コロ助・ピー子のコンビが情報をおとどけ!

ペットのモノシリ

お役立ち

いい動物病院の見分け方とは?飼い主が押さえるべき10の項目

更新日:

こんにちは!ピー子センパイです。

愛するわが子の治療を託すにはいい動物病院を選びたいですよね。

でもこんな風に思ったことはありませんか?

 

飼い主さん
今まで家から近いから今の病院に通っていたんだけど、今の病院がベストなのかな?

 

これまで仕事柄私は1,000軒以上の動物病院を見てきて、動物病院の院長やスタッフさんと仕事をしてきました。

同時に人気のある病院がどんな病院なのかというのも肌で感じてきました。

そんな中から見えてきた「いい動物病院の見分け方」を10の視点から解説していきたいと思います。

 

納得できるまで話ができる

3dman_eu / Pixabay

飼い主が「いいと思える」ということは「満足度が高い」と言い換えることができます。

少し堅苦しいですが人間が満足するうえでは「自分で決定した」と思えることがとても重要です

例えば次の例だとどちらが満足度が高いでしょうか?

【例】

  • 罰ゲームで10,000円のカレーを自腹で食べさせられた。
  • 普段のごほうびに、自腹で10,000円のカレーを食べた。

ほとんどの方は下を選びますよね?

10,000円のカレーなんてよほどお金持ちじゃない限り簡単には食べられません。いくらおいしくても罰ゲームで食べさせられたとしたら「損した」と思う方が多いのではないでしょうか?

お金を払うことに関して、人間は「自分で決めた」ことじゃないと満足度は上がらないのです

 

これがペットの治療だとどうでしょうか?

治療行為自体は自分ではできないので、「どの治療をするかを自分で決める」ことが大切です。

ただよほど特別な知識がある飼い主さんじゃないと、どの治療を行うべきかを決められません。

どの治療を行うかを決めるにはたくさんの情報が必要です

飼い主が治療法を決定するうえで必要な情報

  • どんな治療の選択肢があるのか。
  • それぞれの治療での過去の成功例や失敗例。
  • 治療にかかる金額。
  • 動物の体にかかる負担。    などなど

これらの情報を獣医師や看護師に聞く必要があります。

病気が重くなればなるほど、それを聞くのに時間がかかることでしょう。ですが時間をかけて聞かないと「自分で治療を決められない」のです。

これは言い換えれば「動物病院側が、飼い主が納得できるまで話をしてくれるか」ということです。

いい病院はこれができていますし、逆にこれができない病院もあるのです。

話を聞いてくれない動物病院の例

  • 他の患者さんがいて混んでいるため、話を途中で終了させられた。
  • 高圧的で、獣医師が一方的に治療法を決めてしまった。
  • それまでの飼い主の飼い方や対応を頭ごなしに否定してきた。

これらの対応は「飼い主が納得できるまで話をしよう」というスタンスとかけ離れたものです。

あなたがこの病院の治療に満足することはよっぽどのミラクルがない限りないでしょうから、こういった病院は選ばないほうが賢明です。

 

ポイント1

  • 自分が納得できるまで話をしてくれる動物病院はいい病院。

 

 

料金

kschneider2991 / Pixabay

料金は安いに越したことはないと思うかもしれませんが、人間は「支払った料金以上の満足」が得られれば納得できます

それは料金以外の項目と天秤にかけて決まるものです。

またかけられる料金はご家庭や状況によって大きく違います。

つまり一概に料金だけを見て病院の良しあしは判断できないといえます。

 

ですが動物病院に次のような条件があると一般的に料金は高くなります。

こういう病院は料金が高い

  • 獣医師や看護師に特殊な技能がある。(=腕がいい。次に解説。)
  • 医療設備が最新のものになっている。(次の次に解説。)
  • 駅前の立地など、視認性がいいところにある。
  • スタッフの人数が多い。

 

このような条件があって料金が高くなったとしても、それ以上の治療を受けられたり、病院の居心地がいいなどの対価があれば満足できます。

飼い主側がどこまでを動物病院に求めるか、によって大きく分かれるポイントですね。

 

