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犬猫の飼育数、殺処分数を解説します。【2018年版】

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JESHOOTScom / Pixabay

 

こんにちは!

ペット業界10年、専門家1000人以上と仕事をしてきたピー子センパイです。

 

最近はメディアでもかわいいペット動画が流れたり、かわいいペットのカレンダーが出たりしてます。

またそれとは反対に、捨て犬捨て猫の問題がテレビなどでも伝えられるようになりました。

どちらも業界のためにはいいことですが、ただペット業界にいる私としては、そのどちらも感情を動かす演出が多すぎて、なかなか「ホントのところはどうなんだい?」というのが伝わっていないかな、と感じています。

このブログを読んでいただいている方の多くはペットを飼っている方またはこれから飼ってみたい方だと思います。

ということで今日はいつもと少し視点を変えて「ペットの飼育のされ方」の現状を、中立的な目線でをお伝えしていきたいと思います。

 

飼われている頭数

私の両親もよく「今はペットブームだね!」と言っています。おそらくペットに関するテレビやグッズが身近になっているからだと思います。

ただ実態は少し違います。

5年前と2017年現在の飼われている頭数の変化を見てみます。

2012年 2017年
1,150万頭 890万頭
980万頭 950万頭

 

特にわんちゃんの飼育数の減少がすごいですね。悲しい・・・

ここまで飼育数が減っているのは

若い方~中年の方 → ペットにお金をかけていられない、将来が不安でお金を使えない

高齢の方 → ペットより先に自分が死ぬかもしれないと思うとかわいそうで飼えない

 

というのが大きな理由です。

この点については記事の最後でもう一度検証しています。

猫ちゃんについても、最近は猫の写真集や展覧会があるためにぎわっていると感じますが、飼われている数としてはあまり変わっていないのが現状です。

 

引取り数、殺処分の頭数

次に飼育がされなくなったなどで引き取りされた数、さらにそこから譲渡されるおうちが見つからないなどで殺処分に至った数を見てみます。(2017年)

引き取りされた数 殺処分の数
38,000頭 8,300頭
62,000頭 34,900頭

 

かなりの数が引き取りされ、さらに殺処分までいくケースが多いと感じるでしょう。

私も同じく多いと思っていますが、それでもこの数字は年々改善されています。

引取り数と殺処分は減っている(=飼い主のもとに戻されたり、新しい飼い主さんのもとに譲渡されることが増えている)ということです。

この点にもまだ問題は多数あるのですが、その記事は別にします。

ここではあくまで日本の全体像だけまず知っていただければいいと思います。

 

 

※ここまでの情報は環境省、一般社団法人ペットフード協会からの情報を参考にしています。

 

 

ペットを飼うべきか?飼わないべき?

ペットを飼わない人が増えている現状があり、

①若い方~中年の方 → ペットにお金をかけていられない、将来が不安でお金を使えない

②高齢の方 → ペットより先に自分が死ぬかもしれないと思うとかわいそうで飼えない

 

と上では書きました。

この点について、「ペットを飼えないなー」と思っている方がどこまでペットを飼うことに関して調べているかわかりません。

ただ私はもしかしたら「飼うか飼わないかを悩んでいて、そのうち悩むのが面倒になっていつの間にか飼わない状態が続いている」ということも多いのではないかと思っています。

そんな時に少しでも役立てばと思い、簡単な検証をしてみたいと思います。

 

①お金の問題

まずはペットを生涯飼うとどれくらいの費用が掛かるのかを計算してみました。

 

【子犬・子猫から飼い始めた時の、生涯で最低限使うであろう費用】

合計 初期費用 食事代 病院 生活費
5kgの犬 1,042,000円 30万円 18,000円 20,000円 15,000円
5kgの猫 1,005,000円 30万円 12,000円 20,000円 15,000円

※犬は平均寿命14歳、猫は平均寿命15歳(ペットフード協会調べ)で計算。体重は大人になった時の体重。

 

(A)初期費用

ペットショップやブリーダーなどから購入した時を想定しています。当然種類などによって変わります。また保護犬や保護猫を引きとればここはほとんどかかりません。

(B)食事

1kgあたり500円のペットフードを与えていくことを想定。

(C)病院

最低限年間2万円と想定。ずっと健康だったとしても狂犬病やワクチンなどの予防費はかかります。

(D)生活費

ペットシートや首輪などの必需品

 

上記以外にも避妊・去勢の手術やペット保険に入るなどがあれば当然増えていきます。

いかがでしょうか?100万円くらいが最低限の目安と考えていきましょう。

 

 

②年齢の問題

「この年齢でペットを飼って、自分が病気したらどうしよう」

「自分のほうが先に逝ってしまったらこの子はどうなるんだろう」

とペットのことを考える方であればあるほど、このように考えるのは当然です。

でも今はこのようなサービスがあることを知っていますか?

 

ペットと入れる老人ホーム

その名の通りペットと入居できる老人ホームです。

万が一のことがあった時もその施設を最終引受人とできるところもあります。

またホーム内に看護師さんがいるなどで、ペットの病気への対応もしやすいところもあります。

 

ペット後見互助会

あまりなじみのない言葉ですが、月々の会費を払い、万が一の際には新しい飼い主を捜してもらったり老犬老猫ホームで飼ってもらえる仕組みのことです。このようなことをしている団体さんもあります。

 

また上の2つとは少しずれますが、愛護団体やセラピー活動団体でボランティアとして関わるというのも、動物たちと関わる方法です。

愛護団体さんは人手不足のところも多くあり、そこに関わるということは少しでも多くのペットたちを幸せにできることにつながります。

Gellinger / Pixabay

 

いかがだったでしょうか?

ペットを飼うことは大きな責任がありますが、その責任感は具体的な情報を知って生まれるものです。

今飼っている方、これから飼おうとしている方、すべての方に必要な情報だと思いますので、ぜひシェアしていただければ幸いです。

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