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【衝撃の事実】「〇〇味」のペットフードに〇〇はどれくらい入ってる?

更新日:

 

こんにちは!

ピー子センパイです。

 

飼い主さん
うちの子はチキン好きだから、チキンがたっぷり入った「チキン味」のフードを買おっと!

 

これはごく一般的な感覚ですよね?

でも残念ながら、チキン味のペットフードにチキンはほとんど入っていないです。

 

この辺りをペット栄養管理士歴10年以上の筆者が解説していきます。

 

チキン味のフードにチキンはどれくらい入ってる?

まずは結論から。

 

「チキン味」のフードに入っているチキンの量は内容量の5%以下です。

 

もちろんチキン味だけでなく、ビーフ味やツナ味、マグロ味などどの原材料であろうと同じことが言えます。

例)容量1㎏のフードにチキンが30g入っている(3%)

=「チキン味」と書ける

 

飼い主さん
え、なんかすごいショック・・・

念のためだけど、ホントにホントなのピー子さん?

 

残念ですがほんとです。

これ言い方を変えると、原材料が5%以上含まれていたら「チキン」と書けることも意味しています。

「味」や「風味」「フレーバー」をつけなくてもよいということです。

またチキンの写真や絵を入れることもできます。

 

これはペットフード公正取引協議会の「ペットフードの表示に関する公正競争規約」にて定められています。

(特定事項の表示基準)

第 7 条 事業者は「ビーフ」、「チキン」、「まぐろ」等特定の原材料をペットフードの内容量の 5 パーセント以上使用している場合でなければ、当該ペットフードの名称、絵、写真、説明文 等に当該原材料を使用している旨の表示をしてはならない。

ペットフードの表示に関する公正競争規約より

 

ちなみに、「〇〇風味」「〇〇入り」「〇〇フレーバー」も同様で、〇〇に当てはまる原材料は、内容量の5%以下しか入っていません。

ほんの少しでも入っていれば「〇〇風味」などと表記ができてしまうんですね。

そうなると、あくまでペットフードの広告の意味合いしかないといえるでしょう。

 

少し分かりづらかったかもしれませんので、以下の例でまとめます。

💡製品名と原材料の割合の関係

  • チキンがフードの中に5%未満 ⇒ 「チキン味」や「チキン風味」などと書ける
  • チキンがフードの中に5%以上 ⇒ 「チキン」と書ける

 

原材料の表示のルール

ちなみにパッケージに書かれている原材料は「入っている量が多い順」で記載されています。

なので「チキン味」などと書かれているフードでは、チキンが先頭のほうに書かれていることはないはずです。

逆に「チキン」と書かれているフードなら、比較的先頭のほうに書かれています。

 

ちなみに少し脱線しますが、「原材料の欄に書かれていないものあるんじゃないの?」と聞かれることもあるので少し解説します。

いくつかの例外を除いて原材料表示には使われているすべての原材料を書くことが、ペットフード安全法で定められています。

これは添加物についても同様です。

💡いくつかの例外って?

  • フードの製造中に除去される添加物
  • 原材料にもともと使われていた添加物
  • フード中に含まれる量が非常に少なく、フードに大きな影響を与えない添加物

 

なのでフードに入っているものが100%完全に分かるわけではないです。

これも少し残念に思われるかもしれません。

 

ただこれは人間の食品もほとんど同じです。

例えば「マグロのしょうゆ漬け」という商品があった時に、その商品は「しょうゆ」を使っています。

その場合原材料には「しょうゆ」だけ書けばよく、しょうゆを作るために使った「大豆」や「食塩」などは表示しなくてもいいというルールになっています。

 

ペットフードの表示にはいくつかの独特なルールがあるので知っておくと面白いですね。

 

「原産国」や「年齢分け(7歳以上用など)」、「低カロリー」の表示にも意外なルールがありますので、気になる方は以下の記事を読んでみてください。

 

以上ペットオーナーの皆様のお役に立つとうれしいです!

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