ポイント2

  • 支払える料金は人それぞれ。料金以上の満足が得られれば自分にとっての「いい病院」です。

【関連記事】

動物病院の料金は高すぎ?全国平均や病院の粗利などまとめてみた。

 

腕がいい

Westfrisco / Pixabay

これはなんの業界であってもそうですが、腕がいい(特殊な技術を提供できる)人からサービスを受けたいものです。

動物病院は人のように「小児科」「内科」「歯科」などの診療科目が分かれているところは少ないです(総合診療と呼ばれます)。つまり難しい病気やケガの時に対処できる動物病院は限られるということです。

そして飼い主は「どの獣医師が特殊な技術を持っているのか」どうかを判断する材料がありません

 

ですが動物病院の世界では腕の良さを判定する方法として「専門医」などの資格を持っているか、という視点があります。

そのような資格は診療科目ごとによっていくつかあるので間違いなく参考になります。

以下の記事で各診療科目ごとの資格者を見られるようにしています。

【関連記事】

腕のいい獣医師はここで探せる。治療科ごとの専門資格保持者リスト。

 

ピー子センパイ
もちろん資格を持っていなくても腕のいい獣医さんはいますが、それは治療を受けないと分からないですね。

資格を持っているかどうか、は病院に行く前から分かるのでひとつの判断材料になります。

 

ポイント3

  • 動物病院の腕の良さは「専門資格」でも判断できる。

 

設備

Bokskapet / Pixabay

上でも書きましたが動物病院は総合診療のため、高度な設備を持っている病院は限られます。

高度な設備とは具体的にCTMRIなどで、ざっくりいうと脳の病気や内臓、骨などにある細かな病変を発見できるものです。

こういったCTやMRIなどの高度設備があるかどうかもいい病院のポイントになるでしょう。家から一番近い高度病院がどこにあるのかを知っておくと緊急の時などの安心感が違います。

ただ料金も高くなる傾向があるので、高度設備の病院と普段行く病院、2つ知っておくというのも有効です。

 

ピー子センパイ
ほとんどの動物病院でもレントゲン検査や超音波検査(エコー)はできるため、ほとんどの病気は調べることができます。

もちろんそれを解析できる知識があればですが・・・

 

ポイント4

  • 高度な設備がある最寄りの病院も知っておこう。

 

 

動物の扱い方

StockSnap / Pixabay

自分の愛犬や愛猫を大切に扱っているか、というのもいい病院のポイントです。

いい病院は「〇〇ちゃんはいい子だねー」など、犬や猫に対してもきちんとコミュニケーションを取ります。

これは飼い主はもちろんですが、犬や猫にも安心感が伝わり治療がスムーズにいきやすくなるのです。

 

注意ポイント

まれにですが、強引に犬猫の体を裏返しておなかを出させる、首根っこをつかんでにらみつける(どちらも服従させる意味)、などをする古いタイプの獣医師もいます。

当たり前ですがこのような病院はいい病院とは言えません。

 

ポイント5

  • 犬や猫を大切に扱っている動物病院は、治療もうまくいきやすくなる「いい病院」。

 

 

セカンドオピニオン

最近ではセカンドオピニオンという言葉がかなり普及していますね。

 

❓セカンドオピニオンとは

かかりつけではない病院に診断や治療のアドバイスを求めに行くこと。

かかりつけ病院の診断だけでは不安な時に行います。

 

愛犬や愛猫の今の治療に疑問を持った時に「これで正しいのか」「他のやり方もあるのではないか」と考えるのは自然の流れです。それが最終的には正しい治療だったとしても「自分で確認して納得した」という行為が大切です。

そういった飼い主の心情を理解して「他の動物病院にセカンドオピニオンをとりにいく」というのを快諾してくれるのはいい病院といえます。

それは今の治療に自信があって、かつ飼い主の心情も理解しているという裏返しだからです。

 

今の動物病院に通っていながらもセカンドオピニオンを受けに行きたい、と思うのは後ろめたいと感じるかもしれません。そういった時にはこちらの記事を読んでみてください。

【関連記事】

現役獣医師に聞いた③【セカンドオピニオンを受けに行くのは失礼?】

 

