フード 病気

k/dのメリット・デメリットをペット栄養士が解説【口コミあり】

【公開日:2020年5月6日】

 

飼い主さん
うちの猫が腎臓病で、ヒルズのk/dが気になるんだけど・・・

買う前に、メリットデメリット口コミを知っておきたいな。

 

上記のような方に向けて、ペット栄養士の筆者が記事を書きました。

 

k/dとは

k/dは、ヒルズから発売されている、慢性腎臓病用の療法食です。

いまでは数えきれないほどの療法食がありますが、k/dは世界ではじめて作られた療法食だといわれています。

それくらい歴史があるフードです。

腎臓病のケアについて、公式HPでは以下のように記載されています。

〈猫用〉 k/d™ケイディーは、リンやナトリウムなどの調整により、あなたの愛猫の腎臓ケアをサポートする特別療法食です。

 

慢性腎臓病の時に「腎臓に負担をかける」のがリンとナトリウムです。

それらを少なくすることで、腎臓の負担を減らすことができます。

 

しかも療法食とはいえ、1歳以上の猫ならずっと食べさせて大丈夫な栄養バランスにもなっています。

 

k/dのメリット・デメリット

メリット

k/dには大きく3つのメリットがあります。

  1. 種類やサイズが豊富
  2. EATテクノロジー
  3. やせにくい

 

くわしく解説していきます。

 

種類が豊富

ドライフードが2種類、缶詰が4種類と、k/dは豊富なラインナップで作られています。

また、サイズも小さめから大きめまで揃っています。

 

ドライ k/d チキン 500g ・2kg ・4kg
k/d ツナ 500g ・ 2kg
缶詰 k/d シチュー缶 チキン&野菜 82g
k/d シチュー缶 ツナ&野菜 82g
k/d  チキン缶 156g
k/d  ツナ入り缶 156g

 

ドライフード

ドライフードは「チキン味」と「ツナ味」の2種類です。

日本の猫は、チキン派もいれば、魚派もいます。

2通りの味があるのはうれしいですね。

 

また、チキン味は4㎏のサイズもあるため、多頭飼いでも使いやすいです。

 

チキン味もツナ味も、丸くて平たい形をしています。

 

缶詰

缶詰は4種類です。

シチュー缶(82g)は、特殊な製法でおいしさをUPしたものです。

ざっくりいうと、グルメ缶という感じです。

見ためも野菜や肉のかたまりで、おいしそうになっています。

 

82gと量も少なめなので、使い切りがしやすいのもいいですね。

 

 

また、156gの缶は2通りの与え方が可能です。

  • そのままあげる
  • かき回してトロトロにし、流動食としてあげる

開けた時点でレバーペーストのような状態になっています。

 

 

EATテクノロジー

k/dには、EATテクノロジーという独自の技術が使われています。

EATテクノロジーとは、ざっくりいうと「慢性腎臓病の猫がおいしく食べてくれるレシピ」です。

公式サイトでは、以下のように書かれています。

 

腎臓病の猫の好みを研究し、おいしさを追求した独自のEAT(TM)テクノロジーを採用

 

歴史が長いk/dだからこそ考えられた技術だと言えるでしょう。

 

メモ

EATとは以下の略のようです。

  • E=Enhansed(増強する)
  • A=Appetite(食欲)
  • T=Trigger(誘発する)

食欲を増強する、誘発する

 

 

やせにくい

慢性腎臓病になると、筋肉が落ちてやせやすくなります

やせてくると、猫の生活状態はどんどん悪くなります。

※写真はイメージです。

 

k/dには「やせにくい」という特徴があります。

筋肉の合成に使われるアミノ酸を配合しているからです。

実際に、「k/dを与えると、他のフードにくらべて体重を管理しやすかった」という研究もされています。

 

すこしでも長くいい状態で過ごしてもらうために、ありがたい機能ですね。

 

 

デメリット

一方、k/dには3つのデメリットもあります。

  1. 価格が高め
  2. パウチタイプがない
  3. 小分けになっていない

 

順に解説していきます。

 

価格が高め

k/dは療法食なうえ、多数の研究費がかかっていると考えられます。

一般的なフードと比べると、価格は高めです。

記事作成時点での、Amazonの最安値を調べてみました。

 

k/d チキン味 500g 1,667円
2㎏ 4,043円
4㎏ 6,748円
k/d ツナ味 500g 1,667円
2kg 4,416円
k/d シチュー缶 チキン 82g×24 4,240円
k/d シチュー缶 ツナ 82g×24 4,194円
k/d チキン缶 156g×24 5,671円
k/d ツナ入り缶 156g×24 6,012円

※価格は常に変動します。

ただこれは、療法食の中だと普通レベルの値段です。

例として、ロイヤルカナンの「腎臓サポート スペシャル」の価格を記載します。

 

腎臓サポートスペシャルのAmazon価格

500g 1,509円
2㎏ 4,448円
4㎏ 7,053円

 

k/dのほうが安くなっているサイズもありますね。(2㎏、4㎏)

なので、k/dは、療法食の中で特別値段が高いわけではない、といえます。

 

メモ

ちなみにメーカー希望価格は、表の2割くらい高いです。

価格重視の方は、Amazonや楽天市場などの通販サイトで購入するといいでしょう。

 

 

パウチタイプがない

メーカーによっては、「パウチタイプ」の腎臓病療法食も発売されています。

代表的なのはロイヤルカナンの腎臓サポートです。

チキンとフィッシュの2通りの味があります。

 

また療法食ではありませんが、イナバのCIAOにも「腎臓に配慮したパウチ」があります。

 

そんななか、k/dにはパウチはありません。

パウチしか食べないような猫にとっては、マイナス材料といえるでしょう。

 

 

小分けになっていない

メーカーによっては、ドライフードが「小分け」になっていることもあります。

キドニーケア(日本農産工業)や、キドニーキープ(日清ペットフード)が代表的です。

キドニーケアの小分け

キドニーキープの小分け

 

これは、「開けたてのフードしか食べない」という猫のための工夫です。

ニオイや鮮度を重視する猫もいるからです。

 

k/dは小分けになっていません。

最小サイズが500gですから、常に開けたてのニオイを求める猫には向いていないと言えます。

 

k/dの口コミ

最後にk/dの口コミを集めてみました。

 

k/dの口コミでいちばん目立つのは

缶詰がおいしい!

というものです。

 

 

 

 

 

k/dの缶詰は催促されるくらい、おいしいんですね。

 

ドライフードについても「よく食べる」というコメントは多いと感じます。

 

 

 

一方、粒が大きいと感じる猫もいるようです。

 

ただ食べてくれれば、歴史のある製品だけに、いい状態の口コミも見られます。

 

 

 

 

 

k/d チキン(ドライ) ↓↓

created by Rinker
プリスクリプションダイエット
¥6,681 (2020/05/30 08:18:39時点 Amazon調べ-詳細)

 

k/d ツナ(ドライ)↓↓

created by Rinker
プリスクリプションダイエット
¥4,399 (2020/05/30 08:18:40時点 Amazon調べ-詳細)

 

k/d シチュー缶 82g(チキン) ↓↓

 

k/d シチュー缶 82g(ツナ) ↓↓

 

k/d 156g缶(チキン)↓↓

 

k/d 156g缶(ツナ入り)↓↓

 

 

ヒルズのk/dについての記事は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

-, フード, 病気

Copyright© 療法食チャンネル , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.