモ、菜種油、胡麻、米ぬか、卵殻カルシウム、和漢植物【紅豆杉、サラシア、ドクダミ、キバナオウギ、ギムネマ、吉野葛、ノコギリヤシ、スギナ、ゴカヒ、ウラジロガシ、発酵グルコサミン、朝鮮人参、田七人参、アルギニン、オルニチン、DHA、亜麻仁、ジャバラ、ノニ果実、タヒボ(紫イペ)、クロガリンダ、ガジュツ、枇杷の葉、レンセンソウ、バナバ葉、ニンドウ、チャーガ(シベリア霊芝)、ハナビラタケ、冬虫夏草、霊芝、アガリクス、ユーグレナ(ミドリムシ)、クランベリー、プロポリス、カミツレ、ハトムギ、大麦若葉、大棗(ナツメ)、陳皮、蝦夷ウコギ、グアバ葉、枸杞の葉、タラコンピ、杜仲の葉、ギョクチク、ケイケットウ、シロキクラゲ、タモギタケ、山伏茸、カワラタケ、メシマコブ、マイタケ、八角、ウコン、ケイヒ,ヨモギ、ナツシロギク、ヒハツ、菊芋、クマザサ、サンザシ、チョウジ、ガイヨウ、ライフクシ、ハス胚芽、サンシシ、ウイキョウ、生姜、マタタビ、バイキセイ、クコの実(ゴジベリー)、当帰の葉、バンカ、南蛮の毛、ハスの葉、菊の花、紅花、板藍根、山芋、桑の葉、甜茶、イチョウ葉、アムラ、キダチアロエ、ザイレリア、ローズレッドペダル、オリーブ、ジャーマンカモミール、ダンデライオン、ネトルリーフ】、サチャインチオイル(耐熱性オメガ3脂肪酸)、海藻(フコイダン)、イヌリン、セルロース、リジン、メチオニン、乳酸菌、オリゴ糖、タウリン、コリン、ビタミン類(E,B群,A)、ミネラル類(亜鉛,鉄)

 

さらに脂肪分「4.5%」と超低脂肪にもなっています。

このように特殊性が高いため、「いろんなフードを試したけど、軟便が解消しない」という方には試す価値が高いでしょう。

 

粒は細長い形をしています。

 

SUは、公式サイトまたは楽天市場から購入できます。

価格は公式サイトのほうが、約15%以上安く設定されています。

 

公式サイトを見てみる

 

 

以上が、「高消化性&低脂肪のフード4選」でした。

低脂肪のフードについては、以下の記事でもまとめています。

犬の低脂肪食おすすめ15選!脂肪量まとめ【カロリーも超重要です】 

続きを見る

 

 

ストレスケアのできるフード

次に、ストレスケアができる療法食を紹介します。

記事公開時点で、該当するものは1つしかありません。

 

i/dコンフォート

i/dコンフォートは、ヒルズの療法食です。

1㎏・3㎏

消化性が高く、脂肪分が低い設計になっています。(脂肪8.5%)

ここまで聞くと「あれ、i/dローファットと同じでは?」と思われるかもしれません。

 

実はその通りで、i/dローファットをベースに、「加水分解ミルクプロテイン」というストレスケア成分を配合しています。

よって繊細な性格が原因となっておこる、下痢や軟便に最適なフードになっています。

そういった意味で、かなりマルチなフードと言えます。

 

i/dコンフォートの原材料

コーンスターチ、小麦、米、コーングルテン、トリ肉(チキン、ターキー)、チキンエキス、亜麻仁、ビートパルプ、動物性油脂、ピーカンナッツ殻パウダー、大麦、オート麦、ショウガ、柑橘類、ポークエキス、植物性油脂、クランベリー、加水分解ミルクプロテイン、ミネラル類、(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、リジン)、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、リジン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)、カルニチン

 

粒は丸くて平たい形の小粒です。

また「シチュー缶」と呼ばれるグルメタイプの缶詰もあるのは、大きなメリットです。(写真右。記事公開時点で品薄)

