こんにちは!
ペット栄養管理士のかむかむです。

このような方も多いと思います。
ということで今回は「コスパ高すぎの犬の熱中症対策グッズ」を紹介していきます。
同時に無料でできる対策も紹介していきますので、気になる方はすぐに試してみてください!
熱中症対策グッズ選びのポイント
全日本病院協会によると、熱中症は以下のように定義されています。
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。
つまり熱中症対策をするときには以下のポイントに気をつけよう、ということになります。
💡熱中症対策グッズのポイント
- 高温多湿を緩和し、体温を上げないようにする
- 水分や塩分(電解質)を補う
この2点のポイントを踏まえ、熱中症対策グッズを紹介していきます!
冷感マット
実は犬の熱中症の7割は家の中で起こっているというデータがあります。(アニコム調べ)

と思うかもしれません。
ですがエアコンをつけて自宅を出ても、停電などが起こる可能性があります。
特に夏は落雷などによる停電が起こる確率は高いですからね。
家の中で熱中症が多いのにはそういった理由もあります。
なので電気を使わないで犬の体温を冷やせるというのはとても大切です。
それを実現できる最もシンプルな方法が冷感マットです。
大理石のタイプなど様々ありますが、以下のジェルタイプのマットがコストパフォーマンスが高いと思います。
クッション性と耐久性があり、汚れてもお手入れらくちん、多少変形するのでクレートなどにも入れられます。
サイズはS,M,Lの3サイズです。
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長時間はもちませんが、保冷剤をタオルなどにくるんでベッドの下に入れるといいですね。
散歩帰りの一時的な対策くらいにはなります。
保冷剤を食べたりしないよう注意しましょう。
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ペット用扇風機
今はカートに犬をのせて散歩する方も多いです。
カートの上では犬を冷やすのはなかなか難しいですが、持ち運びのできる小型扇風機を持っていると便利です。
以下の商品はクリップがついているので、カートにくっつけて直接犬に風を送れます。
充電して最大8時間連続使用ができるので、ほとんどの外出に使えるのではないでしょうか。
犬をクレートに入れて車の後部座席に乗せる場合、意外とエアコンの冷気は届きません。
そんなときにも使えますね!
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サーキュレーター
家の中でエアコンをつけて過ごせば、熱中症のリスクはかなり低いのですが、1日中つけっぱなしだと心配なのは電気代ですよね。
サーキュレーターを使えば冷気を効率的に室内に循環させられるため、エアコンの消費電力を減らすことができます。
💡ポイント
実際に12時間冷房をつけた実験があります。
その実験では「サーキュレーターを使うか使わないか」の違いで1か月300円の差が出たという結果になりました。
サーキュレーターは冬の暖房の時期にも暖房効率を上げるために使えますから、かなりおトクです。
もちろん冷気を室内のすみずみまでいきわたらせるという点でも、犬の熱中症対策に一役買ってくれます。
💡サーキュレーターって扇風機とは違うの?
サーキュレーターは直線的な風を起こすので、空気を循環させるのに向いています。
なので冷房暖房関係なく使用できます。
また真上に向けられるなど、角度調整なども自在なことが多いです。
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クールバンダナ
冷たいジェルをいれるポケットがついたバンダナが販売されています。
散歩をする時につけることが多いですが、もちろん室内でも使えます。
首の部分には太い血管が通っているので、首を冷やすと体温を効率的に下げることが可能です。
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人間用のハンカチやバンダナに保冷剤を入れて代用できます。
飼い主さんお気に入りのバンダナを巻いてあげれば、散歩がさらに楽しくなりますね!
クールウェア
バンダナだけでなく、ジェルを入れるポケットのついた洋服も販売されています。
バンダナだと歩いてるうちにずれてきたりするのですが、洋服であればずれてくる心配がありません。
特に熱中症になりやすいパグやフレンチブルドッグなどに使うのがおすすめです。
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裁縫が得意でしたら、普段の洋服に保冷剤ポケットをつけてあげられれば節約できますね!
クールミスト
バンダナや洋服が苦手な子もいますよね。
そんな子にはメンソール入りの霧吹きを使いましょう。
メンソールには皮膚に冷感を与える作用があるため、毛の薄い部分にシュッシュしたり、毛の多い部分は毛をめくって皮膚にかけてあげると効果的に体温を下げられます。

以下の商品は125mlと小さめなので、お出かけにも持ち運びしやすいのもいいですね。
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長時間の低温は保てませんが、化粧水などを入れる霧吹きボトルに氷水を入れて代用できます。
経口補水液
ここまでは「体温を下げる」という点にフォーカスしていましたが、熱中症の時は体の中の電解質(イオン)が失われています。
電解質が失われると筋肉の収縮ができなくなり、ふらつきなどがおこります。
また元気消失なども起こります。
なので暑い時に電解質の補給は必須です。
💡電解質の補給とは?
体内の70%は水でできているといいますが、そこにはカリウムやナトリウムなどのミネラルが電解質という形で存在しています。
脱水状態になると電解質は失われています。
電解質は経口でも補給できますし、ひどい脱水のときは点滴で補給します。
以下の製品は電解質を含んだ製品です。
粉末を溶いて使うタイプなので持ち運びにも非常に便利です。
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〇カリスウェットなどのスポーツドリンクを薄めて与えることで代用できます。
スポーツドリンクは糖分が多めなので薄めて使うのがポイントです。
いかがだったでしょうか。
犬はいつもより苦しいなどと訴えることができませんから、熱中症は予防をするという意識が大切です。
上記の方法が何か少しでもお役に立つとうれしいです。