ポイント6

  • セカンドオピニオンを取りに行くのを許してくれるのは自信と思いやりの証。

 

 

正直に苦手を言えるか

セカンドオピニオンと話が似てきますが、「自分の苦手なことを正直に言ってくれるか」もいい病院を見分けるポイントです。

総合診療がほとんどなのですから、苦手があって当然です。逆に「なんでも治せますよ」なんて言うほうがウソです。

実際に見栄を張って間違った治療をすすめて一向に治らない、と犬や猫を苦しめてしまうケースもけっこうあるんです。

「できないこと」を正直に言う先生がいる病院はいい動物病院です。

✅正直な動物病院の例

この病気はうちでは診れないな。〇〇病院を紹介しますね。

✖✖病院は△△の治療がうちより上手です。✖✖病院も検討してみるといいですよ。

 

ポイント7

  • 自分の病院だけで抱え込もうとしないのは、「いい病院」。

 

 

家からの距離

すごくシンプルですが、家からの距離も思った以上に大切です。

ペット用の救急車というのがありませんから、急に意識がなくなった、とか容体が急変した、という時に一秒でも早く治療を始めるには自宅から近いことが最重要です。

緊急時には自宅から一番近い病院が治療が上手くいく確率が高いといえるでしょう。

ポイント8

  • 緊急時には家から近い病院が「いい病院」になる確率が高い。

 

待ち時間

FunkyFocus / Pixabay

これも料金と同じで、「腕の良さ」や「話を聞いてくれるか」の求めるレベルとのバランスにより変わりますので一概には言えません。

ただ動物病院での待ち時間は少ないに越したことはありませんよね?

最近では「予約制」や「予約優先制」をとっていたり、ネット上でどれだけ混んでいるかを確認できる病院もありますので現在の病院の待ち時間が気になる場合などは、それを調べてみるといいですね。

また動物病院には特定の混みやすい時間帯というのも存在しますので、それを知っていればある程度待ち時間を減らすことにつながります。こちらの記事で解説しています。

【関連記事】

動物病院の長い待ち時間。空きやすい時間や対策などまとめてみた。

 

ポイント9

  • 予約制や混雑時間のチェックなどで待ち時間を減らせる「いい病院」もある。

 

 

清潔さ

pascalhelmer / Pixabay

いい動物病院はほとんどが清潔感があります。

愛犬、愛猫の体の治療をするわけですから動物病院が清潔であることは必須のポイントです。

待合室の見える部分だけでなく診察室がきちんと消毒されているか、や院内のニオイも気になるところです。

以下の記事に動物病院がどれだけ清潔度を保っているかのチェックポイントをまとめています。

【関連記事】

1,000軒の動物病院を観察!掃除が行き届いている病院の特徴

 

ポイント10

  • 「いい病院」は清潔である。

 

いい動物病院の見分け方・まとめ

これまでの10のポイントを改めて整理します。

いい動物病院の見分け方

  • 自分が納得できるまで話をしてくれる動物病院は「いい病院」。
  • 支払える料金は人それぞれ。料金以上の満足が得られれば自分にとっての「いい病院」。
  • 動物病院の腕の良さは「専門資格」でも判断できる。
  • 高度な設備がある最寄りの病院も知っておこう。
  • 犬や猫を大切に扱っている動物病院は、治療もうまくいきやすくなる「いい病院」。
  • セカンドオピニオンを取りに行くのを許してくれるのは自信と思いやりの証。
  • 自分の病院だけで抱え込もうとしないのは、「いい病院」。
  • 緊急時には家から近い病院が「いい病院」になる確率が高いです。
  • 予約制や混雑時間のチェックなどで待ち時間を減らせる「いい病院」もある。
  • 「いい病院」は清潔である。

 

いかがだったでしょうか。

少しでもペットの飼い主さんの動物病院選びのお役に立つとうれしいです。

 

 

 

 

-, , お役立ち

Copyright© ペットのモノシリ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.