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【2019年最新情報】グレインフリーのドッグフードは心臓病になる?

更新日:

 

こんにちは!

ピー子センパイです。

 

飼い主さん
グレインフリーのドッグフードを食べると心臓病になるってホント?

 

実はあまり知られていませんが、2018年7月にFDAから重大な見解が発表されていました。(私も見逃していて皆さんへの共有が1年遅れになってしまいました・・・)

それは「グレインフリーのドッグフードと犬の心臓病には関連性がある」というものでした。

今回はその内容について解説をしていきます。

 

グレインフリーのドッグフードは心臓病と関連がある

 

FDAは「グレインフリーのドッグフードは心臓病の関連がある」という発表をしました。

FDAの発表記事へのリンク

 

💡FDAって何?

アメリカ食品医薬品局の略。

食品や医薬品に関する許認可や安全性を検討する機関です。

日本で販売されているペットフードも海外で製造しているものが多数あるため、日本のペットフードにも深いかかわりがあります。

💡グレインフリーって何?

小麦や米などの穀物を使用していないこと。

「犬は肉食で、穀物を体内で消化できない」という誤った認識から、グレインフリーのドッグフードが販売されています。

 

FDAの発表をまとめると以下のような感じです。

 

  • 「グレインフリーのドッグフードを数か月~数年食べている犬」と「拡張型心筋症※」の間に関連がある
  • グレインフリーのフードとはレンズ豆などの豆類や豆類の種子、じゃがいもが主成分のドッグフード。
  • 拡張型心筋症を起こしやすい犬種ではない犬でも、拡張型心筋症になった。
  • 149頭の拡張型心筋症の発生が報告された。

※拡張型心筋症についてはのちほど解説。

 

これを見ると「健康に良さそう」といって安易にグレインフリーのドッグフードを与えるのはやめたほうがよさそうです。

世界的な影響をもつ機関の発表ですので、FDAがこれを発表したというのは非常に意味の大きいものです。

 

ちなみにFDAの発表の後、フリーマン博士という方が新たな発表をされています。

豆類が主成分のフードだけでなく、「生肉や生野菜などを原材料とするフード」も拡張型心筋症と明らかな関連がある。

これからさらに多くの研究が進んでいくと思いますが、現時点では「一風変わったドッグフードではなく、総合栄養食を与えるのがベスト」というのがピー子の考えです。

 

拡張型心筋症とは?

ちなみにグレインフリーとの関連があると発表された「拡張型心筋症」という病気についてもまとめてみます。

 

どんな病気?

拡張型心筋症は「心臓の筋肉」がうすくなってしまう病気です。

そうすると全身に血液を送り出す機能が低下し、うっ血性心不全を引き起こす可能性があります。

 

どんな犬種がなりやすい?

犬種的には大型犬に発生が多く、ドーベルマン、グレートデン、ニューファンドランド、セントバーナードがなりやすい病気です。

それに比べるとリスクは低いですが、ゴールデンレトリーバーやラブラドールレトリバー、ブルドッグ、アメリカンコッカ―スパニエルにも多い病気です。

 

何歳くらいでなりやすい?

子犬から発生することもありますが、3歳以降の発生が多いです。

 

生存率は?

薬での治療をメインに行いますが、半年から2年程度で亡くなることが多い、予後のよくない病気です。

 

いかがだったでしょうか。

グレインフリーのフードと聞くとなんだかいいイメージを持つかもしれませんが、科学的にいいとされていることはありません。

今後も海外情報含め、最新の正しい情報をお届けしていきたいと思いますので、ぜひサイドバーからツイッターのフォローもしてみてください。

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