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うちの犬、毛がうすいかも・・忘れがちな一番シンプルな原因と対処法

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こんにちは!ピー子センパイです。

 

飼い主さん
うちの犬の毛は昔から薄い気がするんだけど、気のせいかな?

 

今日は上記のようなお悩みがある方に、ペット栄養管理士のピー子が解説させていただきます!

 

なんでうちの犬は毛がうすいの?

 

「愛犬の毛が細い気がする」

「愛犬の毛の色がうすい気がする」

このように感じている飼い主さんは意外と多くいます。しかも愛犬の健康に気を使っている方でもそういう悩みをお持ちの方がいます。

 

毛は常に「脱毛 発毛 成長」のサイクルを繰り返しています。

このサイクルをターンオーバーといい、犬の場合は発毛から成長まで約3週間~4週間かかります

「毛がうすく感じる」というのはこのターンオーバーのサイクルのどこかに異常があると考えられます。

 

その異常はもちろん皮膚病によるもののこともありますが(後述)、単なる栄養不足の可能性もあります。

 

毛がうすいのは栄養不足なだけかも

 

個人的な印象ですが、手作り食や低品質のペットフードを与えている犬には、毛がうすい子が多いです。

植物が育つには、水・光・二酸化炭素が必要なように、犬の毛が成長するのにもたくさんの栄養素が必要なのですが、手作り食や低品質なフードには、十分な栄養素が含まれていない可能性があります。

💡犬の毛の成長に必要な栄養素

  • タンパク質
  • 脂肪酸
  • ビタミンE,C
  • ベータカロテン
  • 亜鉛  など

 

毛はケラチンというタンパク質でできているので、タンパク質そのものといっても過言ではありません。

野菜や炭水化物中心の食事を与えていると、タンパク質不足から毛が細くなることがあります。

 

脂肪は毛のつやに直結します。

ダイエットフードや手作りで低脂肪の食事にしていると毛がうすくなりやすいです。

 

ビタミンEやC、ベータカロテンは活性酸素のダメージから毛の細胞を守る役割があります(=毛の健康的な成長)。

また亜鉛は皮膚の構造を保つ役割があります。

手作り食でビタミン不足、亜鉛不足が起こりやすく、毛がうすくなることがあります。

 

ただこのようにざっくりと毛の成長に必要な栄養素が分かったとしても、やっかいなのは「個体ごとに毛の成長に必要な栄養素の量は違う」ということです。

しかも検査で「この子は今ビタミンEが足りない」などを調べることもできないのです。

 

なので「〇〇(上記の栄養素)を補ってみて初めて答えが分かる」という感じです。

 

毛がうすい場合の対処法

 

なので毛が薄く感じる場合には、愛犬の食事を振り返り、不足していそうな栄養素があればそれを補うことが必要です。

それはサプリメントでもいいですし、手始めにその栄養素を多く含む野菜などでもいいです。

 

飼い主さん
でも今の食事に何が足りないかわからないわ

 

という方もいるかもしれません。

 

そういった場合にはスキンケア用のフードを試してみることをお勧めします。

スキンケア用のフードには毛に必要なすべての栄養素がたくさん含まれているので、「毛がうすいのが栄養不足によるものなのか」を判定することができるからです。

 

ちなみにスキンケア用のフードは1か月試す必要があります。

なぜならターンオーバーのサイクルが3週間から4週間だからです。

毛にきちんと栄養が行き届き、毛が成長しきるまでに1か月くらいかかるということです。

 

ポメハゲは栄養不足が原因?

少し脱線しますが、ポメラニアンやサモエドといった北方犬種がサマーカットなどをすると、その後毛が生えてきにくくなることがあります。

俗にいう「ポメハゲ」ですね。

この原因はまだはっきりしていませんが、一つの説として「栄養不足」が挙げられています。

 

サマーカットをすると急に体温が下がります。

体温の低下は命に直結します。

なので生きていくための本能として、栄養を体温調節や体内活動に優先的に利用してしまい、毛の成長に栄養を利用しなくなる

結果として毛が生えにくくなる、という理論です。

 

実際にポメハゲの犬にスキンケアフードを使うだけで改善したという報告もあります

 

毛がうすくなりやすい病気

ただ皮膚病やホルモンの病気により毛がうすくなることもあります。

その場合には栄養補給よりもそれぞれの皮膚病の治療が必要になります。

下記のような病気にかかると、毛がうすくなることがあります。

💡毛がうすくなる犬の病気

  • 膿皮症
  • 脂漏性皮膚炎
  • アトピー性皮膚炎
  • 食物アレルギー
  • 甲状腺機能低下症
  • クッシング病

 

これらの病気になると、毛のうすさ以外に「かゆみ」「赤み」「元気消失」「体型の変化」がみられることが多いです。

こういったケースであればフードの変更の前に病院に行って診断を受けましょう。

 

 

以上、犬オーナーさんたちの少しでもお役に立つとうれしいです!

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