 

 

i/dコンフォートは、動物病院またはネット通販で購入可能です。

 

i/dコンフォートの口コミなどは、以下でもまとめています。

【i/dコンフォート】メリットや口コミ、最安値の購入方法まとめ

続きを見る

 

 

腸内環境のケアができるフード4選

消化器ケア

犬心 消化器ケアは、(株)マッシュルーム・デザイン・スタジオから発売されているフードです。

1㎏

可溶性の食物繊維はもちろん、オリゴ糖や難消化デンプンといった善玉菌のエサを豊富に含んでいます。

また善玉菌そのもの(有胞子乳酸菌)も入っています。(プロバイオティクス)

よって、以下のようなサイクルが生み出されます。

「善玉菌を注入」→「善玉菌が長生きできる」

 

犬心 消化器ケアの原材料

生肉(牛、鶏、馬、魚)、玄米、大麦、魚粉、サツマイモ、ジャガイモ、ココナッツ、菜種油、ひまわり油、ゴマ、オリゴ糖、花びらたけ、冬虫夏草、コーンミール、犬由来善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌・酪酸菌)、有胞子乳酸菌、ホエイ、海藻、脱脂粉乳、LPS、グレインガム、ビール酵母、Ca、リジン、メチオニン、乳酸菌群

※赤文字が腸内環境に深く関わる原材料

 

上記の原材料は人が食べられるレベルのものを使用し、低温乾燥で製造しています。

そうすることで、消化がよくおいしい状態になっています。

これが犬心シリーズが「ナチュラル療法食」とよばれ、安心感が高い理由です。

 

公式サイトより

粒は、上の写真にあるような「細くて長い形」をしています。

 

購入は公式サイトからのみ、可能です。

公式サイトで定期購入を希望すると、商品到着前に200gのおためしサンプルがもらえます。

サンプルを試したうえで、

  1. 約1週間後の商品の到着を待つ
  2. 購入をキャンセルする

の2択を選ぶことが可能です。

 

「数日間は味見させてから、フードを購入したい」というオーナーさんには、とても良心的なシステムと言えます。

 

公式サイトを見てみる

 

犬心 消化器ケアの口コミやサンプルの請求の仕組みなど、詳しい情報はこちらの記事でも解説しています。

 

 

腸内バイオーム

腸内バイオームは、ヒルズの療法食です。

1kg・3㎏

2019年に発売された、新しいフードです。

腸内細菌叢を活性化し、「軟便の24時間以内の解消と再発防止」をサポートできることが明記されています。

原材料の中で、赤字になっているものが善玉菌のエサになり、上記の特徴を生み出していると考えられます。

腸内バイオームの原材料

大麦、米、コーングルテン、トウモロコシ、オート麦、ピーカンナッツ殻パウダー、チキン、チキンエキス、セルロース、動物性油脂、亜麻仁ビートパルプ、ポークエキス、柑橘類、植物性油脂、魚油、クランベリー、カボチャ、ショウガ、サイリウム、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(スレオニン、タウリン、トリプトファン、リジン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

 

消化器ケアとはちがい、善玉菌そのものは入っていません。ですが、善玉菌のエサがとても豊富なのが分かります。

粒は丸い小粒タイプです。缶詰はありません。

 

腸内バイオームは、動物病院またはネット通販で購入できます。

 

 

消化器サポート高繊維

消化器サポート高繊維は、ロイヤルカナンの療法食です。

1㎏・3㎏・8㎏

 

食物繊維はもちろん、善玉菌のエサになるオリゴ糖も配合しています。

以下の中の赤字が、善玉菌のエサになるものです。

消化器サポート高繊維の原材料

肉類(鶏、七面鳥、ダック)、米、植物性繊維、動物性油脂、コーン、小麦、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、コーングルテン、ビートパルプ、大豆油、魚油(EPA/DHA源)、小麦粉、サイリウム、酵母および酵母エキス、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、フラクトオリゴ糖、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン、L-リジン)、ゼオライト、ミネラル類(Cl、K、Na、Ca、P、Zn、Mn、Fe、Cu、Se、I)、ビタミン類(コリン、E、C、ビオチン、A、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B12、B1、B2、D3、葉酸)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)

