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ピー子センパイです!
以前こちらの記事で、私が飼っていたビーグルがリンパ腫になったということを書きました。
その際の治療費として100万円弱がかかったのですが、その際はペット保険に加入していませんでした。
保険に入っておけばよかったなーとつくづく思ったものですが、ペットが病気になって動物病院に通院するようになるとけっこうなお金がかかりますよね。
そんな時に最近は動物病院であつかう薬をネットで購入できたりするものがあります。こちらの記事ではネットで薬を買うことについて書いていきたいと思います。
よく使われるサイト
うさパラ
最近急激に目につく機会が増えてきたサイトです。
日本であつかわれている薬の海外製品を個人輸入でき、おそらく動物病院で購入するよりもかなりお安く購入ができます。
予防薬はもちろん、アトピーや心臓病、腎臓病の薬なども取り扱われています。
本間アニマルメディカルサプライ
https://www.rakuten.ne.jp/gold/wwpc/
10年以上前から続いているサイトで一番見やすいです。
どちらかというと病院食(療法食)や予防薬に強いサイトで、薬は多くありません。
また地域によっては狂犬病やワクチン接種をホームセンターの駐車場で格安で行うなどの活動も行っています。
ペットゴー
あつかっている薬の豊富さに関しては上記2サイトの中間くらいといったかんじです。
目薬や外耳炎、下痢止めなど比較的軽度な病気に対する薬を扱っています。
またノミ・ダニの予防薬や病院食も扱っています。
ネットで買うことのリスク
本来医薬品は病院で指示を受けて使い始めるものです。
その薬を継続しなければいけない病気の時にどうしても出費を抑えたくなる気持ちも十分にわかります。
ただ薬を動物病院に通わずに使い続けるということは副作用のリスクが伴います。
うさパラのサイトの利用規約にも明確に以下のように書かれています。
「わたしたちはあくまで個人輸入の代行をしているだけで、使用に関しては自己責任でやってくださいねー」とのことです。
当然ですが副作用や何かあった時に責任はとってくれません。

こんなこと思いませんでしたか?
ただ獣医さんは薬を使うことで収入を得ています。
そんな方に熱心に治療をしてくれるでしょうか?

それは完全にきれいごとです・・・
獣医さんたちも人間です。
自分が反対の立場だったらいい気はしないでしょう?
自分たちが生活するための収入源を払ってくれない人と、きちんと収入減を払ってくれる人、無意識にでも差が出てしまうの仕方ないことではないでしょうか。
飼い主たちとおんなじ人間ですから。
ネットで薬を買うのはお得なのか?
上でも書きましたが、オーナーがネットで薬を買うということは、獣医さんたちの収入減が絶たれるということです。
ということは獣医さんたちは生きていくために他の手術や検査などの料金をあげていくしかありません。
つまり結局は別のところで自分たち(オーナーたち)に跳ね返ってくるということはすぐに想像ができます。
ですので私はトータルで見たらネットで薬を買うことはお得ではないと思っています。
ペットにかける費用は年々増えている、というのが分かっており、これは「ペットが大事に育てられている」という「いい話」として伝えられます。
ただ私は「自分たちで自分の首を絞めている」ところが少なからずあり、あまりいい話と思えません。
「今出すお金が本当にない!このままだと愛するペットを生かすことができない・・・」という状況であれば薬をネットで買うを使うのはある程度アリだと思います。
ただそこまでせっぱつまっていない状況であれば、適切な場所(動物病院)にお金を払うほうが、最終的にわたしたち飼い主にとってはお得になるのではないかと思っています。
治療トータルの費用はたいして変わらず、獣医さんも気持ちよく診察をしてくれるのですから・・・
いかがだったでしょうか?
動物薬は人間の薬ほど規制が厳しくないのでネットでの購入ができてしまうのですが、ペットを寿命を延ばすのも短くするのもオーナー次第、ということですね。
参考になったようであればぜひシェアお願いします。