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こんにちは!
わたしは毎朝6時に散歩に出かけます。
朝の散歩って着替えるのがホント面倒臭いですよね。
「外の温度はどれくらいかしら?」とか「人に会った時このカッコじゃマズイよなー」とか・・・
いつも愛犬ハチ(柴犬)に「おまえはいいよなー。裸のまんまで着替える必要がないから」と思いつつ玄関のドアを開けている、
ペット業界10年、専門家1000人以上と関わってきたピー子センパイです。
今日は散歩についてみていきましょう!
【犬の散歩の時間、長さ、回数について】
【時間】
まず行くべき時間ですが、特に決まりはありません。
そもそもペットは人間が勝手に飼っているわけで、自然にそこに順応していきます。(冷徹人間な言い方ですみません。でもそれが事実だと思います。)
ご家庭ごとに生活サイクルは違いますので、それぞれの時間に合わせて連れて行けば大丈夫です。
ただ人間と同じ「生き物」ですから、運動がないことはストレスになります。
刑務所でも運動の時間てありますよね。
生き物らしい生活には運動は欠かせません。
【長さ、回数】
これも決まりがあるわけではありませんが、一般的には「1日2回、20~30分くらい」してあげるといいでしょう。
ただし、もともと必要な運動量が他の犬種より多い子もいます。(ジャックラッセルテリア、ビーグルなど)
そういった子は運動が少ないとストレスを感じることもあります。
毎日長く散歩に行けない場合でも、ときどき1時間くらいドックランに連れて行く、などするといいでしょう。
ただ最近は人間との生活に順応して散歩に行きたくない子もいますよね。
ですのでやっぱり一概には言えないということです。
【散歩でダイエット!】

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「獣医さんでうちの子太ってるって言われたわ。今まで散歩は30分だったから1時間行くようにしよう」
実はこれ、あんまり役に立ちそうにありません。
犬が散歩で消費されるカロリーはあまり多くなく、概算で以下のような計算があります。
(この式が科学的に確立されているわけではありませんが、これくらい少ないといわれているということです。
1時間の散歩で消費されるカロリー=体重(kg)×1.5
ですので5kgの犬が1時間散歩しても「7.5kcal」しか消費されません。
(ちなみにあげているゴハンのパッケージに書かれている量を与えていれば、5kgの犬はだいたい1日350kcalくらい摂取しています。太り気味の子はそれよりさらに多くなります)
つまり
摂取350kcal VS 消費7.5kcal
なので散歩の時間を倍にしたからといってどんどんやせていくことはありません。
ちなみに人でも運動時の簡易計算式があります。
ジョギングした時の消費カロリーの目安は「体重(kg)×走った距離(km)」と言われます。
体重50kgの人が5kg走っても「50×5=250kcal」=お茶碗1杯分
くらいにしかなりません。
(ちなみに人はだいたい1日1,500kcal~2,000kcalを摂取していて、太り気味の方はそれよりさらに多くなります)
5km走るだけでも相当つらいですから、ご飯の量を毎回の食事の中で少しずつ減らしていく方が楽だと感じるはずです。
残念な情報を入れてしまいましたが、
もしダイエットを目的にするのであれば与えるフードやおやつの量を減らすほうが圧倒的に効率的なのです。
ダイエットの際はこちらの記事も参考にしてください。
ダイエットフードおすすめ10選 → https://pet-monosiri.com/2018/12/19/reduce-diet/
おやつのおすすめ5選とおすすめのあげ方 → https://pet-monosiri.com/2018/12/21/reduce-treat/
野菜のカロリー一覧 → https://pet-monosiri.com/2018/12/18/vegetable/
絶対に失敗しない犬のダイエット法(自動計算) → https://pet-monosiri.com/2018/12/20/reduce/
【猫も散歩?】
最近は猫を方にのせながら歩く子もYou tubeなどでいますよね。
昔飼っていた猫にリードをつけて散歩させようとして全力で拒否された経験がある私にとってはまぶしすぎる光景です。
皆さんでも飼っている猫ちゃんが散歩に行くことが現実的じゃないことも多いと思います。
じゃあ猫の運動はどうすればいいのか?
ざっくり2つあります。
①猫じゃらしなどで遊ぶ
遊ぶ行為は猫のストレスを減らすことに役立ちます。
もともともっている狩猟本能がくすぐられると思われます。
猫が喜ぶのであればどんなおもちゃでもいいです。
安いものだとガチャガチャの容器の中に鈴などを入れておくと勝手に遊んだりする子もいます。
おもちゃも値段じゃありません。
招き猫以外、お金の価値は分かりませんから・・・
②上下運動をさせる
猫は地面で遊ぶことももちろんですが、どこかにのぼったり下りたりする行為も大好きです。
キャットタワーなどはもちろんいいですし、冷蔵庫や戸棚の上を片付けてそこにときどき好きなものを置いておく、なども探索本能をくすぐるのでアリですね。

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いかがだったでしょうか。
犬も猫もストレスをためないためにも運動が必要で、そのためには飼い主さんの努力やちょっとした工夫が必要です。
快適な犬猫ライフをお過ごしください。
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