こんにちは!
ピー子センパイです。

逆にプロから見て「自分だったら飼いたくない犬種」ってあるのかな?
これから初めて犬を飼う方や、新たに仲間を増やそうと思っている方にとっては気になるポイントですよね。
ということで今回も知り合いの獣医師・S先生にご協力をいただき、S先生や獣医師仲間で共通認識になっている「飼いたくない犬種」を教えていただきました!
メモ
今回の聞き取り結果は、獣医師数名のご意見のためある程度の信憑性は感じていただけると思いますが、大規模な統計などではなく、あくまで「個人的見解」に近いものです。
また今回挙げる犬種をディスったり嫌っているという話ではありませんので、その点ご了承ください。
この記事でわかること
ジャック・ラッセル・テリア
好奇心旺盛で、アジリティなども得意、非常にアクティブな印象のあるジャック・ラッセル・テリア。
実は獣医さんをはじめ、看護師さんなどでも飼っている方はかなり少ないそうです。
そんなに吠えるイメージもないですが、なぜでしょうか?
理由としては「落ち着きがなく騒がしくて大変だから」だそうです。
運動量も多く必要で、室内でもせわしなく動き回るため、飼うのにはなかなかの覚悟がいります。
もちろん「犬と一緒に常に遊びまわっていたい!」という方にとっては最高の犬種ですが、普段犬や猫と接して疲れている獣医さんにとっては癒しとはなりにくいようです。(笑)
柴犬
ジャック・ラッセル・テリアとともに「自分なら飼いたくない」と思われていることが多いのが柴犬です。
最近は日本の人気犬種TOP5の常連ですが、意外にも獣医さんたちは不人気です。
うちもハチ(柴犬)を飼っているのでショックが否めない。

柴犬の不人気の理由は「神経質で凶暴」な面があるからです。
柴犬は飼い主ともベタベタせずに一定の距離を置くことも多いくらい、神経質な面があります。(柴犬界では「柴距離」といわれます)
病院で先生たちにガウったり、咬みついたりする子も少なくありません。
獣医さんたちの中でも「柴犬NG」をこっそり公表しているかたもいるとか・・・
そういった仕事でのイメージがあるため、「自分では飼いたくない」と思っている方が多いそうです。
シーズー
上記の2犬種とは違う意味で不人気なのが、シーズーです。
とてもおとなしく、飼い主にも従順で飼いやすいイメージがあります。
運動量もそこまで多くないため、高齢の方にも人気がある犬種です。
シーズーを先生たちが飼いたくない理由が「病気の多さ」です。
皮膚病や高脂血症、目の病気など、慢性化しやすい(長期に治療費がかさみやすい)病気の発生が多いです。
高脂血症は膵炎や糖尿病などの重篤な病気を起こすこともあるので、やっかいです。
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病気を治療する獣医さんだからこそ、かかる治療費を実感できるためシーズーは不人気になっているようです。
また「かわいそうなところを見たくない」という気持ちもあるのでしょう。
シーズーを飼う時には費用面でのある程度の覚悟が必要になりそうです。
以上、獣医さんたちが「自分じゃ飼いたくない」と特に思われていることが多い3犬種でした!
犬をこれから飼おうと思っている方たちの何か少しでもお役に立つとうれしいです。
ちなみに獣医さんが飼っている犬種で多いのは「MIX」だそうです。
捨て犬を保護したり、愛護団体さんから引き取ってくることが多いため、結果的にMIXになることが多いとのこと。
またMIXは病気にもなりにくいため飼いやすく、仕事に忙しい獣医さんたちにも人気があるようです。
「殺処分を減らせて、しかも飼いやすい」ことにつながる「愛護団体さんからMIXを引き取る」という選択肢を飼い主側ももっと持ってもいいのかもしれません。
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