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【ドッグフードの国産は嘘?】
みんなの誤解、スーパーで買える国産品

更新日:

こんにちは。

ペット栄養管理士のピー子センパイです。

 

コロ助がこんなことを聞いてきました。

コロ
ぼくのたべているドッグフードは国産?
いや、今のは違うよ。アメリカ産。
ピー子センパイ
コロ
えー。国産がいいんだけど・・・
気持ちはわかるよ。でもなんで?
ピー子センパイ
コロ
それが飼い主の責任でしょ!世の中的には!

 

最後の発言はよくわかりませんが、気持ちはわかります。

おそらくそう思われているオーナーさんも多いと思います。

ただそれが「なんとなく」のことも多いのではないでしょうか?

そもそもドッグフードの国産表示には分かりづらいルールがあるのをご存知ですか?

 

こちらの記事では国産のドッグフードについて解説していきます。

 

国産とは

勘違いされていることが多いのですが、まず結論からお伝えすると

 

「国産= 原材料の産地が日本」ではない

 

ということです。

 

おそらく多くの方は「国産」と書いてあれば、

茨城とか北海道とか日本のどこかでとれた原材料からできていると思うはずです。

それは違うということです。

どういうことかを解説します。

 

フードに書いてある原産国は以下のようなルールで記載されています。

原産国はペットフードの製造工程のうち、最終加工工程を完了した国を記載する。

農林水産省HP・ペットフード安全法より

 

これだけだと意味が分かりませんので、ペットフードが作られる工程を捕捉します。

1、原材料を収穫して工場に集める

2、原材料を粉砕して混ぜる

3.混ぜ合わせたものを成型する(ドライフード)、殺菌する(缶詰)

4、成型されたものをパッケージに詰める

 

 

最終加工とは主に

ドライフードであれば「押し出し成型工程」、缶詰タイプであれば「レトルト殺菌工程」

と言われます。

つまり3が加工の最終工程ということです

ということは原材料を収穫した場所はパッケージには記載されないということです。

 

コロ
なんかだまされた感があるなー

気持ちはわかりますが、それが今のペットフードの法律なんです。

元も子もないですが・・・

 

ちなみに「ペットライン株式会社」のHPにも以下のような記載があります。

国産とうたっているメディコートやプロフェッショナルバランスなどのドッグフードを作っている会社です。

 

岐阜で加工をしているので国産と表記はしているが、

原材料が日本のものとは言っていませんよ、と読めます。

産地の限定はしていない、というのは都道府県レベルではなく、国のレベルの話です。

 

 

中国の原材料を避けにはどうすればいいか

ということで多くの方が期待する

「国産フード=日本で収穫された原材料でできている」ではありません。

 

ただ輸送のコストを考えれば、

「最終加工をする国」と「原材料を収穫している国」は近くにある傾向があります。

 

多くの方は中国の原材料のものは避けたいと思うのではないでしょうか。

そうであればヨーロッパやアメリカが原産国(最終加工工程)になっているもののほうが

中国の原材料を避けられる可能性は高いとも言えます

わざわざヨーロッパやアメリカで最終加工をするのに、

原材料を遠く離れた中国(アジア圏)から輸入するとは考えにくいからです。

 

逆に日本製のものは原材料をアジア圏から収穫する可能性が高いので

中国の原材料が使われている可能性が高まります。

 

コロ
ということは中国の原材料をなるべく避けるという意味では

・ヨーロッパやアメリカが原産国の商品を選ぶ

・国産と書いてあり、原材料の産地を明確にしている商品を選ぶ(次の章で紹介)

のがいいってことだね!

その通り!かしこくなったねコロ助!
ピー子センパイ
コロ
ひとこと余計だわい!

 

 

 

スーパーで買える国産ドッグフード

 

日清ペットフードというペットフードメーカーがあります。

栃木県の那須塩原市に研究所があります。

残留農薬をはじめとして安全性に注力してドッグフード、キャットフードを作っています。

日清ペットフードのフードの中でも「ラン・ミール」や「いぬのしあわせ」などいくつかシリーズがありますが

「JPスタイル」シリーズがおすすめです。

 

JPスタイルシリーズの主原料は国産を使用していると明記されています

なおかつ着色料も不使用であるとも明記されています。

また原材料とは別になりますが、動物病院で使われる病院食もここ数年で販売を始めています。

研究のベースがないと病院食の製造はできないことですし、

病院食の嗜好性も高いという認識が定着しつつあります。

 

 

 

 

ネット通販の国産フードは?

ネット上では広告料だけが目当ての人間が書いた、おすすめのドッグフードが多数紹介されています。

 

ほとんどの場合、共通点は

・国産

・グレインフリーまたはグルテンフリー

・高たんぱく、低脂肪

・オーガニック

 

などの文字が並びます。

これらが一緒くたになって、おいしそうな写真とよさそうな口コミが大量に書いてあり、消費者たちを洗脳しています。

 

これらのフードは1㎏3,000円など非常に高価で、それも洗脳に拍車をかけます。

高価なのは必ずしもそのフードの質がいいということではなく、

流通量が少ないために安くならない(スケールメリットがきかない)などの理由もあり得ます。

また高価な分は、紹介していたブログサイトに広告料が流れているということもあります

 

必ずしも

 

値段が高いこと=いい製品 ではないです。

 

国産というのは本記事で紹介した通りですし、

グレインフリーやグルテンフリーがすべての犬に必要なわけではありません。

高たんぱく、低脂肪についても同様です。

 

正しい情報を取ってください。

決してイメージだけで決めつけず、正しい情報からドッグフードを選んであげてください。

 

 

ドッグフード選びでもっとも必要な情報はこちらの記事で紹介しています。

必読!正しいペットフード選び(ペット初心者は特にオススメ)

 

グルテンフリーのドッグフードについてはこちら

グルテンフリーのドッグフードって意味あるの?【迷ってたらまず読んで】

 

 

 

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