TOPペット栄養管理士によるお役立ち情報

ペットのモノシリ

お役立ち

7歳で犬を去勢させた体験より。【避妊・去勢手術は必要?不要?】

更新日:

skeeze / Pixabay

 

こんにちは!

ペット栄養管理士のピー子センパイです。

 

ピー子センパイ
コロ助もそろそろ去勢手術の時期か―。
コロ
きょせい?なんだそれは!?

ピー子センパイ
繁殖能力をなくすことだよ。うちは繁殖できないから、手術しないとコロ助が将来つらいことになっちゃんだ。ガンとか病気の予防にもなるからね。

コロ
そうなのかー。でもなんだかちょっと怖いなー。

 

私は今まで3頭の犬を飼ってきました。そのうち2頭は子犬のうちに避妊、去勢をしました。もう1頭は高齢になるまで虚勢をしませんでした(結果的に7歳になってから去勢)。

飼っている愛犬に対して避妊・去勢手術をする、というのはとても悩む選択だと思います。でもそれは手術に対する情報が足りないからかもしれません。

この記事では避妊・去勢手術を「した犬」と「していない犬」のどちらも飼った経験がある立場から犬の避妊・去勢手術を解説していきます。

 

避妊・去勢手術はすべき?

ijmaki / Pixabay

ちなみに記事の中では「避妊・去勢」と書いていますが、念のため違いをまとめておきます。

避妊:メスの犬の繁殖能力を失わせること。卵巣を取り出す。

去勢:オスの犬の繁殖能力を失わせること。睾丸(金玉)を取り出す、など。

去勢手術のほうが避妊手術よりも簡単なため手術時間も短く、料金も安くなります。(後で解説)

 

7歳まで去勢をしなかったのは柴犬の「ハチ」という犬なのですが、ハチは興奮しやすく散歩のときなどの引っ張りがひどかったんです。
そして去勢をしてから散歩の引っ張りは少し落ち着きました

また避妊・去勢手術を子犬で行ったほかの2頭も興奮しやすいなどということはなく飼いやすい犬に育ちました。

後述するメリットやデメリットも含めて結論から言うと、私は「避妊・去勢手術はすべき」だと考えています。

 

避妊・去勢手術のメリットとデメリット

もちろん手術にはメリットもデメリットもあります。

メリット

①性ホルモンに影響される病気であるガンや子宮蓄膿症などになりにくくなる。=寿命が長くなる。

②他の犬やニオイに対して興奮しにくくなる=マーキングが減る、落ち着きが出る

③無駄吠えが減る。

④脱走したときに野良犬と交尾してしまうなど、望まない繁殖を防げる。

ものすごい簡単にまとめると「飼いやすくなる」ということですね。

ハチの経験だと②の効果を感じたわけですが、過去に飼ったすべての犬で①~④の問題が出たことはありません。

 

デメリット

①全身麻酔のため、麻酔による死亡のリスクがある。

②費用がかかる。

③太りやすくなる。

③健康な愛犬を手術する、繁殖能力を失わせることに抵抗がある。

①の避妊去勢手術の失敗の確率は0.1%といわれています。

②の費用についてはもう少し後で解説しています。

③についてはこちらの記事でも解説しています。

 

④については私の考えですが、避妊・去勢手術をしないで犬が将来「繁殖行動をしたいのにできない」「ほかの犬に対して興奮してしまうため一緒に遊ばせられない」という状況になる方がつらいと思っています。

またもっと言ってしまえば「飼い主に手術された」という感情が起こることは犬にはありません(実際に手術をするのは獣医師でそれが飼い主の決断だと結びつけることはありません)。

ですので手術をするかどうかは、飼い主の情はあまり挟まずに、それ以外のメリットとデメリットを総合して決断すべきだと思います。

 

動物病院からみる避妊・去勢手術①

避妊・去勢手術はほぼ間違いなく新人獣医師が初めて教わる手術です。獣医師が複数いる病院では訓練の一環として避妊・去勢手術は新人(または若手)が行うケースがほとんどです。
手術のリスクが怖い場合には獣医師の指定ができる病院か、または複数の獣医師がいない病院に連れていくと経験豊富な獣医師が手術をしてくれます。

コロ
ある意味それくらい避妊・去勢手術は簡単な手術であるともいえるね!

 

避妊・去勢手術をしている犬の割合

Tumisu / Pixabay

これについては日本では正確な統計がとられていません

知人の複数の獣医師の感覚だと以下のような傾向があるようです。

・室内飼いの犬は7割以上避妊・去勢手術をしている。

・外飼いの犬は室内飼いの犬に比べて手術をしている割合は少ない。

もちろんすべての犬が動物病院に行っているわけではないので分かりませんが、大まかな傾向はこのような感じでした。

 

避妊・去勢手術をする年齢

947051 / Pixabay

生後半年くらいから手術が行えます。

また高齢になっても手術自体は可能で、ハチも7歳で手術を受けました。

ただ全身麻酔は高齢になるほどリスクが高まります。

手術をするのであれば間違いなく早いほうがおすすめです。

 

避妊・去勢手術の費用

jarmoluk / Pixabay

費用については病院によってまちまちです。

手術を検討している病院に問い合わせるのが確実ですし、最近ではHPに料金を掲載している病院も増えています。

一般的にはこれくらいの料金設定が多い気がします。

避妊手術:2万円~3万円

去勢手術:1.5万円~2.5万円

 

ピー子センパイ
自治体によっては避妊・去勢手術に補助金を出しているところもあります。これも動物病院に確認すれば必ず教えてもらえます。

ただし保険は適応外であることがほとんどです。

 

動物病院からみる避妊・去勢手術②

避妊・去勢手術は依頼(需要)が多い手術です。この料金を安く設定することで新規の患者さんを取り込むという戦略をとる病院もあります。
もちろん良心で安くしている病院もありますが、他の治療にはあまり自信がないために避妊・去勢手術の費用を安くして患者さんを獲得していることもあります。

 

避妊・去勢手術の流れ

TeroVesalainen / Pixabay

避妊・去勢手術の大まかな流れは以下の通りです。

①血液検査で麻酔ができるかを確認。

②数日後、手術。朝入院して夕方退院、または1泊入院のケースがある。

③1週間後、傷口を縫っている糸の抜糸をする。

 

ポイント

手術前には同意書にサインすることがほとんどです。
全身麻酔により万が一死亡などのリスクがあることを理解しました、という内容の同意書です。

少し怖いと思うかもしれませんが、これは病院の手術が上手いか下手かにかかわらず行われるものです。

 

コロ
初めての入院は緊張するもの。普段使っている布団やおもちゃ、などを持って行って、入院室に入れてもらえるように病院に頼んでくれると少し安心できるよ。

 

 

いかがだったでしょうか。

避妊・去勢手術を悩まれている方にとって少しでもお役に立てばうれしいです。

-, お役立ち

Copyright© ペットのモノシリ , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.