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老犬・老猫を飼う時や介護する時に知っておくべき7つの用語

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こんにちは!

ピー子センパイです。

 

飼い主さん
ペットの介護について調べてると、なんだか難しい用語がいっぱいあってよく分からないわ。

 

高齢ペットが増えた日本では、認知症やがんによる介護が増えています。

そのような時には「病気の治療をどこまでするか」、「どうするのが犬や猫のためになるのか」などを調べてみると、たくさんの難しい用語出会うと思います。

今回は介護など、シニアペットを飼う時に出てくる難しい用語をまとめて解説してみます。

 

ターミナルケアとは

終末期医療」とも呼ばれます。

「終末期」に明確な定義はありませんが、一般的には以下のような状態を終末期と考えます。

💡終末期とは?

治療をしても完治の見込みがない。

死が遠くない将来に迫っていると推測できる。

この終末期に行うケアのことをターミナルケアといいます

終末期には積極的に病気の治療をするよりも、緩和ケア(次に解説)を行い、自然な形で最期を迎えるようにしてあげるほうが、動物福祉の観点からも望ましいと考えられます。

 

緩和ケアとは

ペインコントロール(病気への根本的な治療ではなく、痛みを取り除くこと)とも呼ばれ、犬猫の苦痛を取り除くことをメインに考えたケアのこと。

緩和ケアにより終末期でのQOL(生活の質)が高まります

「痛い・苦しい」がある状態での治療は動物にとっても大きな負担ですからね。

具体的には鍼灸や漢方、整体、マッサージ、ホモトキシコロジーなどが緩和ケアとして活用されます。

💡ホモトキシコロジーとは?

病気の原因となった毒素を減らし、治癒力を高める治療方法のこと。

シロップで飲ませたり、注射をすることで実施します。

漢方や鍼灸などとの相性も良いと考えられています。

 

ペットホスピスとは

緩和ケアを行う施設、自宅で介護しきれなかったりする場合にペットを預けられる施設のこと。

アニマルホスピスと呼ばれることもあります。

日本では老犬・老猫ホームに獣医師が駐在してケアを行ったり、動物病院にホスピス病棟を設置していることもあります。

ただしその数はあまり多くありません。

 

5つの自由とは

ターミナルケアや緩和ケアについて調べていくと「5つの自由」という言葉に遭遇することがあります。

5つの自由とは1960年代にイギリスで提唱された考え方で、動物福祉の指針として世界的に認められた考え方です。

ピー子的には「犬猫から見た、飼い主の責任」だと考えています。

5つの自由

  1. 飢えと渇きからの自由
  2. 不快からの自由
  3. 傷み・障害・病気からの自由
  4. 恐怖や抑圧からの自由
  5. 正常な行動を表現する自由

補足の解説をします。

 

飢えと渇きからの自由

犬猫を飼う上では、食事と水を十分に与えなければいけません。

 

不快からの自由

犬猫を飼う上では、飼育環境は清潔で、風雨や炎天下などを避ける必要があります。

 

傷み・病気からの自由

普段から病気にならないような管理を心がけ、病気やけがをしたら適切な治療を受けさせなければいけません。

 

恐怖や抑圧からの自由

恐怖を与えたり、過度な拘束をして犬猫に精神的苦痛を与えてはいけません。

 

正常な行動を表現する自由

犬猫が犬猫らしい行動をできるように配慮しなければいけません。

 

終末期医療においては3番目(痛み・病気からの自由)と5番目(正常な行動を表現する自由)の視点をもっておくことが、何かの判断をする時の材料になります。

 

💡そもそも動物福祉って何?

動物が精神的・肉体的に健康で幸せと考えられ、動物が動物らしく生活できる状態のことです。

家族の一員とはいえペットとして飼われている犬や猫は、自分で生活の環境を作ったり、終末期にどうするかという判断ができません。

かわいがるだけでなく、動物福祉という観点を常に飼い主が持っておくことが大切です。

この視点があると犬猫を飼っていくうえで迷った時に、人間よがりの判断を避けられます。

 

安楽死とは

治る見込みのない病気の犬猫を、これ以上苦しませないようにするために死を迎えさせる医療行為のこと

日本ではマイナスイメージが強いですが、動物福祉が進んでいる欧米では比較的一般的な考え方です。

具体的には麻酔を多めに投与することで安楽死を行うことがほとんどです。

だんだんと深く眠くなっていくようなもので、苦しむことはありません。

 

💡マメ知識

特にスウェーデンは安楽死に対してとても寛大です。

飼い主の心の負担を減らすため、獣医師が必要と判断した場合には積極的に安楽死をすすめるような考え方があります。

 

ペットロスとは

狭い意味では「飼い主がひどい無気力状態が続いたりすることで、生活に支障が出るような状況」を指すこともありますが、これは正確ではありません。

ペットロスとは、ペットを失って悲しんだり落ち込んだりすることであり、愛情を注いできた飼い主にとっての普通の感情です。

保険会社のアイペットによる、「ペットロスになったことがある方」にとった統計によると以下のような結果が出ています。

  • ペットロス症状で最も多いのは「突然悲しくなり、涙が止まらなくなる」。
  • ペットロスで仕事を休んだのは9.9%。
  • ペットロス症状が終わるのにかかる期間は「3か月未満」が51%。

アイペットのアンケート結果へのリンク

 

次に紹介するグリーフケアや新たなペットを飼うことなどが、ペットロスから早期に立ち直るのに有効です。

 

グリーフケアとは

大切な犬猫を失って「悲しいという気持ち」と「立ち直ろうとする気持ち」の間で揺れ動く不安定な状況や違和感がある状況をグリーフといいます。

その状態を脱するようなサポートをすることを「グリーフケア」といいます

 

具体的にはそのような状態にある方の話をじっくり聞くなどで寄り添うことです。

グリーフケアは何も特別な資格を持った人でなく、家族や友人など身近な方が行える行為です。

場合によっては動物病院でグリーフケアに注力しているところもあります。

ペットロスも適切なグリーフケアがあることによって早期に改善できますので、死別の前にグリーフケアを行ってもらえる相手を探しておくのもいいですね。

💡ポイント

もしペットロスになった人から相談をされたとき(グリーフケアを求められたとき)は聞き役に徹しましょう。

励ましたりする必要もありません。

話を聞いて共感することが心を整理する最大のサポートになります。

 

いかがだったでしょうか。

老犬のお世話や介護を迎える方の少しでもお役に立つとうれしいです。

 

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