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こんにちは!
男性の方なら年を取るほど気になってくる脱毛・・・周りはそんなに見ていないのに、長年のフサフサ時代を経験してきた自分自身にはどうしても気になります。
ちなみに現代の医学で科学的に「発毛」の効果が実証されている製品は「リアップ」(つけるタイプ)と「プロペシア」(飲み薬)の2商品のみだそうです。
人の場合はそれらの薬を使う脱毛(男性ホルモンの増加により発毛のサイクルが異常になることによる)がよく知られていますが、ペットの場合はそのような脱毛はなく違う場面での脱毛が問題になります。
今日はそちらを解説していきます、髪の生え際の後退におびえる、ペット業界10年、専門家1000人以上と仕事をしてきたピー子センパイです。
この記事でわかること
【換毛期】季節の変わり目の脱毛
夏になる前はそれまでの寒さに耐えるための冬用の毛を体から落とし、冬になる前は夏用の毛を落として冬用に入れ替えをします。
これが「換毛」で、ペット、特にわんちゃんはその季節ごとに体温調節を楽にする機能をもっています。室内飼いをされているご家庭だとその抜け毛の掃除はかなりストレスになる問題ですよね。
この現象自体は生体にもともと備わっている機能ですので変えることはできませんが、管理をしやすくすることはできます。
それは「シャンプーをすること」です。
定期的なブラッシングもやってきましたが、シャンプーが一番効果を感じます。それも自分でやるシャンプーではなくトリミングサロンなどに行ってのシャンプーです。
うちはこれで妻が1日に2回は掃除機をかけていたのが、かけなくても気にならない日ができたりするほど効果が見えました。
フードなどは何もせずに、1~2か月のシャンプーで毛の質が向上し、外見も大きく変わりました。
Bifore
After
脱毛対策に数千円をかけられるようであれば間違いなくおすすめします。
自宅でやるのもいいですが、効果をあまり感じなかったのと時間の手間を考えたときに圧倒的にサロンいくほうがいいと思います。
皮膚病
皮膚病といってもさまざまな病気があります。細菌感染、マラセチア、アレルギーなど数えればきりがありません。
それぞれに使う薬や治療方法は全く異なりますが、換毛期の脱毛と大きく違うのは皮膚病のほとんどの場合で赤みやかゆみがあります。またフケが出る、脂っぽい感じがする、臭いニオイが出るということもあります。
こういった事例での脱毛は病気の一症状ですので、すぐに病院に行ってみてください。
栄養面の問題
脱毛とともに毛の質が非常にゴワゴワして硬かったり、1本1本の毛が細いときは栄養面の問題も考えられます。
非常に値段の安いゴハンを与えている場合やご自身でレシピを学ばずに作った手作り食を与えている場合はそのようなことが起こりやすくなります。
また特にポメラニアンやサモエドなど毛の量が非常に多い犬種ではそれらが顕著に出やすくなります。
毛の成長には特にタンパク質(アミノ酸)、脂質、ビタミン、亜鉛などの多数の栄養素が不可欠で、しかもその必要量はある程度決まっているとはいえ個体差があります。
思い当たることがある場合はいったん少しグレードの高い食事に変更してみると改善がみられる可能性もあります。

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いかがだったでしょうか?
毛が抜ける、という現象もその原因は様々ですが、それに対する対応をざっくりとでも知っておくと無駄な労力をかけずに、解決策に近づくことができますね。
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