 

上述の「消化器ケア」「腸内バイオーム」よりも、販売歴は長く安心感もあります。

また袋のサイズも「8㎏」のおおきい袋があるため、中型犬以上には使いやすいです。

ただ原産国が韓国になったことで、一部の方から反発もあるようです。

 

粒は丸くて少し大きめです。缶詰はありません。

 

購入は、動物病院またはネット通販から可能です。

 

 

減量アシスト2

減量アシスト2は、スペシフィックの療法食です。

2㎏

善玉菌のエサになる食物繊維が豊富と同時に、カロリーも低めです。(312kcal/100g)

なので、「肥満」や「糖尿病」のケアを同時にしたい犬にも使いやすいです。

具体的な原材料は、以下のようになっています。

減量アシスト2の原材料

小麦、魚粉、トウモロコシ蛋白、粉末セルロース、ビートパルプ、蛋白加水分解物(家禽)、卵、米、動物油脂(鶏)、ミネラル類( C a 、P 、K 、Na、Fe、Mn、Zn、Cu、I、S e )、ジャガイモ蛋白、魚油、ビタミン類(VA、VB1、VB2、VB6、VB12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸、V C 、V D 3 、VE、VK)、サイリウム種皮、メチオニン、L-カルニチン酸化防止剤:BHA、BHT、没食子酸プロピル

※赤字が腸内細菌のエサになると考えられるもの

 

粒は丸い形で、比較的小粒です。缶詰などのウェットタイプはありません。

購入は、動物病院またはネット通販から可能です。

 

 

アレルギーケアができるフード3選

では最後に、食物アレルギーのケアができる療法食を3つ、紹介していきます。

 

アミノペプチドフォーミュラ

アミノペプチドフォーミュラは、ロイヤルカナンの療法食です。

1㎏・3㎏

アレルギーを引き起こすのは「タンパク質」です。

タンパク質は生きていくために必須な栄養素なので、フード中には必ず入れなければいけません。

 

そのなかでアミノペプチドフォーミュラは、アレルギーのリスクを大きく下げる「加水分解」という技術をつかっています。

フード中のタンパク質をすべて加水分解してある、希少価値の高いフードです。

アミノペプチドフォーミュラの原材料

コーンスターチ、加水分解フェザーミール(アミノ酸およびオリゴペプチド)、コプラ油、大豆油、動物性油脂、植物性繊維、チコリー、フラクトオリゴ糖、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(L-チロシン、L-リジン、タウリン、DL-メチオニン、L-トリプトファン、L-ヒスチジン)、ゼオライト、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、ミネラル類(K、Cl、Ca、P、Zn、Mg、Mn、Fe、Cu、Se)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、C、ビオチン、B12、パントテン酸カルシウム、B6、B2、B1、A、葉酸、D3、K3)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)

 

それゆえ、かなり値段が高い設定になっています(1㎏で3,000円くらい)。

軟便の程度によっては、コスパが合わないと感じるケースもあるでしょう。

粒は丸く、比較的おおきめのサイズと言えます。ウェットタイプはありません。

 

購入は、動物病院またはネット通販から可能です。

 

 

インテスティナル

インテスティナルは、FORZA10の療法食です。

100g・2㎏・8㎏

アミノペプチドフォーミュラと同様、加水分解の技術を使っています。

ただ加水分解されていない米と魚も入っているため、「米アレルギー」「魚アレルギー」には非対応です。

インテスティナルの原材料(通常粒)

