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こんにちは!ピー子センパイです。
最近では日本の犬の半分以上は7歳をこえた高齢犬だというデータも出ています。
それにともなって犬の認知症に対する情報も増えてきました。
コロ助もまだ子供ながら気にしています。

ぼくは大丈夫かな?
10年以上前だけど認知症の頭数を調べた研究で
ビーグルも第13位に入っていたからね。
全く心配がないとは言えないのが正直なところだよ。

※2000年代最初に犬種による認知症の発生が多いランキングが発表されています。
少し古いですが参考までに記載しておきます。
【犬の認知症・犬種ランキング】
1位 | 柴犬 |
2位 | 柴犬の雑種 |
3位 | 雑種 |
4位 | 日本犬 |
5位 | 日本犬の雑種 |
6位 | マルチーズ |
7位 | シェルティー |
8位 | プードル |
9位 | ヨークシャーテリア |
10位 | ビーグル |

認知症って予防はできるの?
ただデータはなくてもできることはあるから、今日は認知症の予防について解説していくよ。

犬の認知症が予防できるというデータはない

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ネット上などでは、
認知症の予防ができるようなことが書かれた製品などがいくつも出ています。
ですが残念ながら犬の認知症は予防できる、というしっかりとした研究はありません。
今あるのは「犬の認知症の症状を改善できるものがある」という研究のみです。
実際に認知症になってからの対策ということですね。
ただし今はデータがない、というだけでこれから出てくるかもしれません。
予防をしたい方は「症状を改善するための方法」を先取りしてやっておくというのを
私はおすすめします。
なぜならやっておいて害にになる、損をすることがないからです。(薬は除く)
ということで犬の認知症を改善できる方法を紹介します。
犬の認知症をなるべく予防するために
犬の認知症を改善できると分かっているものは以下の通りです。
犬の認知症を改善できると立証されているもの
- 体の刺激
- 脳の刺激
- 栄養
- 薬
1つずつ解説していきます。
体の刺激
人間でも認知症のケアのために脳トレや体操をするように、
犬でも体に刺激を与えることが認知症の症状を緩和できると考えられています。
認知症になっても適度な散歩が必要です。
脳の刺激
お手やおかわりなどのトレーニングや、
おやつを使う知育玩具(頭を使う遊び道具)を用いた遊びなどができます。
脳の中の神経細胞を活性化してくれるためです。
知育玩具としては以下のような製品がおすすめです。


栄養
ビタミンE、ビタミンC、オメガ-3脂肪酸、オメガ-6脂肪酸は
認知症改善に効果があるとわかっている栄養素です。
これらは
脳の神経細胞のダメージを減らす
脳の血流が増やせる
ということが分かっており、それが認知症の改善につながります。
ビタミンや脂肪酸が増量された認知症用のサプリメントについて
知りたい方はこちらの記事をお読みください。
【犬の認知症サプリメント】これ試しましたか?厳選4商品!
https://pet-monosiri.com/2019/01/14/supply/
薬
塩酸セレギリン、塩酸ドネジペルという薬の成分が
認知症の改善効果があると報告されています。
また抑肝散という漢方薬にも改善効果があるとされています。
注意ポイント
薬に関しては予防的に使うということはおすすめしません。
症状が出てしまってからのみ使用すると考えてください。
いかがだったでしょうか。
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