米・魚粉(ニシン21%以上)・コーン油・魚油・ミネラル(Ca・P・Na・K・Mg・Zn・Se・I・Cl・Fe・S・Cu・Mn)・BioMOS(マンナンオリゴ糖)・FOS(フラクトオリゴ糖)・ユッカシジゲラ・コリン・DLメチオニン・ビタミン(A・D3・E・PP・ビオチン・B12・パントテン酸・B2・B6・葉酸・B1・βカロチン )・銅アミノ酸キレート・ローズマリー(酸化防止剤として使用)

インテスティナルの原材料(AFS粒)

加水分解された魚蛋白加水分解されたポテト・ミネラル類(炭酸カルシウム・リン酸二塩基)・オレガノ・ローズヒップ・オオバコ・栗・食塩・有機酸カリウム塩・植物性乳酸菌・マンナンオリゴ糖・フラクトオリゴ糖

 

上にもあるように、粒の種類が2種類あります。(通常粒、AFS粒)

AFS粒には抗酸化成分をたっぷり入れるため、植物原料が豊富に使われています。

それぞれの粒の形は、画像を参考にしてください。

黄色がAFS粒

 

動物病院での取り扱いはほとんどなく、ネット通販がメインです。

 

 

d/d

d/dは、ヒルズの療法食です。

3kg・7.5㎏

一般的にはアレルギーになりにくい、珍しい原材料を使うことでアレルギー対応しています。

2タイプがあり、選び分けられるのもメリットと言えます。

  1. d/dサーモン&ポテト
  2. d/dダック&ポテト

特に加水分解がされているわけではないため、サーモン(ダック)とポテトのアレルギーがある犬には、使うことができません。

d/dサーモン&ポテトの原材料

ポテト、ポテトスターチ、サーモン、ポテト蛋白、植物性油脂、ココナッツ油、セルロース、ポークエキス(加水分解)、魚油、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、マグネシウム、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

d/dダック&ポテトの原材料

ポテト、ポテトスターチ、ダック、ポテト蛋白、植物性油脂、ココナッツ油、セルロース、ポークエキス(加水分解)、魚油、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、マグネシウム、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

 

ただアレルギー対応するため、サーモン(ダック)とポテトの消化率はとても高くなっています。

よっておなかにはやさしいフードです。

 

粒は丸い形で、やや大きめのサイズです。ウェットタイプはありません。

 

購入は動物病院、またはネット通販で可能です。

 

以上が、アレルギーケアのフード3選でした。

アレルギーケアのフードのついては、以下の記事でもまとめています。

【犬の食物アレルギー用フード6選】あなたは実績派?自然派?

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最後に15種類のフードのポイントだけを、おさらいしていきます。

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高消化性のフード
i/d
(ヒルズ)
バリエーション豊富で、販売歴長い
消化器アシスト
(スペシフィック)
ウェットタイプも使いやすい
胃腸ケア
(アニモンダ)
ドイツ産の療法食
高消化性&低脂肪のフード
消化器サポート低脂肪
(ロイヤルカナン)
かなりの低脂肪で、販売歴も長い
i/dローファット
(ヒルズ)
バリエーションが豊富。グルメ缶もあり
ストマックケア低脂肪
(ドクターズケア)
国産で小分けパック
SU
(みらいのドッグフード)
東洋医学的アプローチができる
ストレスケアのフード
i/dコンフォート
(ヒルズ)
マルチ性の高いフード
腸内環境ケアのフード
消化器ケア
(犬心)
安心のプロバイオティクスフード
腸内バイオーム
(ヒルズ)
24時間で軟便が改善
消化器サポート高繊維
(ロイヤルカナン)
販売歴の長いフード
減量アシスト2
(スペシフィック)
低カロリーで肥満のケアも可能
アレルギーケアのフード
アミノペプチドフォーミュラ
(ロイヤルカナン)
アレルギーリスクを大きく下げられる
インテスティナル
(FORZA10)
抗酸化成分も豊富
d/d
(ヒルズ)
2タイプを選べる

 

「軟便の原因や対策、おすすめフード」の記事は以上となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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